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2007.04.01
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カテゴリ: 洋画

 スパイダーマンシリーズを手がけるサム・ライミのダークヒーローアクション。
 本作がきっかけでスパイダーマンシリーズを手がけることになったのか。
 主演は、後にスターウォーズ・エピソード1や、バットマン・リターンズに出演することになるリーアム・ニーソン。


粗筋

人工皮膚の研究に取り組んでいた科学者ペイトン(リーアム・ニーソン)。彼の恋人は、使命感に燃える検事だった。ペイトンは、ふとしたことから汚職に関する資料を、恋人から受け取ってしまう。ペイトンはその資料の重要性に全く気付かず、研究所に持っていった。
 そこへ、資料を回収しに来た悪党(ラリー・ドレーク)がやってくる。悪党は、ペイトンが資料について何もかも知っていると勘違いしていた。在り処を聞き出す為にペイトンを痛め付け、資料を回収した。悪党は、研究所をペイトンと共に爆破。ペイトンを始末した。
 しかし、ペイトンは助かった。ただ、全身に火傷を負ってしまった。治療の一環として、神経を切られてしまい、痛覚を含む全ての感覚を失った。その失った感覚を補う副作用として、超人的な力を発揮できるように。病院から脱走したペイトンは、自分が開発していた人工皮膚を駆使し、他人に変身。自分をこのような目に合わせた悪党どもを負うことに。
 ただ、人工皮膚は未完成で、僅か99分で分解してしまうものだった……。


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感想

ホラー+スーパーヒーローアクション。
 やり方によっては大失敗していただろうが、鬼才サム・ライミは見事やってのけた。

 これまで映画では様々なヒーローが生み出されてきたが、ここまでダークなのは少ない。
 本作では、ダークマン誕生の経緯を描いている。
 他のスーパーヒーロー物では誕生編が無駄に長く、うんざりさせるものが少なくないが、本作はダークマンの誕生がメインのストーリーと密接に関係しているので、無駄がない。だからこそ96分という、長編映画としては短いものにまとめられたのだろう。
 他人そっくりに変装できるスーパーヒーロー、というコンセプトも面白い。

 残念なのは、1990年に製作された、ということか。
 一部の映像表現には、「当時の特撮技術が陳腐過ぎて製作者の思い通りになっていないな」と感じるのがあった。
 現在の技術で作り直したらもう少しまともな映像になっていたかも。
 また、ヒロインも残念。フランシス・マクドーマンド、て演技は酷くはないが、お世辞にも美人とはいえず、凡人のペイトンはともかく、悪党の黒幕だった開発業者社長がなぜ彼女に入れ込んだのかよく分からなかった。

 主役を演じたリーアム・ニーソンは、まさに適役。
 優秀だが不器用な男、という役を見事演じていた。

 監督のサム・ライミは、ホラー映画を手がけていたとあって、タイトルシークエンスや音楽は昔流行ったホラーっぽい。それが全体の雰囲気を盛り上げている。

 本作には、劇場公開はされなかったものの続編が数本製作されており、その中では本編で死んだ悪党(ラリー・ドレーク)が実は生きていて、ダークマンに復習する、というのもある。
 サム・ライミは、本編を製作していた時点でダークマンをシリーズ物にするつもりだったのかね。


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Last updated  2007.04.01 17:53:08
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