♪こやじさんたら お手紙食べた

♪こやじさんたら お手紙食べた

2004年【1歳6か月】

【北海道 5泊6日】
2004年5月4日~9日
(福岡)→小樽→札幌→朝里川→(福岡)

こやじさん(1歳6ヶ月)にとって初の遠出
福岡に前後泊する ゆったりした旅程

【1日め。】
シーホークホテル&リゾート( 現在は JALリゾート シーホークホテル福岡 )に宿泊。




◎子連れが多くて気がねなし

【2日め。】
こやじさんは機上の人に。
予想していたとはいえ。大泣き。
おさまらない。

「お散歩しましょうか」
客室乗務員さんの計らいで、
オットが、こやじさんを連れて機内のうしろへ行った。

しばらくして戻ってくる。
こやじさん、わめく。
また、うしろへ。
しばらくして戻ってくる。
こやじさん、わめく。
どうしようもない。
オットでは。

交代して、こやじさんと機内のうしろへ行った。
おんぶしてなだめる。
そのうち、こやじさんは眠った。
機内のうしろの席は空いていたので、こやじさんを抱いて座らせてもらった。
窓から、陸地と、きらきら光る海が見えた。
下北半島だ。
北海道まで、もう一息。

こやじさんは着陸するときには目を覚ました。
泣き顔になったけど、すぐ落ち着いた。笑顔も少し見せた。

++小樽にて++
オットおじーちゃん、オットおばーちゃんと、
こやじさん、初節句以来のご対面。

夕食は、みんなで寿司屋通りの M寿司 へ。(個室がある)
おいしいお寿司だ。(でも\高い)
焼いた海老のお吸い物が香ばしく、気に入った。
メニューにないサラダを頼んだら、量が予想以上で食べきれなかった。
もったいなかった。
ドレッシングがフツーのフレンチであったのは、いけてなかった。
すっぱくって、ダメ…。
寿司屋でサラダ頼むのが、まちがいか。

この日のこやじさんは、興奮したのか、なかなか寝つかなかった。
1日で、いろんなことがあったものなぁ。

++本日の宿++



◎大浴場がある

++小樽でのお買いもの++
北一硝子 へ。

醤油さしと、りんごのオブジェ(当時)を購入。

【3日め。】
札幌にて。
お昼はジンギスカン。
サッポロファクトリー 内のお店にした。

たれがさらっとして好みだった。

ところで。
サッポロファクトリーって棟が分かれてて、複雑。
赤ちゃん連れは、あまり大きな施設には行かない方が楽かな。
駐車場に戻るのが大変。
でも、トイザらスが近くにあった。
紙オムツとか粉ミルクを買い足すのには便利だ。

午後3時過ぎ。札幌から赤井川村のホテルを目指す。

このあたりで、気分は下降していた。

旅に出て、いろいろなことが思ったように運ばない。
食事も落ち着いて食べることができない。
時間には余裕を持って日程を組んでいるはずなのに、いっぱいいっぱい。
子連れ旅ってこんなものなのか?

車は、街から山へ向かった。
山に雪が残っている。
海と家並みは小さく、おもちゃの街のように眼下になった。

午後5時半。
ホテルに到着。
そっと、ホテルの木のドアを開けて中へ入った。

++本日の宿++

★ttp://www.arisfarm.com/drom.htm
↑ホテル・ドローム


“夢”という名のホテルだ。

◎夕食
窓から白樺の林が見えるレストランで。
こやじさんは、子供用いすに座らせてもらい、ごきげん。
(これがいつまで続くか)

丸いテーブルの上には、ナプキンを囲んで、
ナイフとフォーク、スープスプーンがお行儀よく並んでいた。
おっ、これはフルコースの構え~~~。

「(ナイフとフォーク)内側から取るんだっけ?」
オットが、無知な質問を。
「外側でしょ」
小声で答える。

たしかに、いつもはファミレスと廻る寿司屋に行ってて、
久しぶりに(本当に久しぶりに)
ナイフやらフォークやらが並んでいる食卓を見たら、
ど~でしたっけになりますな…。

オットがグラスワイン(赤)を頼んでくれた。
ろまんちっく…。
に、ならないのが、子連れ。

「はいっ、はいっ」
オットとぽちはツバメの親のように、
こやじさんの口に食べ物を運びつつ、自分たちも食べる。
目の前の皿を空にすることに専念。

「ホタテの…前菜です」
「かぼちゃのスープ…」
「魚…、バルサミコソース…」
「ステーキ…」

※当時の夕食内容です
  2005年に経営者が変わって
  食事内容も変わっていると思われます


こやじさんに神経を向けているので、
断片的にしか聞いていないスタッフの料理説明。ごめんよ。

結局、こやじさんのごきげんは、デザートの洋梨のタルトまでもたなかった。

この旅でわかったこと。
こやじさんは自分が腹いっぱいになると、暴れだす。

デザートの洋梨のタルトと、エスプレッソコーヒー。
オットとぽちは交代で、
こやじさんをレストランから連れ出していただいた。

「タルト、洋梨が半分、おっきいのがのせてあったね~。
味わって食べたかった…」
オットは、いつまでも残念そうだった。

あわてて食べた思い出が、おいしいのかもしれないよ。

その夜は、窓から見える夜の風景がめずらしかった。
明かりといえば、このホテルの灯す明かりだけなのだ。
部屋の明かりを消して、窓を開けた。
川の水音が聞こえる。星が見えた。

【4日め。】
朝食までの間、ホテルの周りをお散歩。
朝露をビーズのようにつけたとや石ころの上を、こやじさんは歩いた。

知らないところへ行くと、赤子は思いがけないことをするもんだ。
かわいい小石を1個拾うと、口に入れかけた。
北海道の石は、おいしい?

午前10時前、ホテルをチェックアウト。空港へ向かう。

++赤井川周辺の観光++
観光牧場(←たぶん ポピの丘 )で休憩。 ソフトクリームがおいしかった。

途中、小樽市を見渡す山の展望台で記念写真。

さて、帰りの飛行機。
こやじさんは。
えー。寝ませんでしたとも。

【5日め。】
シーホークホテル&リゾート(当時)に宿泊。
翌日、 16区 に寄った。

★ttp://www.kyushu-cake.com/fukuoka/16ku/

ここでまた、ゆっくりケーキがいただける日はいつか?
お持ち帰りに安心なブルーベリーパイ(タルトレットミルティーユ)と、
パウンドケーキを何種類か選んだ。

そして、おうちへ無事帰還!

こやじさんはいきなり、
玄関内にたたんであるベビーカーの車輪をくきくき回していた。
どうあっても、まず車輪か。



2010年3月23日更新(見直し)



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