きらり旅日記

PR

カレンダー

プロフィール

ほしのきらり

ほしのきらり

2007.07.21
XML
カテゴリ: インド
タージマハルは、地球に現存するお墓の中で一番大きく、一番美しく、一番贅沢なお墓であると思うのです。誰が誰の為に造ったお墓なのでしょうか?その恐ろしいまでの情熱のゆえに私たちを魅了するのでしょうか?
タージ大.jpg
       【世界遺産】タージマハル この壮大なお墓は、誰が造ったのでしょうか?


              ムガール帝国    1526年~1858年


          5代目の王様 シャー・ジャハン  在位1628年~1658年


          シャー・ジャハンとは、自ら名乗った「世界王」と言う意味です。


              それほどまでに 力があったのでしょうね!



          王様が生涯愛し続けたの為に造ったお墓であります。


元々インドでは、お墓を作る習慣がありませんでした。


          王様は、奥様の為に永遠の住まいとして造った御殿だったのでしょうか?


          王様は、 白大理石 のお墓を奥様の為に建設し

          ガンジス川支流のヤムナー川対岸に、王様のお墓を 黒大理石 で建設し

           それを、橋で結び 行き来が出来るようにと考えておりました。
ヤムナー川.jpg
           それは、夢で終わったのです・・・・黒大理石のお墓の予定地




私がイランに行った時に 「タージマハルはイランの職人が造ったんだよ!」 と聞きました。


王様の奥さんは 「イランからお嫁に行った!」



          え~っ?   それって本当なのかしら・・・・・ 



確かに、タージマハルは、イランの イマーム広場のモスク とほとんど同じであります。


王様は、何らかの方法で、イランのモスクをお手本にしたのだと思います。


インドは、 白い大理石が豊富にあったために


しかし、イランでは、タイルを焼いて精密なモザイク模様でモスクを建設したのですね。



           ですから私は、

                  世界一手の込んだ建造物は、イランのイマームモスク


                  世界一美しいお墓は、タージマハルであると思うのです。                      



さ~て ここで久々の【クイズ】です。

       〔問題〕インドの王様「シャージャハン」の奥様は、何人だったでしょうか?


               1)イラン人

               2)インド人

               3)トルコ人

               4)ウズベキスタン人

               5)日本人


            答えは5択です さ~て ナニジン でしょぉ~うか?


            カチ    カチ   カチ   カチ   ブゥ~~~~ゥ








                   【正解】2)インド人


現地ガイドに聞きました「奥様は、普通の家のインド人だった」と!


              それもハート恋愛結婚です。


          王様は、大変おしゃれで ファッションリーダーでもあったそうです!


              そおかぁ~ナンパ か? どうかは わかりませんが・・・


今でもお見合い結婚が多いインドに置いて、王様が平民の女性をお后にするなんて・・情熱的っ!




「タージ・マハル」←この名前も 実は、奥様の名前なのです!


          奥様には、元々名前は、あったのですが・・・・



                    お后に決定してから 


                  「宮廷の選ばれし者」「宮廷の冠」と言う意味の


                    ムムターズ・マハル と名付けられました。


ムムターズ・マハル が 変化して



タージ・マハルとなったのです。



                  奥様の名前が そのまんま 付いたのですね! 




                        しかし 男と言う者の愛について



                        理解できない事があるのです!



                        生涯愛し続けた王妃がありながら・・・



                        沢山の側室がいたそうなんですよ!



                        その辺は、許せないと思う男のサガ



              そんな理由が あったのか 無かったのか?



              奥様は、どこにも同行したそうです。


              たとえ火の中水の中 戦場の中!



                その成果の子どもは、なんと~14人



              15人目を戦地で出産する時に 奥様は、産褥熱でなくなったのです。



                     38歳だったそうです。



               38歳で15人かぁ~やっぱし側室は必要だったのかも?



                     でも そんな男の言い訳を許したらあかんがな!




                     王様は、大変悲しみました!



                     立派なお墓を建ててもその悲しみが



                     生涯癒える事は 無かったそうです。



         王様の愛の記念碑「タージマハル」の建設には、20年の歳月がかかりました。



         材料は、インド国内に大きな大理石の産地から運びました。



         はめ込んである宝石は、世界各地から集めたそうですが・・・



         インドは、世界有数の宝石算出国ですから贅沢に使われたのですね。



         職人は、世界各地から呼び寄せたそうですから



                  天文学的なお金がかかったのですね!



                  ムガール帝国は、大変豊かな国だったそうですが・・



                  王様のお墓の建設費用に寄って



                  国力が衰えたのであります。



                  それ程までに愛が深かったと思うと・・・・



                  やっぱし 男って・・・・・



その後の王様の人生は、大変可哀想な事になります。


王様は、長男に家督を譲る事にしますが、長男は殺され!  次男も殺されます!


犯人は、三男の「ウラングゼーブ」です (多分)


ウラングゼーブは、王位に付くと、


シャー・ジャハンをお城の座敷牢に閉じ込めます!


シャー・ジャハンは、生涯「タージマハル」を遠くに見ながら暮らします。


最後には、三男に殺されてしまったらしいですが・・・・これは、うわさです。



閉じ込められたお城も見てきたので・・・・お楽しみに・・・・・この話は多分つづきます。



「旅行ブログ」ランキングに参加していますクリックよろしく→ にほんブログ村 旅行ブログへ ありがとう ハート





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007.07.21 11:41:39


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: