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2006.05.18
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カテゴリ: 洋画
(DVD)レプリカント

 ジャン・クロード・ヴァンダム出演のアクション映画。クレジットではヴァンダムを主役扱いしているが、真の主役は連続殺人犯を追う刑事ジェイクだった感じ。ヴァンダムも落ち目。


粗筋

ジェイクはシアトル市警を退職する。刑事としての心残りは、未婚の母親を11人も殺した殺人犯がまだ捕まっていないこと。そんなところ、国家機関が接触する。殺人犯のクローンを作り上げた。記憶もある程度コピーできた。こいつを使えば犯人の居所が分かるだろうと言うのだ。
 ジェイクは乗り気ではなかったものの、クローンを預かる。クローンは徐々にオリジナルである殺人犯の記憶が蘇り、ジェイクを殺人犯へと導く……。


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感想

あらすじを知った時はかなりぶっ飛んだ映画なんだろうなと思ったが、案外まともなアクション映画に仕上げられている。毛根から成長したクローン人間が出来上がってしまうという点と、ヴァンダム演じる殺人犯が追う刑事と比べて負傷しないという点を受け入れられれば問題ない。
 予算が限られていたからか、CGを無闇に使っていない。それが逆に役者の血が通った正統派のアクション映画にしている。本作品は、コストがかかるばかりのCGを使わなくてもアクション映画は作れる、という見本になっている。
 ヴァンダムは本作品で殺人犯とそのクローンの一人二役を演じている。ヴァンダムの方が知名度が高いからか主役扱いだが、本当の主人公はマイケル・ルーカーが演じた元刑事ジェイクだろう。ぶん殴られたり、蹴られたり、吹っ飛ばされたりと痛そうな役を難なくこなしている。なぜ知名度が低いんだろう。
 最初はクローンを「憎き殺人犯のコピー」としてゴミ扱いしていたものの、徐々にクローンを「殺人犯とは違う人間」として扱うようになり、最終的には「お前は俺の家族だ」と言うまでになる……というジェイクの心の変化は観ていて面白い。
 ヴァンダム演じる殺人犯は動機が「?」だったものの、役者の演技で凄みのあるキャラになっていた。ヴァンダムは悪役スターとして再起を図ったらどうだろうか。
 クローンはラストで売春婦と一緒になるが、これはハッピーエンドのつもりだろうか。一時的な幸せにしか見えない。つかの間の幸せが終わりを迎えたら、殺人犯のコピーでもあるクローンはどう反応するだろうか……。


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Last updated  2006.05.18 13:24:20
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