【大分別府 1泊2日】 2004年6月4日~5日 マイカー旅行 本州→九州間をフェリーで移動 帰りは高速(道路)で |
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+++1日め。+++ こやじさん、フェリー、初体験。 オットは、船内で眠れると思っていた。アマ~い。 寝なかったね…。こやじさんは。 そのうえ、船内でウン○を。 船内に、赤子のおむつ替えスペースはなかった。 誰もいないブースでおむつ替えをした。 平日の乗客は少なかったのが、さいわい。 時間がかかっても、 マイカーで高速道路を使って移動するのが、赤子連れにはいいのかな。 +++今日のお宿。+++ ★ttp://www.yunooka.com/ 料理が垢抜けていた。 「ゆっくり食べれたら、もっとおいしいんだけどねー」 と、オットはぼやいていた。 の、割に、生ビールに冷酒まで飲んでいた。 露天の家族風呂も楽しかった。 前、H温泉 (このときの宿は、子連れにはおススメではない) では泣いてしまったこやじさんが、今回笑顔。 ただ、露天風呂は蚊が多かった。 どこでもべーブ 、持って行ったのに、 かんじんの露店風呂に行くたび忘れた…。 +++2日め。+++ 早朝、またみんなで露店風呂に入った。 また、あたま、あらうでちゅか? カン違いして、一瞬泣く、こやじさん。 つかるだけだよー。 それから、朝ご飯。 だご汁 が出た。 だご汁は豚汁ベースに、うどんを平たくのしたようなのが入っているもの? 鍋ごと、ガスコンロ付きだったので、最後まであたたかくいただいた。 しあわせ。 ゆでたまごもあった。 温泉の蒸気で蒸したんだね。 ほんのり生の黄身色が残っているゆでたまごは、 たかがゆでたまご。されど、ゆでたまご。 さて。 宿をチェックアウトしたあとは、どこへ行こう。 霊場。 九州にも四国と同じように、 たくさんの霊場があると知ったのは、つい最近。 旅先で霊場めぐりというプランになるあたりー。 オットとぽち、年だけは円熟夫婦。 実は昨夜、ひやっとしたことがあった。 宿のお食事処で、こやじさんは座敷のふちの柱につかまっていた。 そして、くりんと回転して、座敷から下の床へ落ちた。 オットとぽちがそばにいたのに。 あっと思ったときは、間に合わなかった。 こやじさんは床に仰向けに落ちて、うわぁんと泣いた。 その頭の何cmか先には、踏み石が。 こやじさんは踏み石と踏み石の間に落ちていたのだった。 びっくりしただけですんだ。幸運。 そういう幸運が、 神様〈もしくは仏様〉に守られて起こるなら、 ずっとずっと神様〈もしくは仏様〉に、こやじさんを守っていてほしいのだ。 目的の霊場へ行き、そこを後にするまでに要した時間=3時間。 お守りゲットも楽ではない。 我々の後ろに並んでいた夫婦は、しびれを切らし帰ったみたい。 ここで3時間待てる夫婦は、そりゃ、忍耐強く(婚姻生活維持)なるだろ。 目的達成のためにふんばって、そりゃ、成功するだろ。 みょーに納得したのだった。 |
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【湯原温泉 1泊2日】2005年3月21日~3月22日 |
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+++1日め。+++ 子連れで旅に出るコト。 それは、ジゴウジトク(自業自得)旅になることをカクゴする旅である。 目的地までは、3時間半の道のり。 うんちが出なければ、紙オムツの交換も、宿に着いてからでもよさそうだ。 その読みは甘かった。 「あめあめあめあめあめ」 突如、高速道路を走る車中で号泣しはじめた、こやじさん。 「あめあめあめあめ」 なんのことかわからない。 「…りるぅ…りるぅ」 ↑帰る?降りる? ここは高速(道路)。どっちもできない。 さっき、ミルクを飲んだばかり。 おなかが空いているのじゃない。 熱もない。 チャイルドシートの座り心地が悪い? 着ている服の金具か何かあたってる? 「(紙)オムツが気持ち悪いの?」 思いつくことを聞いてみる。 「…ぉむつがきもちわるぃぃ」 と、こやじさんがくり返したようだった。 いちばん近くのサービスエリアにすべりこむ。 身障者用トイレを借りる。(家族で入ることができる) こやじさんのいちばん上の服を脱がしたら。 下のオーバーオール、シャツ、ズボン、タイツ…、 おしっこがしみ出している! ※そういえば、Tオムツに替えてから、 朝、ちょっとオムツからしみ出ているという事態が多かった 私は、こやじさんのおしっこの量がふえたんだと思っていた けど、もしかしたら吸収力が弱いのかもしれない 今までの旅のときは、Gオムツを使用していたことも思い出した 緊急用衣類(常備)、発動。 紙オムツを替えたころには、こやじさんに笑顔が戻った。 車に戻って、一路、宿へ。 こやじさんは、ちょっと放心状態のような感じ。 生まれて初めて体験した危機を乗り越えたから? 「あの、『あめあめあめあめ~』って、こやじさんが言ったの、 雨のことだったのかなぁ 」 ふと。 おしりがあめだったのでちゅか? +++本日の宿。+++ ![]() 「おかえりなさい」 と、その宿の人は迎えてくれる。 予定より到着時間が遅れたので、 予約しておいた家族風呂(無料)へ、すぐ。 赤子は、ここ(家族風呂)で洗ってしまうが勝ち。 子連れに家族風呂は必須だねぇ。 しかし。 こやじさんは大きな風呂がこわい。 こやじさんの温泉宿デビューは、生後10ヶ月のとき。 扱いからいくと、年々(って、まだ2年)扱いにくくなっている。 大浴場にも入っていたのになぁ。 泣かなかったのになぁ。 2歳児、1度、こわいとか、いやだとか思うと、ダメである。 夕食は食事どころ。 テーブル席もあるけど我々は座敷席。 これは事前に確認しておいた。 座敷は縁側のように、とても低い上がりぶちが設けてあった。 敷石もない。 ほっ。 これなら、もし、こやじさんが落ちても、まず、けがはない。 座敷も大人6人ぐらいが、悠々くつろげそうな広さ。 家族3人には広~い。 広いと、それだけ食卓に子供が近づかないですむから、ほんと安心。 そして、子連れ旅の友、おもちゃ登場。 今回はミニカー6台と、メモ帳、色鉛筆。 こやじさんは、ミニカーを並べて遊ぶのが好きで。 今回、とっても集中して遊んでくれて助かった。 ゆったり食事ができるほどではないけどね。 地酒も飲んだ。 鍋の雑炊も残さず食べた。 こやじさんは、鍋の白菜をよく食べてくれた。 今まで苦手かなと思っていたけど。 たしかに甘かったな。あの白菜。 おいしければ食べるんだね。 食事中、こやじさんが暴れまわることもなく、ケガすることこともなく。 平穏に1日は終わると思った。 が。 オムツもはずれていない子供を温泉に連れてきたのは、 私たちのわがままね、と知ることとなる。 替わりばんこに、こやじさんの面倒をみて、 それぞれ温泉を楽しんだ、オットとぽち。 今回、はじめてマッサージ(30分)を頼んでみたりして。 最初、オットに、 「どう?」 ってふったら、 「(自分は)肩こってないから。ぽち、やったら」 と言ってくれたので。 じゃ~ん。 マッサージのおばちゃん登場。 ぽちの母ぐらいの方なので、なんか恐縮する。 そして、ぽちの肩に触れたとたん、おばちゃん宣告。 「(肩)こってます」 。 「これでは、 食欲ない でしょう」 「はぁ…、ずっとこんなものかなぁと思ってやってきたので…」 ごにょごにょ。 肩こり治ったら、 今より 食欲出るんだ~。 マッサージが終わって、自分の肩にふれると、やわやわ~。 そうか~。 普通、肩ってこうなのね。 しあわせ~。 そのあと、子連れ旅の醍醐味。 思いがけない寝かせつけ地獄となろうとは。 PM11時になろうかというのに、こやじさんはなかなか寝付かなかった。 いつまでも遊びたがった。 そこで、電気を消して抱え込んだら数分もしないうちに、 こやじさんは眠った。 やれやれ。 おやすみなさい。 それで、何分か何10分過ぎたか? こやじさんを腕枕した腕がぬれてる感触を感じた。 こやじさん、汗をかいている。 ふとんをけ飛ばしたときのために、1枚多く着せていた。 暑いのね。 起こして脱がす。 ふきげんな、こやじさん。 こやじさんの声で、オットも起きた。 こやじ、どんどんふきげん。 抱っこであやす、ぽち。 こやじ、寝た。 ふとんにおろす。 「うぎ~」 こやじ、起きる。 も1回、抱っこ。 こやじ寝た。 おろす。 「うぎ」 オットが抱っこを替わる。 でも、おんなじ。 寝たはずのこやじさんは、ふとんにおろすと起きる。 何回、くり返しても。 横になって眠ることを、拒むこやじ。 いつまで続くのこりゃこりゃ。 こやじさんを腹の上に乗せたまま、横たわったり。 いすにもたれる形で抱っこしたまま座り寝したり。 オット→ぽち→オット→ぽち…。 あいだ、何度も、こやじさんを落ち着かせようと、 おっぱいをふくませようとするがダメ。 しかし、ついに、おっぱいに食いついてくれた! すかさず、オットが(フォローアップ)ミルクの入った マグマグ の吸い口を、 こやじさんの口に近づける。 こやじさんは、ミルクも、ごくごくっと飲んだ。 そうして、寝息をたてはじめた。 今度はふとんに降ろしても、眠ったまま。 よかった。 オットとぽちは、ようやく安心して横になった。 子連れ旅、まさに1歩進んで、2歩さがる。 まっさーじのかいはありまちたか? +++2日め+++ 温泉に泊まったからには、朝湯。 先にオットが出かけた。 私たちの部屋からは、屋上露店風呂が近い。 そっちに行くと行っていたのだが…。 「雨はたいしたことないんだけど、風が強くて、下の大浴場に行った」 そうな。 今日は雨なのだった。 「それは、 こんじょ(根性)なし じゃないの? 私が行って、たしかめてやる」 ぽちは鼻息荒く、屋上露店風呂へ。 引き戸を少し、あけたとたん。 ごぉおおおおおおおお。 (←風) …。 下の大浴場へ行くことにした。 こんじょ(根性)なしの夫婦である。 味わい深い朝食(芋入りおかゆやら、おこげ付きごはん、高原の牛乳) などをたいらげたら、もうチェックアウトの時間。 風雨の中、車に乗り込む。 宿の人が、 「おやつです」 と、ゆで卵とかきもち(3つずつ)を差し入れてくれた。 (こやじさんも人数に入っているね♪) この宿は見送りの時間、玄関のところにあるかまど?で、 卵をゆでたり、かきもちを焼いているのだ。 今日は風雨の中、かっぱ姿のかまど?係。 ありがとう~~。 そうして、 「また、おかえりくださいね」 と、送り出された。 車中、こやじさんは、すぐにかきもちに食いついて、 ほぼ3枚ともたいらげる勢いだった。しかし。 眠りの神サマが。 かきもちの最後の1枚をにぎったまま、眠りはじめる、こやじさん。 オットに、まったくあげないのもなと思い (こやじさんがこぼしたかけらを、ぽちは食べた)、 こやじさんの手から、かきもちを抜き取ってオットに渡した。 オットが、 「いいよ。こやじさんにあげるよ」 って言えば、こやじさんの手に戻したのだが。 オットは、そういう人じゃなかった。 食べた。 そのあと。 こやじさんが目覚めると、自分の手に持っていたはずのかきもちが ない 。 「ぱんんんん~」(←はじめて食べたかきもちをパンと思っている) と、すごーく、せつなそうにつぶやいていた。 すまん。 |
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【神戸 1泊2日】 2005年7月17日~7月18日 |
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+++1日め+++ 【楽園酒家】 中華街で夕飯。 こやじさん、シュウマイと春巻きの外側(ぱりぱり)を、よく食べてくれた。 【ダニエル】 神戸大丸には、『ラ テラス ダニエル』という名で、カフェがある。 実は、お昼のあとにカフェでお茶の計画だった。 けれど、カフェの様子を見てやめた。 上品な大人の空間だったのだもの…。 こやじにはムリさ。 最後にお持ち帰りにして、ホテルで食べようということになった。 夕方、ショーケースの中のケーキは数えるばかりになってしまい、 さみしかった。 ホテルに帰って、お茶。 家から持参した、ブルックスのドリップパックコーヒーで。 さてさて、そうして1日は平和に終わる…、ことなく。 またまた、こやじとの戦いのゴングが鳴るのですわ。 +++2日め+++ 【フロインドリーブ】 行きたかったカフェ。 ★ttp://www.mars.dti.ne.jp/~ghb1266/ ムリだった。 こやじさんが泣いて、がんとしてカフェに入ってくれず。 クルマに戻ってから、じわじわと何ともいえない気持ちがわきあがってきて。 荒れたわ。久しぶり。 赤子に怒りを向けてはいけないとわかっている。 で、その背景に怒ってしまう。 「だめだね」(カフェに入るのはあきらめよう) ぽちより先に、オットがそう言った。 オット、リングにタオルを投げ入れるのが早すぎやしないか? いつだって、そうだ。 ぽちは執着する。 オットはこだわらない。 この温度差。 育児や家について。 日常について。 ぽちの仕事について。 オットはぽちほどに考えてないと感じる。 せめて、もう1押し。 「ママが楽しみにしていたんだから、いっしょにお茶にしようよ」 って、こやじさんに言ってくれてもいいじゃないか、オット。 |
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2005年1月19日 |
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