３日目
１０時頃になり、少し引いてくる。
若い看護師さんにそれを言うと
「他になかなか見つからないから、なるべくそこを大事にしないとねー」
と言われた。
お腹は更に楽になってくる。
客観的に見てみると、まだまだポンポコたぬきのように膨らんでいるが
自分の感じとしては、もうピークは過ぎたな。という感じ。
明らかに前回とは違う。
夕方に来てくれた看護師さんが、手の甲の点滴を心配してくれる。
「昨夜は痛くて仕方なく、でも今朝痛みが引いて今はしびれてる感じ。」と言うと
「あー炎症がひどくなると感覚なくなるからね。差し替えないと。」と。
朝の若い看護師さんは、そういう事をわかってなかったのかなあ。
血液が逆流してくるのを押し返したりしたのも、炎症に拍車をかけたよう。
とにかく、血管が出ないのでお風呂に入って温まったところを刺そうという事で、初お風呂。
気持ちいい～♪
看護師さんが忙しかったらしく、血管がまた引いてしまってから差し替え。
もうベテランさんの看護師さんだが、苦戦。
「痛いよね。ごめんねえ。」と言いながら、２箇所失敗。
針を入れるのも痛いし、失敗したところは早速内出血してる。
３箇所目、腕の内側にチャレンジ。
「あ～・・・ここもダメだあ・・ごめんねえ・・」と言いながら、少しグリグリ。
痛い・・と思って耐えていると「あ、大丈夫かも。入った！かも・・」と言われ、ほっとする。
が、すぐに
「わ、すごい血が出てきた。まさか動脈じゃないよね。あなたは静脈よね。」
と不安な事を言い出す。
動脈だと、点滴の液が入ると熱ーく感じるのだそうだけど
それもなく、ようやくほっと一安心。
ここがダメになったら、どうしよう。
いい血管もさっきの失敗でつぶしちゃってるし・・と不安もあり。
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