Angel

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全て | 日々の日記 | 小説
December 1, 2008
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カテゴリ: 小説
 次の日からの朝練。誰よりも早く来た私と滝さん。私は発声練習&筋トレ。滝さんは、指ならしの為に、音をならしていく。



 体が温まった頃、課題曲の音合わせを始めた。

「...錦。ここのf(フォルテ)だが、もう少し力強く、でもしなやかに歌えるか?」

「...分かったやってみる。」

言われた通り、力強く、でもしなやかに歌った。

今日の練習はいつもより力が入っている。そして、いつも以上に息が合っていて、二つの美しい旋律が重なり合わさっていた。

あまりに綺麗だったので、朝練にやって来た他の部員達が魅了されるようにその光景を目にしていた。

「...芸術的だ。」

「...いや、美しい!二つのハーモニーが調和して、優しいメロディーになっている。」



ただ、ひたすらに彼の伴奏に合わせて、水のように溢れ出す歌いたいと思う感情のままに歌った。

歌えば歌うほど、広がる音色に酔いしれて、もっと歌いたい。高みを目指す感情が溢れ出す。


滝さんも

“楽しい。こいつに合わせて演奏するのが、心地良い。懐かしい感情だ。忘れてた。ずっと...”





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Last updated  December 21, 2008 06:45:00 AM
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