きらりの旅日記

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星野きらり

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2006年08月04日

エジプトの歴史を知るには、宗教を切り離す事は無理！

(12)

カテゴリ：エジプト

ルクソール神殿の第一塔門を入ると、私達はすでにタイムマシーンに乗り組んだと言っても過言でない世界に身を置くのであります。

【　古　代　エ　ジ　プ　ト　遺　跡　に　イ　ス　ラ　ー　ム　寺　院　】

　　　　　　　ルクソール神殿第一塔門に入ると左側に目を奪われる不思議な建物がある？？

　　　　　　　　　　　　イスラーム寺院に必ずある「ミナーレット」右上の塔

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　玄関のモザイク模様！

　　　　　　　　　　　　　　　夕方なので遺跡の柱が映っていますが・・・

　　　　　　　　　　　　古代エジプトは、太陽を始とする神様の世界でありました。

なぜ？

　　　　　　　　　　　　　　　確かにこれはイスラーム寺院であります！

　　　　　　　　　　　　　　　歴史を語らねばどうしても解決できない。

〔簡単な歴史〕

　　古代エジプトは、何世紀にもわたり帝国を築いていた（ルクソールは当時首都であった）

　　紀元前６２７年　アッシリア王に侵攻された頃から陰りをみせはじめる。

　　紀元前８４年　プトレマイオス王家が首都であったルクソール（テーベ）の遺跡を破壊した。

　　ローマの支配下になった時代には瓦礫の山となった遺跡を利用してキリスト教会が造られた。

　　次に中東イスラームの支配下になり、モスクが造られるようになった。

モスクが古代エジプト遺跡の上に乗っている理由

　　　　イスラーム時代になり、ルクソール神殿は、半分位が砂に埋もれておりました。

砂の下でありました。

　　　　　　　　　　　　（下の方の「日干しレンガ」との境をご確認下さい）

　　　　　　　　　　　　　　　土台は、古代遺跡であります。

　　　　　　　　　　　　　その土台を利用して、モスクは建てられました。

　ミナーレットもありますね！

　　　　　　　エジプトのイスラーム寺院は、１階が男性　２階が女性信者が礼拝を行ないます。

　　　　　　　　　　　　　　　　必ず寺院は２階以上が必要であります。