Hug育(はぐはぐ) 育児は育自

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●狂牛病でガタガタするんじゃねぇ~


不祥事を犯した業者や当事者たちも便乗しちゃったとゆ~か、何とゆ~か、その人や業者のモラルだけが問題じゃなく、危機管理の甘い日本人全体に投げかけられた「試練」のような気がする。

狂牛病の感染源となる肉骨粉を利用した資源や加工品(飼料、加工食品、カルシュウム剤、化粧品、肥料・・・)なんかはまだまだ回収されていない。
スーパーでは相変わらず買い控えも、それを阻止するための安売りや安全対策を明記した商戦も展開されている。
「オーストラリア産なら安心」なんて横断幕も見る。

おいおい、本当にオーストラリア産なら安心なのかよ~。
国産だとどれもダメなの~。マックのバーガーはどう安心なの? 
「肉骨粉を食べさせてない」ものが安全なの? 
それじゃ、成長ホルモンをバンバン注射している牛はOKなの? 
遺伝子組み換えの飼料を食べさせているものはOK? 
メーカーやスーパーが信用できない今、何を基準にどれを信用していけばいいの? 

何も牛肉や牛関連の問題だけではない。
日本の「食」はちょっとおかしな展開になってきている。
近代畜産(大量生産・大量消費)のもたらした弊害やアメリカの食糧戦略によってゆがめられた日本の食生活はヒズミに歪んで、戦後の食糧難の時期よりもまだ低い自給率(60%以上を輸入にたよっている)。
スーパーの食料品売り場は国際見本市さながらだ。
米にいたっても自給率が100%じゃない。小麦の自給率は10%を切り、豆類は5%を切っている。野菜は20%、肉類は45%、魚介類は34%、果物は51%、牛乳乳製品は29%、砂糖類は68%輸入に頼っている(細かく言えばキリがない)。
これほど頼っちゃっていいのかなあ? 

日本の農業はどうなってるんじゃい?! と思ってはみるが、そういえば、畑や田んぼだったところはどんどん宅地化されていってるなぁ。
日本国内を移動していて、3年以上ごぶさたしてる地域などは、絶対と言っていい程、土地事情が変わっている。それに比べて、外国などは10年ごぶさてしていても、あんまり土地事情は変わっていない。そこらへんも問題だよな。

それにしても、韓国産のしいたけが一袋(10個くらい)100円で売ってる横で、国内産のしいたけが、パックに4~5個入って248円で売られていると、賢い主婦はどちらを選ぶべきなのか・・・。

踊らされるな消費者(特に主婦よ!)。
安全な食べ物を手に入れる努力をすることは、環境汚染にも国内自給(地域自給)しいては身土不二にもつながり、日本の未来を変えていくのである!!。
これって絶対大げさな言い分じゃない。
農業構造の変革や環境保全、生命のための食糧生産、食べ方の変革・・・これは、これからの日本社会の中で大きな役割を担うことになるだろう。
そして、その現場に密接に直面し、担っているのが「ざ・しゅふ」なのである。
政府や企業やメディアや世論や・・・に踊らされることなく、しっかりと大地にふんばって、自分の目で見て、生きる糧を得る(買う)のだ。
狂牛病ごときでガタつくんじゃね~。

(狂牛病問題が話題になってた頃)

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