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レジデンツは知る人ぞしるサン・フランシスコを拠点に活動するアングラ目玉親父集団。メンバーなどは一切不詳。いつの時代もアヴァンギャルドで実験的な試みで、アンチ・ポップな音作りをしてきました。と説明しても、聴かなきゃわからん音です...マイナー音楽・アングラ音楽に興味のない人にはお薦めできませんね(苦笑)
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The Residents
おどろおどろしいプリミティブな雰囲気な中にも幻想的で甘美なメロディに満ちたセカンド・アルバム。
Duck Stab/Buster & Glen
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The Residents
一転してヴォーカル曲中心の5作目。オープニングの"Constantinople"はTMBGもカバーしているカントリーの定番だが、彼らの手にかかると居心地とか予定調和とかといった概念がすべて破壊されしまう、そんな楽しいアルバムです。
Heaven?
The Residents
本作は80年代前半までに発表された作品のコンピレーション(’86)。同時期に発表の"Hell!"も同様に特別編集盤のようだが、"Heaven?"も"Hell!"今は廃盤になっているとのこと。選曲からいって、Heven?はソフトな曲、Hell!はハードな曲が中心のようだ。再発を願う。ジェームス・ブラウンの"It’s a Man’s Man’s Man’s World"のカバーはお勧め。
Twenty-five Years
of Eyeball Excellece
The Residents
Residentsの国内盤が最近、出始めました。なぜ、いまさら?と思ってたら、どうやらCD-ROMなどで一躍有名な存在になっていたようです。確かにTVゲームのBGMなどにはぴったりくる音楽かもしれませんが、世の中わからんもんですね。というわけで、本作は彼らの25周年記念の日本限定の企画モノです。世界で一番忠実な(?)"Satisfaction"のカバーや"It’s a Man’s...."のカバーもレア・トラックながら網羅してます。マイケル・ジャクソンの"Billie Jean"風のダンスナンバー"Kawliga"やどこかに行ってしまいそうな"Star And Stripe Forever"は微笑ましいっす。
もともとカレッジ・ロックの草分け的な存在だったが、メジャー移籍後のヒットによって一躍90年代で最も重要なライブ・バンドと目されてきたR.E.M.。時代の流れとは距離を置き、時には逆流してまでも自分たちのスタイルと実験精神を貫いています。個人的には、一緒に成長してきたという思い入れが強いバンドですね。
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Murmur
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R.E.M.
R.E.M.の記念すべき1stフル・アルバム。それまでもカレッジ系のラジオ曲で大きな支持を得ていたが、ローリング・ストーン誌のアルバム・オブ・ジ・イヤーに選ばれるなど音楽誌の絶賛という追い風もあって、いきなり脚光を浴びた。シンプルかつ神秘的なスタイプのヴォーカルと幻想的なピーターのギター・サウンドが反響している点が魅力的。シングルとは一味違った静寂な雰囲気の"Radio Free Europe", "Laughing","Talking About the Passion","Catapult","Prefect Circle", "We Walk"など秀作揃い。
Reckoning
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R.E.M.
3週間という短期間で製作された2作目。楽曲自体のクオリティーも確実に向上している。"7 Chinese Bros.","(don’t go back to)Rockville"などを収録。本作を契機にライブ活動を精力的に行うことになり、知名度を上げるとともにライブ・バンドとしての実力を培っていく。ちなみに、この年の秋に初来日を果たし、早稲田の学園祭で爆風スランプなどの前座(?)を務めたのはあまりにも有名な話。
Fable of Reconstruction
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R.E.M.
個人的にR.E.M.と出会いとなった一枚で、昔にレンタル・レコード屋がCDへの入れ替えからか、それとも単に回転が悪かったからか、発売間もなかったこのアナログ盤を300円で売ってて、当時CDプレーヤーをまだ持ってなかったので、のを躊躇なくゲットしました。前作までとはがらっと変わり、意識的にダークで陰鬱な感じに仕上がっているが、"Driver 8"や"Can’t Get There From Here"など隠れ名曲もあり。思い入れのせいもあるが、世間で言われてるほど悪い出来ではなく、初期のR.E.M.が十分楽しめると思うけどな。。。
Lifes Rich Pageant
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R.E.M.
それまでは、どことなくフォーク・ロック、ネオ・サイケなどのジャンルで捉えられてきた彼らが、ライブ・バンドとしての実力を培ってハードなサウンドを披露した4作目。サウンドだけでなく、環境問題、米国の中南米侵攻問題など社会問題・政治問題への言及からアグレッシブなイメージも本作から徐々に強めていく。"Begin the Begin", "These Days", "Fall on Me"など収録。
Dead Letter Office
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R.E.M.
『Lifes Rich Pageant』までにリリースされたシングルのB面の曲やアルバム未収録曲をかき集めたコンピレーション盤。CDではデビュー・ミニ・アルバム『chronic town』がカップリングされているので、そういった意味でも貴重なアイテム。AerosmithやThe Velvet Undergroundのカバーなどその影響やロックンロールへの愛着といったものが窺え、『chronic town』は彼らがカレッジ・ラジオでブレークしてた頃の雰囲気が伝わる、R.E.M.のバックグラウンドを知るには格好の一枚で、一時期は穴があくほど聴きましたね。
Document
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R.E.M.
オリジナル・アルバムとしてはIRS最後、通算で5枚目のアルバム。"The One I Love"や"It’s the End of World(As We Know It, I feel Fine)"などヒット曲を収録。本作でも政治をテーマにしたハードな曲が多く、この頃のR.E.M.はとかくメッセージ・バンドと見られていたが、その編曲に反して楽曲自体は比較的POP寄りになっており、しかも本作ではうまくそのバランスがとられていると思う。ただ、オーバープロデュースということも言えるかな!?
Green
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R.E.M.
IRSからWarner Brothersへ移籍して初のアルバム(通算6作目)。メジャー・レーベルでの初作品。大統領選に合わせて、発売広告を掲載したので有名。政治を作品に関与させることが頻繁になったことに対する反省からか、本作以降のそういったコミットメントが段々と薄くなっていく。メンバー自身の政治への活動はその後も意欲的だったが、おそらく自身の作品自体、楽曲自体の価値を自覚し、一義的・平面的に解釈されてしまうということからの自由を選択したのでは、と個人的には推測しているのだが。本作の中で数曲ピーター・バックがギターをマンドリンに持ち替えてプレイし、感傷的なR.E.M.節が開花している。スタイプの声がはっきりし、"POP SONG ’89", "Get Up"、"Stand"などポップな曲調のナンバーが増えたというののも特徴。好きな曲は、"World Leaders Pretend","Orange Crush"。特に、"World~"は隠れ名曲だと思うなあ。
Out of Time
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R.E.M.
このアルバムでR.E.M.は遂に初の全米1位を記録したR.E.M.のメジャーとしての地位を決定的にした作品(7作目)。当時は嬉しかった反面、遠い所に行ってしまった気が。。。ちょうど、大学卒業した直後にリリースされ、新入社員研修の最中ずっと聞いていた記憶があるなあ。"Green"に引き続き、ピーター・バックのマンダリンが全面的にフューチャリングされてより感傷的に。"LOSING MY RELIGION"は傑作中の傑作だし、アルバムの曲全体がバラエティーに富んで、ルーツ・ロックの名盤としても評価されるべきだと思うな。。
Automatic for the People
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R.E.M.
この頃には、オルタナティブの代表格と目され、しかも絶えず変化を求めるR.E.M.が、マンダリンから一転してアコギ路線に回帰した8作目。ポップな"The Sidewinder Sleeps Tonite"やしっとりした"Everybody Hurts"、"Nightswimming"、"Try Not To Breathe"、"Man On The Moon"など楽曲面で見ると、名曲の宝庫。シングルとなった"Drive"もライブでタイトなアレンジでプレイされることがあり、一聴の価値あり。
Monster
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R.E.M.
グランジ(既に死語!?)一色に染められたハード・サウンド回帰のアルバム(9作目)。このアルバムを聴くと、ロッキー・エリクソンの影響をもろに受けてることが分かります。やはり、彼らの中で南部としてのアイデンテティーが強調されたか?全般的にダークで重々しい曲が中心。"what’s the frequency,kenneth?", "King Of Comedy", "Strange Currencies","Bang and Blame"など収録。
New Adventure in Hi-Fi
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R.E.M.
10作目となる本作は前作の"Monster"の系統を引くが、グランジな感じは一歩後退して、ちょっとおとなしめに。地味な印象のアルバムだが、ほとんどスタジオ録音以外の音源で、リアルなグルーブをそのまま生かした実験精神や、彼らの作品主義みたいな傾向がここから拍車がかかった感がある。
Up
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R.E.M.
健康上の理由でドラマーのBill Berryが脱退後に制作された。どことなく窒息しそうな閉塞感と新しい世界の踏み出そうとする意欲の織り交ざった複雑な雰囲気が漂う。"Lotus",R.E.M.らしい美しいメロディが織り成す"At My Most Beautiful","Daysleeper",自身達の苦悩とイメージがダブる"Parakeet"など収録。
Reveal
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R.E.M.
実験的な意味合いが強かった前作"UP"も個人的には好きだったが、方向性がすっきりした本作もなかなかグーです。 アルバム全体的には、随所にR.E.M.らしいフレージングが散りばめられているが、それがマンネリ化するどころかむしろ新鮮に聞こえるのが彼らの魅力かな?心の傷を癒す真の<癒し系>とは、まさにR.E.M.ではないかと確信する一作です。"The Lifting","All The Way To Reno","She Just Wants To Be","Imitation Of Life"など収録。
In Time: The Best of R.E.M. 1988-2003
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R.E.M.
IRS時代の音源は色々なベスト盤がリリースされていて、Dead Letter Officeを除いてはどれも企画モノという印象がありましたが、今回のWarnerでのベスト盤はメンバー自らが選曲したようです。Green、Out of Time、Monsterからの曲が少なく選曲にやや不満は残りますが、Man On The Moon/The Great Beyondに始まりEverybody Hurts/At My Most Beautiful/Nightswimmingで終わっている事に象徴されているように、ここ数年好セールスを記録しているヨーロッパでの受けをかなり意識しているようです。ヒット集とレア集をそれぞれ2枚組みで2つに分けて欲しかった、というのはちょっと贅沢かな? しかし、何と言ってもDead Letter Office以来となるPeter Buckの手による全曲紹介のライナー・ノーツだけでも買う価値ありですよね。
Around The Sun
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R.E.M.
大統領選にリリースのタイミングを合わせた点では『Green』、地味ながら佳曲揃いという点では『Automatic For the People』とリリース前には比較され、ベスト盤『In Time』のリリースでは新作の枯渇を心配しましたが、それらの懸念を見事に払拭した久々の新譜です。 3人として再スタートした『Up』で手探りによる実験で得た収穫を、『Reveal』の制作過程で「自分たちの原点に立ち戻って昇華させれば、まだまだ良い曲を演れるんだ」という自信を取り戻し、そして『Around the Sun』でそれらの成果が結実したといってもいい程の出来だと思います。 収録曲どの曲も非常に地味で、高揚する精神こそ味わえませんが、彼らの面目躍如たる感傷的な曲が満載で、一曲もスキップせずに何度も繰り返して聴けるオススメの一枚です。 P.S. M7は曲名といい曲調といいイギー・ポップへのオマージュなのかな?
And I Feel Fine: Best of the I.R.S. Years 1982-1987
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R.E.M.
IRS時代のベスト盤。IRS時代のベスト盤と言うと88年の『Eponymous』がありますが、そちらがシングル中心で曲の配列が年代順だったのに対して、本作は比較的自由に選曲している感があります。 特筆すべきなのはCD2。各メンバーの推薦曲、ライブ音源、デモ音源、別テイクと正規盤で未発表音源が豊富に収録されていて、ブックレットにはメンバーがCD2の各曲を解説しています。 どうせ買うなら、2CDをオススメします。個人的には、スローテンポでカントリーロック風な"Gardening At Night"とバタバタ感が堪らない"Bad Day"の別テイクが気に入りました。
Roky Erickson
伝説のカルト&アングラ&サイケ・バンドであった13th Floor Elevetorsのヴォーカリストをつとめた元祖カルト・スターのロッキー・エリクソン。これを聴いて、「ロッキー・エリクソンを知らずに、『サイケ』という言葉を使ってはいけない」と確信しました。
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Gremlins Have Pictures
Roky Erickson
別テイクや未発表ライブ、未発表曲を集めた編集盤。ここでの"Heroin"での演奏はファンの間でも評価が高く、"Anthem"はBob Dylanにも影響を与えたとの事です。
You’re Gonna Miss Me:
The Best Of Roky Erickson
Roky Erickson
ロッキー・エリクソンのベスト盤。こういうのを聞くと、楽曲の素晴らしさを感じるのと同時に、後世の影響力の偉大さも感じますね。もう理屈じゃない、フィーリングだよってね。



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