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夏という季節もあり、暑い日が続くため、ラーメン屋の話題はあまり流行らないが、今回は、敢えて、ラーメン屋の話題です。歌舞伎町の一角に、関西系のラーメン屋が並んでいる所がある。ここでもよく紹介している、こってりスープが特徴の「天下一品」と軒を連ねるように、大阪の「かむくら」が去年あたりに、出来た。私は、関西にいたときは、この「かむくら」には、触手が伸びなかったし、オープン当初は、すごい列が並んでいて、並んでまで、ラーメンを食べる気にならなかった。人気ラーメン屋の印のひとつが「行列」である。わたしは、この行列がキライなのだが、多くの人は、おいしい店の印ということなのか、並んでいることを、尊重し、並んでまで、ラーメンを食べる人が多い。というか、並んでいることがステータスという感じを受けるほどだ。今日も「かむくら」の前に、数メートルのちょっとした、行列が出来ていたのだが、それには、どうも仕掛けがあることに気がついた。まず、食券制になっているのだが、その食券売り場が、外にあるために、どうしても、店外に列が出来てしまう仕組みになっているのだ。普通の行列の出来る店は、店の中にも数人並んでいる事が多いが、この店は、チケットを買ってしまい、中に入ると、案内係が、席まで誘導してくれて、すんなりと、食べることが出来る。この店は、大阪から東京に進出するために、敢えて行列をつくる仕組みをつくり、行列の好きな東京の人たちに、有名店であるような印象を与えようとしたのだと思う。ちなみに、お味は・・・ですが、好き好きでしょうか。天下一品より、少し割安感はあるかも。味付け卵と、分厚いチャーシューをのっけたら、味のグレード感が上がったので、オススメです。それと、夏場は、白菜が苦いのが残念。かわりに、載せ放題のニラを入れると、なんとなく、満足感が増す。
2004.07.30
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2004年 8月12.13日に長野県の望月高原で、今年最大の流星ショー「ペルセウス座流星群」を見ながら、音楽を楽しむイベントが開かれる。年間を通して美しい星空の広がる信州望月高原という絶好のロケーション。そして、今年は、月が出る時間が短く、また細く、星を見るには絶好の条件というだけに、期待がもてる。そして、その星を見ながら、美しい歌声や、音楽、そして、星にまつわる話しの朗読を聞くという、ゆったりとしたイベントだという。このイベントは、4月に、代々木公園で行われたアースデイ東京と同時開催のグリーンリバー・アートの打ち上げの時に、話しが具体的になり出した。首謀者は、グリーンリバー・アートの森のステージのブッキングをした、岡さやかさんや、ステージを切り盛りしてくれた、令くんたちだ。今回は、代々木公園の特設の森のステージではなく、本物の高原の牧場で、大自然を感じながらのステージになるだろう。企画段階から、かなり楽しみにしていたのだが、自分自身は、タイへの出張から帰った直後になるため、体力的に行けるかどうかわからない。そのかわり、機材と莫大な数のライブラリーから何曲か音を提供することにしました。あとは、聞いてのお楽しみです。入場料も1000円から1500円と安いし、キャンプも出来るそうなので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。詳しくはhttp://lana.fc2web.com/star/
2004.07.29
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広尾にある日赤医療センターのシステムが実に良くできていると感じた。規模の大きい病院は、様々なメリットがあるのだが、最大のデメリットは、待ち時間である。以前、交通事故後の日記で、大きな病院で待たされた話しを書いたが、まさに、それが、大病院の欠点である。日赤医療センターのシステムは、このあたりをうまく、こなそうとしているように見受けられた。まず、このシステムは、どうも、カルテ管理と予約システムで、外来患者の待ち時間を減らしているようだ。まず、再診の場合、最初に、チェックインします。そして、そのまま、診療する担当科の待合室にそのまま行き、名前が呼ばれるのを待つことになります。おそらく、この間に、カルテが、受付と診察室で確認できるようになっていると思われます。そして、血液検査などが必要なときは、ボタン一つでプリントアウトされた、用紙を持って、検査をする場所に行き、受付で、その紙を渡すと、ものの一分も経たないうちに、受付と15メートルぐらい離れた、係の人から、名前を呼ばれる事になります。この間、カルテの移動はありません。そして、名前と生年月日を確認されます。そうすると、プリントアウトされた、バーコードと氏名、生年月日が書かれたシールを確認し、血を抜く、注射器に貼り付けられます。そして、手ぶらで、診察室の待合室に戻り、呼ばれるのを待ちます。再び診察室に戻る間に、検査結果が、先生の手元のコンピュータに表示さるようになっていました。その後、スケジュール表表示を見て、次回の来院時間をその場で予約します。先生は、パソコンになれているようで、ちょちょっと操作するだけで、とても簡単そうに操作しています。おそらく、インターフェイスもわかりやすく、使い勝手がいいのだろう。そして、料金の支払いも、デビットカードの使える自動支払機で、そんなに並ばずに処理できた。予約制は、患者を時間的に分散することができ、待ち時間を減らすことができる。こぎれいで、一見、丁寧で、患者に優しそうな病院は多いが、実際は、待ち時間が長く、カルテ管理などは、あまりされていないようだ。
2004.07.27
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約2週間前から、渋谷からほど近い、国連大学前に、トルコ国籍の2歳の小さな子どもを含むクルド人2家族11人が、座り込みをしている。クルド人とは、トルコ、イラク、イラン、シリアなどにまたがって住んでいる民族で、人口2000-3000万人ともいわれている、中東で4番目に多い民族だ。ちなみに、トルコ国内のクルド人は、トルコの25%の人口ともいわれる。彼らは、民族独自の国を持ちたいと思っているが、そのために、住んでいるどの国からも、国としては、国土を取ってしまう、邪魔な存在となっている。そのため、各国では、一様に、様々な迫害を行っている。これは、クルド人に国土を取られたくないという、利害関係が一致しているのが原因だ。そして、今から20年前に、「クルディスタン労働者党(PKK)」が、トルコ政府に対して武装闘争を開始したために、トルコ軍による村落破壊などが起こった。そのために、クルド人は、安心して住める場所を求めて、多くの国に難民として逃れててきている。今回のクルド人の人たちは、以前家族の一部の人が、日本に来た事があり、日本が住みやすいということで、日本に難民として逃げてきたそうだ。日本に逃れてくる事も、並大抵のことではないらしく、今回、立て籠もっているクルド人と一緒にトルコから逃れて来ようとした方も、撃たれて命を落としたらしい。そして、自国にいても、牢屋に入れられたりするそうだ。もちろん、今回、難民と認定されずに、日本に居られないとなり、トルコに戻ると、30年ぐらいは、家族と別れ別れになり、牢屋で過ごすことになるという。その間での命の保証はない。トルコに戻って、生活するには、クルド人の名前と民族の誇りを捨てて、、「クルド人」という民族は存在しないとする政策を取っているため、トルコ人として生きるしかないという。しかし、トルコ人となったとはいえ、もともと、クルド人ということで、差別的に扱われる可能性は高い。かつて、日本は、韓国・北朝鮮そして、台湾を、併合していた時代がある。そのとき、日本は、彼らに対して、日本人名を名乗るように強制したという。これは、民族の誇りを傷つけるものだ。これは、トルコとクルド人の関係と似ている。なぜ、人は、民族の誇りを奪い取ろうとするのだろうか。EUに入りたいトルコは、EUや人権団体からの圧力で、民主化へ向けた法整備を進めていそうだが、まだまだ、クルド人への対応が出来ていないという。そして、この中途半端な状態が、今回の座り込みの原因の一つになっている。同じ、クルド人難民についてだが、それが、イラク国籍となると、難民として受け入れられる確率が高いそうだ。その理由は、イラクは、去年の3月から始まった戦争の影響で、難民として認められやすくなっているからである。国連難民高等弁務官事務所は、日本の政府と交渉しているというが、難民として認めるかは、日本が決めることになる。しかし、日本の入国管理局職員は、トルコ警察と協力し、いま国連大学前にいるクルド人のトルコにある家の家宅捜索をしたという。これが、国連大学前に座り込みをすることを決意するきっかけとなった。もしかすると、トルコからするとテロリスト集団である、クルディスタン労働者党(PKK)」の疑いがあるのかもしれない。そんなこともあり、難民として受け入れられ、平穏な生活ができなくなっている、クルド人の家族の生活は、かなり追い込まれ、ヴィザの切れる時間が迫る中で、断食をして、意思表示をする、ハンガーストライキを決行するつもりだという。ただでさえ、暑い日が続いており、2歳の子どもやけが人がいる中で、ハンガーストライキを行うというのは、常軌を逸した行為である。もう、交渉が進まなければ、いずれ近々命がなくなるか、バラバラになってしまうので、ここで、命を落としても、それは、それで仕方がないという、覚悟が出来ているのかもしれない。国連大学前は、日陰で、風通しが良いので、少しは快適なのだが、すでに、2週間座り込みをしてきていたり、なんとか、食料の差し入れなどがあるが、この時期なので、腐敗を始めたものがあったりと、健康状態は、最悪だと予想される。ここに来ている、クルド人の方の一人は「ショーシャンクの空に」が好きだそうで。この映画の主人公のように、最後まで諦めずに、戦うつもりらしい。難民として認めてもらえればいいのだが、残念ながら、かなり厳しいと思う。そして、多くの人にとっては、手の出せない事でもある。できることは、彼らと会って話しを聞くこと、彼らのことを記憶すること、その記憶を、人に伝えて、次に、普通に生活をするために、命を貼らなくてはいけないという、同じ悲劇を起こさないようなアクションに繋げることという事かも知れない。<追加> 8/15に国連大学前で、撮影したものです。クルド人の方を中心に、そこに集まったいろんな人と、手を繋いで、歌って、踊っているところです。平和を祈ると共に。民族の誇りを感じた一瞬でした。
2004.07.26
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中国の重慶で行われているサッカー・アジアカップの予選で、日本とタイとが対戦した。歴史的な問題もあり反日感情もあったせいか、日本にとって、かなりのアウェー試合だった。とにかく、大ブーイング。まあ、サッカーは、アウェーは、アウェーとしてのプレーの仕方、お客さんの楽しませ方があるので、いい感じかもしれないと思った。以前、浦和レッズ-ヴェルディ戦を駒場に見に行った時のことだけど。ヴェルディのエジムンドがコーナーキックを蹴るときに、観客をうまく煽って、大ブーイング。そのブーイングを楽しむように、彼は、ボールを蹴った。その時、彼は、アウェーでの試合の楽しみ方に慣れているなぁと思った。プロレスも、悪役というか、ヒールの方がおいしいし、ヒールが活躍すると、観客が盛り上がれる。そして、プレーヤーが悪役を楽しむことが出来た時、最高に盛り上がれる、エンターテイメントとしての試合が成立するように思う。プロ野球の阪神-巨人戦では、巨人の方が強い選手を並べヒール役になっているために、甲子園球場では盛り上がれるが、巨人ファンとしては、阪神に今、毒がある選手がいないために、盛り上がりに欠けているような気がする。昔のプロ野球を題材にしたマンガには、阪神タイガースには、必ず危険な選手がいるが、今の阪神は、去年優勝したにしても、小粒に揃っている感じで、巨人からすれば、叩き甲斐が弱い気がする。それか、ナベツネを先頭に、巨人は今まで以上にヒール役に徹するチームになるというのも、プロ野球を盛り上げるにはいいかもしれない。そう考えると、また、巨人の選手も、妙にさわやか過ぎるかもしれない。1リーグ制反対の選手を全員トレードに出して、危険な選手で固め、悪の限りを尽くすなどをした方が、プロ野球の観客が全体として増えるのではないかと思う。そうそう、そして、日本-タイ戦で、気がついたことが、あと一点。実況中継で、タイの選手の名前を殆ど呼ばないんですよね。まあ、有名な選手がいないという事もあるのだけど、オマーンとか、他のチームの時は、もう少し選手の名前を呼んでいたんだけどね。おそらく、タイ語のアルファベット表記をした場合、有気音という、息を出しながら発音する事を表す「H」がつづられていたり、音をのばす母音の表示がいまひとつわかりにくかったり、AEIUO以外の母音が4つほどあるので、それをどう呼んだらいいのかわからなかったのかもしれませんね。ちなみに、タイ人からすれば、日本の名前は長くて覚えられない事があるらしい。私の姓の「東山」というのは、もう長くて覚えられないそうだ。おそらく「川口能活」「中村俊介」という名前なんかも、タイ人からすれば、覚えるのにギリギリの長さかもしれない。そして、たとえば「柳沢」などは長すぎて論外なんだろうね。
2004.07.24
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同居人から聞いた話だが・・・劇団キャラメルボックスの加藤さんは、面白い子育て法をしているという。それは、3歳までは、とにかく子どもが欲しいと言ったものは、全て買い与えるそうだ。だいたい、子どもが小さい時期に、欲しがるものの殆どは2000円未満で、しかも、それで満足してしまうという。だから、意外と財布が傷まないそうだ。そして、3歳になってからは「もう大人の仲間入りなんだから・・・」といって、我慢させる事をさせるという。買ってあげるのは、誕生日とクリスマスなど、一年の中で決めた時のみにするという。最初のうちは、駄々をこねたりするが、その時は、なぜ買い与えることができないかを、筋道を立てて説明するという。子どもだからと言って、子どもが解らないだろうと、いい加減な言い方をせず、子どもがわからなくてもいいので、大人と同じように理路整然と説明するという。そうすると、そのうち、子どもは、無駄なものと本当に必要なものを、判断し、本当に必要なもののみを、大人に要求するようになると言う。つまり、なんでもかんでも、欲しいと言わなくなったそうだ。この方法は、加藤さんの知人の、心理学関係の人が言っていたことをヒントにして実行したそうだ。この方法を使うことで、満たされたという事はどういう事なのか、本当の自分の欲求はどういうものなのかか、自分の欲求が満たされない事について、いろんな理由があるのだという事を理解していく事ができる。そして、早いうちに、一、人間としての扱いを受けることで、早く自立していく事が可能となる。多くの子どもは、物質的には豊かになってはいるが、満たされた経験が乏しい。その上、子どもとして、長期間育てられる傾向がある。そのために、いつまでも、子どもを脱せられない人が多い。または、大人になっても、子どもの時に満たされなかった事の不満を持ち続けて、生きている事が多い。最近は、様々な、昔のキャラクターのリバイバルものや、仮面ライダーや戦隊ものなど、古くからのシリーズものが、親を巻き込んで流行している。それは、子どもより、大人の方が盛り上がってしまっている部分が多いように見える。そして、自分の洋服代もけちってでも、異常なまでに子供用の服やお稽古ごとなどにお金を掛けてしまう。これは、子どもの時に満たされなかった事、できなかった事を、子育てをしているいま、子どもを使って、自分のために、必死で過去を取り戻そうとしている様に見える。しかし、小さな時に満たされた経験がないと、常に欲求不満だけが残り、満足を求め、エスカレートしていく。このことは、07月08日に「DVの原因は母親のドメスティックマインドコントロール?」で触れた、ドメスティックマインドコントロールされている人の状態ととても似ている。その状態は、DVなど、様々な社会病理と言われる事件や出来事などが、起きやすい状態でもある。そういう状況を防ぐ方法として、キャラメルボックスの加藤さんの子育て法は、有効な方法の一つといえるだろう。つまり、DVなど、さまざまな社会現象となる大小の様々な事件や出来事を起こさない方法として、小さいときは、子どもの満足感を満たし、その後、早く、大人として付き合ってあげる事が、有効な手段の一つとなる。
2004.07.23
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地下鉄の車内づりを見ていると時々ドキッとする事が書いてある。まあ、広告は、人目を惹いてナンボということもあり、その一言にかなりのパワーをかけて、考えられている。そして、その、どきっとする言葉の多くは、自らの言葉を発したくなるものが多い。最近気になった、中吊り広告に書かれていた言葉は、ある女性誌の広告だった。その見出しに「子ども費の減らし方」と書かれていた。確かに、子どもを育てるにはお金がかかる。いい学校に入れたいとか、いい服を着せたいとか、子どもを送り迎えをするための車が欲しい、子どもが住める家が欲しいなど、子どもにお金をかけ出すときりがなく、子どもが家計を圧迫してしまうという事は起こるだろう。しかも、際限がない。少子化の原因は、子どもに掛かる費用が高く、育てるのが大変だからという説があるぐらいだ。だからこそ、お金の使い道について再検討し、再構築(リストラクチャリング)をするという事は、常に必要なことだろう。とはいいつつも、子どもにかかるお金を「こども費」という、あくまでも経費として考え、接待費、広告費、光熱費と同等に見ている言い方にどきっときた。そして、「子ども費」の次に「減らし方」ときたものだから、子どもに対する経費削減という、ある種、子どもをリストラするのかように感じた。リストラというのは、本来、構造を見直して、作り直し、最適化する事を言うのだが、いつしか、首切りや、無意味にお金をかからないようにする事を指すようになった。そして、リストラという言葉と共に、経費の削減方法、人の減らし方ばかりが、世間に広がり。減らすばかりで、再構築する事はまれであった。そして「経費の削減」という言葉が流行り、ある種美徳となることで、減らすことばんりで、再構築をすることなく、結果として、根絶やしにしてしまう事が多発した。そして、その結果、物価は下がったが、失業者が増え、多くの事業は体力を失った。「子ども費の減らし方」という言葉を目にしたとき、ついに、子どもまで、無意味に削減対象となり、それが雑誌という媒体を通して、流行ってしまうのではという感じがして、ドキッっとした。いや、流行る素地があるように思えるから、余計に恐ろしい。どういう記事になっているかは、まだ、読んでいない。どういう内容が書かれているか楽しみだ。しかし、多くの人は、本文を読まずに、見出しの言葉のイメージを先行させてしまうものだ。たとえ、いい内容が書かれていても、早とちりで、本意とは違う形で伝わってしまう事が多い。魅力的な、見出しだけに、諸刃の剣だと感じた。
2004.07.21
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今朝の朝刊の一面ににショッキングな見出しが書かれていた。それは、横浜の産婦人科が、堕胎した胎児を、生ゴミとして捨てていたという内部関係者からの告発だった。その産婦人科のあるところは、性産業が発達している地域だ。私の住んでいる、新宿区も性産業が発達している地域ということもあり、中絶手術に強い産婦人科が多い地域だ。今回話題になった、クリニックは、中絶手術に強い産婦人科なのかもしれない。そのために、あまりに日常化したため、どこか感覚がマヒしてしまい。あくまでも、肉の塊という、生ゴミ感覚になっていたのかもしれない。今回の事件は、胎児を人格として、どう考えているのかが、問われているように思う。その、胎児を人格として、捉えるための、興味深い説がある。それは「胎内記憶」である。「胎内記憶」については、100年以上前から知られてはいるが、科学的に立証ができていない。そんな状況の中で、今回の事件と同じ横浜市内の産婦人科医(環状4号線沿いの小泉さんのおじいさんの生まれた所の隣にあるクリニックにいる)が、胎内記憶に関するアンケートを行い、本にまとめている。そこには、5歳ぐらいまでの何人もの子供の言葉が、まるで、詩のように書かれている。そして、その子供の言葉を裏付けるように、母親のコメントが書かれている。おぼえているよ。ママのおなかにいたときのこと著者: 池川明 出版社:リヨン社/二見書房ISBN:4576021532サイズ:単行本 / 78p 発行年月: 2002年 10月 本体価格:1,000円 (税込:1,050円) それを、読んでいると、まだ、生まれていない子供も、既に、意識をもっていて、人を思いやって、生きているようなのだ。たとえば、この本の10ページに書かれている話だが・・・「ママが痛いというから、動かなかったんだ」という、子供のアンケート回答に対し。その母親が、7ヶ月の時、あまりに激しい胎動だったために、お腹を叩いて「痛い、あまり動かないでよ」と言った事があったという。今回の事件で、問題になった、胎児であるが。確かに、いろんな事情があって、生まれて来れなかった命ではあるが、それなりに、記憶があり、親に対し何かを発しているのならば、その人格に対して、それなりに敬意をもって、接する必要があるように思う。理由があって、生まれて来れなかった子供だとしても、ちゃんと、接すれば、それなりに、なっとくしてくれると思う。今回の事件は、たとえ、生まれなかったにしても、既に、死んでしまっているとはいえ、人格を軽視した行為には違いない。今は、思い出せないかも知れないが、もしかすると、自分も胎内記憶があるかもしれない。多くの人は、時間と様々な出来事共に忘却の彼方に、胎内の記憶を置いてきてしまっているだろう。そのために、胎児に対する思いやりが欠けてしまったために、胎児の人格を軽視してしまうのかも知れない。忙しく、めんどくさいのかも知れないが、命に対して敬意を払って取り扱ってほしいものだ。みなさん、胎内記憶って、覚えていますか?
2004.07.20
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暑い日が続いているので、先日、突発的に、銀座7丁目にある古いビアホールに走った。このビアホールは、戦前に建てられたもので、天井が高く、様々な装飾がなされ、少し古めかしくどこかのヨーロッパのビアホールという感じが、ビールの開放感をさらに強調する。今回の飲みの仲間は、飲みに行く4時間前に、名刺交換メーリングリストに告知し、急遽集まった5名の飲んべえだ。それにしても、このMLのオフ会に参加する人間はほんとうに濃いメンツが多い。そして、話題の幅も恐ろしく広いというか酷い。さて、今回、話題になった事の一つが、性教育のことであった。この話しは、私がタイに出張するという事と、ラオスの保健省の中の子供向けプロジェクトの部屋に行った話しなどから始まった。海外向けのエイズ対策、感染症対策のプロジェクトにおいて、日本は、様々な取り組みをしているが、その割に、日本国内の性教育がおろそかになっているのではないかという。今のところ国内では、エイズ感染は少ないが、若年者の性感染症の伝染のひどさから考えると。いまの風潮からすれば、広まり出すと一気なんじゃないかという状況だ。風俗に通っている人が、素人女に手を出せない理由として、病気の問題を挙げる程度だ。まだ、風俗で働いている人の方が、感染症対策を行っているのでは、ということだ。とはいいつつも、日本でも、性教育について、様々な試みか行われている事は確かだ。しかし、性のタブーは強くて、核心の部分については、教えられず、それが、逆に好奇心となり、結果として、性に対しての異様な興味を示す結果となり、AVなどの性情報の反乱となり、日本は世界一のポルノ大国になり、同時に先進国の中で突出したエイズ対策がなされていない国になっている。要は隠している、または隠している雰囲気を察知するから、興味をもち、身近に安易に入る情報を取り込み、しかも、その情報も同じく、規制するなど隠しているために、また見たくなる。そうすることで、きっちりと教えられる機会を失っていくのだ。そして、いろいろタブーをはずしながら進められつつある性教育の中で、隠している肝心なポイントは「セックスは気持ちいい」という事じゃないかという話しになった。子供ができる仕組みをいくら勉強しても、性感がある「セックスは気持ちいい」という事は教えない。でも、隠している事に限って、敏感に感じてしまう。そのために、手当たり次第に、いろいろ、探求してしまう。そして、見せるためのセックスであるAVを見てしまう事で、エスカレートしたプレイをしないと気持ちよくないという幻想を抱きやすくなる。というか、AVのような事まで、しなくては、気持ちよくならないと信じ込んでしまう事になる。もちろん、自分で調べるという事は、悪いことではないが、その情報を整理する事は行われていない。そこに問題もある。だからこそ、性教育の中でも、性は快感があるという事を前提とした「性欲教育」をしていく必要がある。なーんて、酒の席で盛り上がっていました。どんな、飲み会なんや。
2004.07.15
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週末起業コンサルタントのやっさんとの共同企画である「儲かる商品化」のヒミツがわかるマーチャンダイズワークショップ」がいよいよ明日になった。平日の夜という、普通のサラリーマンの参加しにくい時間にもかかわらず、何人か申し込みがあり、そのうち、一人は、なんと、静岡県から遠征してきてくれるという。また、大阪から、ワークショップを開いてくれないかという、お話しもあった。そして、今回は、日程が合わずに参加できないが、参加したいという話しも、かなり届いている。そして、マーチャンダイジング、つまり、商品化に対して学習したいという熱い感じが伝わってくる。ほんとうにありがたいことだ。とにかく感謝である。とはいえ、正直言うと、あと、1.2名の参加者があれば、ワークショップとして非常にやりやすい状態の人数になる。今からでも、参加してくれる方がいれば、大歓迎である。まだ、参加者の受付をしているで、お早めに申し込み下さい。ということで、これから、最後の準備にかかります。本当に、明日が楽しみだ。セミナーの詳細とお申し込みはこちらhttp://www.ideaeast.net/ideaeast/event/040715.html
2004.07.14
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昨年9月頃からビジネスカウンセリングを営業項目に入れ、募集を始めたが、最近になって、問い合わせ件数、申込件数が、だんだんと増えてきた。とくに、「Eメールビジネスカウンセリング」は、週に1.2通のEメールをもらい、それに回答していくことで、ビジネスに関する問題点を解決の方向性に向かうアクションにもっていくものだ。そのEメールという手軽さから、少しずつ人気が出てきたようだ。社内には、イエスマンが多かったり、取引先では利害関係があったりと、ニュートラルに話し合いが持てない状態であったり、相談しにくい状況があります。「ビジネスカウンセリング」は、様々なしがらをはずし、客観的に、違った視点で、カウンセリングをします。そして、今考えていることを言葉にしたり、考えを整理してゆくことで、新たな"気づき"や"自信"が得られます。より効果を高める為には、3ヶ月ぐらいは、続ける必要があるります。もともとはというと、大学在学中から、イベント屋として働き、若造なのに、シンポジウムの企画と進行台本書きをしたり、大学内のサークル運営のコンサルタントをしていた。そして、様々な仕事を通じ、いろんな経験をし、広告代理店時代は、いろんなベンチャーの経営者さんにお会いし、いろいろと、広告やインターネットビジネス等の、お手伝いをしていました。インターネットビジネスといっても、実際は、リアルなその会社のビジネスそのもので、本当に、いろんな経験をさせてもらいました。いろいろ、出会った人に感謝したいところです。その、経験を、少しでも、いろんな人と共有することで、さまざまな事に、役立てようとはじめたものです。そして、この経験を生かすフィールドは、起業や会社経営だけでなく、ボランティア団体、NPO、NGO、自治会、プロジェクトチーム、任意団体など、様々な組織の経営のことを指します。じわじわと、ビジネスカウンセリングの方も芽を出してきたという感じかも知れない。なお、ビジネスカウンセリングの詳細に関してはhttp://www.ideaeast.net/ideaeast/http://www.ideaeast.net/ideaeast/deri.htmlをご覧下さい。ちなみに「3通限定無料お試し体験実施中」です。
2004.07.13
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新宿区内には、今回の参議院議員選挙の事務所が乱立している。自民党から出ている、プロレスラーの神取忍など、多数の候補者が事務所を連ねている。私の住んでいる、四谷三丁目付近にも、最低4人の候補者の選挙事務所がある。そういえば、靖国通り沿いの今はディスカウント酒屋になっている所は、前回の参議院選での田嶋陽子の事務所であった。そのような、密集区なのだが、一つのビルに、2人の候補者の選挙事務所がある場所があった。ひとりは、民主党の東京選挙区の小川敏夫、そして、もうひとりは、みどりの会議の事務所だった。みどりの会議の事務所からは、いつも、木枯らし紋次郎の音楽とともに、中村敦夫の街宣車が出入りしていた。それにしても、同じビルとは、驚き。もしかすると、選挙コーディネーターみたいな不動産屋かブローカーみたいな人がいて、専門に仲介しているのかもしれない。ここに、引っ越してきた時から、みどりの会議の事務所があることには気がついていた。そして、引っ越してから間もない頃、近くの韓国料理屋で、昼飯を食っていると、みどりの会議から立候補した、環境系のライターの小林イチロウと出会った。「さっき、みどりの会議から立候補する事が決まった」と言っていた。同居人となじみ深いから、是非がんばってほしいと思った。さて、選挙の当日の深夜。帰りがけに、その事務所の前を通ると、いままでの選挙カーの行列が、そのまま、新聞社と思われる黒塗りのハイヤーの行列に変わっていた。そして、私の帰った30分ほど後に、中村敦夫が、みどりの会議の敗北宣言をした。そして、事実上の政界引退宣言も・・・。その一方で、民主党の東京選挙区の小川敏夫は、現職2期目の当選をした。新党といまや追い風の第二政党とでは、知名度が違うと言うこともあるが、同じビルで明暗が分かれるとは。
2004.07.12
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DV(ドメスティックバイオレンス)つまり、家庭内暴力の多くは、夫から妻や男性からの女性への暴力の事を指している。本当は、親から子供、子供から親、妻から夫への暴力のことも含むのだが、その中でも、関心が高いのは、夫から妻、親から子供という、いわゆる弱い者いじめ型の暴力だ。これらの弱い者いじめ的な暴力は、いずれも、腕力(筋力)が強い者から、腕力(筋力)が弱い者への暴力という印象がある。だが、実際は、暴力をふるう側が、強いのではなく、心が弱いというか、弱っているというか、とにかく「ダメ」な人が多い。そう「ダメ男」が、DV男になる傾向があるのだ。さて、そのDV男も含め「ダメ男」を作るのは「母親」の「ドメスティックマインドコントロール」だという本が出た。「母親がDVの根本的な原因」ということなのだ。★参考文献★「なぜ、母親は息子を「ダメ男」にしてしまうのか」講談社+α新書著者: 岩月謙司 出版社:講談社ISBN:4062722631 サイズ:新書 / 246p 発行年月: 2004年 06月 本体価格:876円 (税込:920円) 嫉妬渦巻く母親の心の闇が、無意識な事も含め、子供に不安と恐怖を与えてマインドコントロールする形で、子供に悪影響を与えるという。子供は「必要とされたい」と思ったり「役に立ちたい」と思ったり「迷惑をかけたくない」という事を、強く意識する傾向がある。これは、一見、こういう人は、世の中の役に立つし、迷惑を掛けないから、いわゆる「いい人」でもある。しかし、いわゆる「いい人」は、DVを含め、様々な変な行動を起こしやすい。たとえば、怒られると思考停止してしまって困ったときに役に立たなかったり、ストーカーみたいになってしまったり、どこか破壊的になったり、完璧主義になったり、意地悪を他人にしたくなったり、他人に八つ当たりしたり、人を思いやられなくなったりする。いわゆる「キレル」という事もその典型だ。。そして、ドメスティックマインドコントロールを受けた人は、自己矛盾する行動をする。たとえば、DVした男性が、その直後に異様に優しく接することがある。これは、自分の本心と、母親によってマインドコントロールされた心とが同居しているからといえる。怖いのは、母親によるマインドコントロールが、DVなどにより、妻に影響し、さらには、DVされた妻により、子供へのドメスティックマインドコントロールが起こるという事だ。つまり、ドメスティックマインドコントロールは、代々引き継がれていく事があるのだ。これを、どう断ち切るのかが大切なのだ。先日、ある調査結果が新聞に載っていたが、小学4-6年生の1割は、抑鬱の症状が出ているという。これは、ドメスティックマインドコントロールにて、自分が自分としての実感を感じられなくなっているからではないだろうか。また、楽天広場の小学生から中学生あたりのページでよく見かける「素通り禁止」や「荒らし禁止」というものは、ドメスティックマインドコントロールにより、「必要とされたい」という強い衝動がおきたり、完璧主義になるところから来ているように感じる。そして、よく、いつまでも「自分探し」をする人がいるが、ドメスティックマインドコントロールがあるために、自分が解らないというか、自分が実感できないので、自分探しに走る。また、晩婚化の傾向も、親が納得する相手でないと結婚できないという部分が多いので、これもドメスティックマインドコントロールの影響かも知れない。DVをしないまでも、ドメスティックマインドコントロールの影響を受けている人は、かなり多いのではないかと思う。それだけ、ドメスティックマインドコントロールの影響は大きく広がってきている。しかも、現在も、親から子供へと、広がっていっている。この、裁ち切り方については、今回紹介した「なぜ、母親は息子を「ダメ男」にしてしまうのか」に、その一部が書かれている。いくら、法律で、DVを規制しても、あくまでも、警察が家庭内に介入しやすくなるだけで、根本的なDVの発生を防ぐことは、ほぼ不可能かと思う。だからこそ、個々で、どうDVそして、ドメスティックマインドコントロールを、どう断ち切るかを、学びあっていく方が、根本的な問題解決となるだろう。このページのトップページに、「楽天ブックス」へのリンクができるようになっているので、学びのひとつとして、そこで買って読んでみるのもいいでしょう。今回の、岩月さんの本は、今までと、似た事を言おうとしているように見えるが、「ドメスティックマインドコントロール」という言葉を得たことで、とても理解しやすくなった。他の本も読みやすいが、さらに読みやすい一冊だ。★関連書籍★
2004.07.08
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七夕の日、織り姫と彦星が、久し振りに再会するという逸話のある日、プロ野球のオーナー会議が行われた。その日は、あと一組の合併話という隠し球もあったが、堤オーナーが、26年ぶりに、オーナー会議に出席した事が話題になった。それにしても、堤氏は、記者の質問に対して、いずれの球団も赤字であるという発言をしたが、26年もオーナー会議に出ないという、球団運営そしてプロ野球全体のことに対する不真面目さが、球団の赤字を作ったように感じた。西武という球団が当時は、西武も儲かっていたから、赤字でも、イメージ向上となるために始めたのであろう。つまり、赤字覚悟ででも、メリットがあるから始めたのに、赤字が理由で止めるという話は、腑に落ちない。そして、なぜ、今まで、オーナー会議に出てこなかったのに、いきなり出てきて、別の合併話を切り出すのか。これも、腑に落ちない。納得がいきやすいのは、ナベツネの援軍として、26年ぶりに現れたという説が浮かび上がってくる。それにしても、26年というのは、長い。松田聖子がデビューして25年ということだから、松田聖子がデビューする前から、その娘が年頃になってデビューして、数年経つという長い時間である。残念ながら、真剣にプロ野球の球団のオーナーをやっていたとは思えない。球団の母体になる会社のグループ合計の単年度の利益額を考えると、いろいろ球団を見渡すと、パ・リーグの球団の方が、セ・リーグより利益額が大きい球団が多い。まあ、ダイエーは、借金まみれではあるが、これだけの会社が倒産されると、社会的な影響が大きいと、いろいろ援助策がなされており、妙な形で経営の安定した企業になっている。その部分を棚上げにして、赤字だから、合併したいというのは、身勝手すぎるし、自分の球団のファンや、プロ野球ファンをバカにしていると思う。しかも、これは、箝口令が出ているからかも知れないが、「▽ダイエー・高橋広幸社長の話 合併は全く想定していない。ダイエーとしては福岡に単独で継続保有するというスタンスに変わりありません。」「▽ロッテ・重光武雄オーナーの話 (新たに進行中の合併球団はロッテか)分からない。1リーグには基本的に賛成だ。」というコメントを新聞記者に寄せている。ということは、誰かが、10球団にしようと、本人たちが了解を得ていないのに、情報をリークし、なんとなく、そういう方向に向かうように仕向けているのではないだろうか。このあたりの、腹芸は、かなりうまいみたいで。単に高圧的な態度で接しているだけではないようだ。たとえば、近鉄とオリックスが合併することで、合併した球団が、大阪と兵庫の両方を本拠地に出来るようにするために、我がタイガースに対し、タイガースも従来の甲子園のある兵庫だけでなく、大阪も本拠地にできるように説得されつつあるという報道もあった。これが、実現すれば、大阪や京都でも人気があり、大阪の名物という認識が高いという、タイガースファンの実態に近づくことではあるが、現状でもまったく問題がない。喜ぶのは、エセ阪神ファンで有名で、映画ミスタールーキーまで出てしまった、大阪人に媚びようと必死になっているが、実質は官僚の手先、太田房江大阪府知事ぐらいだ。神戸市には悪いが、オリックスが主体となるだろう、近鉄+オリックスの球団は、近鉄もそうだが、オリックスの本社に近い、大阪ドームに専念した方が、大阪の球団がなくならずにすむし、オーナー企業のイメージとのギャップが少なくなる。財政再建団体に陥ろうとしている大阪府からの金が入る可能性はあるにしても、タイガースにとっては、あまり、おいしいとは限らない。しかも、ここで、合意してしまったら、タイガースのオーナーも、ナベツネの思惑で動かされてしまった事になる。これでは、対ナベツネという、タイガースの選手やファンの一つのよりどころが揺らいでくる。これは、イタイ。また、ダイエーとロッテの合併案だが、王監督は、いろいろ、後席はあったものの、結局、ジャイアントから冷遇されている事と連動しているのかもしれない。だからこそ、見返してやりたいという気持ちとなり、それが、ホークスを日本一にさせた原動力となっていたように思う。いずれにしても、近鉄とオリックスの合併、ダイエーとロッテの合併は、結果として、アンチナベツネパワーをそぐための効果的な手段でしかないように思う。また、もともとタイガースファンといわれ、別のチームで同じまた、縦縞のユニフォームを身につけている、古田選手が、反ナベツネの一つの先頭に立っている。前回、前々回のオリンピックの時も、古田選手は、ナベツネによって翻弄された一人である。古田と交流のあった選手は、ナベツネにとって、都合の悪い選手になるように見えたのか、アマチュア選手とどうやって、古田選手と接触しないように、さまざまな圧力をかけたことだろうか。古田選手には、タイガースを昨年優勝に導いた、星野前監督とどこか共通点を感じる。今のプロ野球をまともにできる、唯一の選手かも知れない。是非、応援したいところだ。そして、いろいろ、考えてみると、去年が、日本のプロ野球の一つの終わりの年だったのかも知れません。また、ナベツネが、性急にいろんなことに動いている様子を見ると、もしかすると、そろそろ、自らの死を意識しだしたのかもしれない。だからこそ、死ぬ前に、最後に、自分のいいようにしたいのではないだろうか。亡くなるまでの何年間かは、プロ野球の暗黒の時代となるだろう。そして、それからプロ野球が復活できるかは、微妙だと思う。ただ、今のプロ野球は、反ナベツネという所で、なんとなく、結束している部分があるだけに、ナベツネが力で全てを押さえてしまっても、ナベツネが死んでしまっても、プロ野球が暑くなる構図を失ってしまう。今回は、前者だとしても、後者のように死んでしまっても、同様にプロ野球は熱くなれないだろう。もしかすると、反ナベツネとは別のモチベーションを、プロ野球ファンは見つけないといけないのかも知れない。今回は、そのチャンスかも知れない。
2004.07.07
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先週の日曜の話しです。引越祝いにもらった、ジューサー・ミキサーの試運転代わりに、フレッシュジュースを飲む会を開いた。このジューサーミキサーは、通常のジューサー、ミキサーだけでなく、ミキサーにちょっとした目の粗い濾し器を釣りつけられるので、豆乳や、カボチャスープなと、繊維質の多いジュースも作れるスグレモノだ。ちなみに、このジューサーミキサーです。いろんな果物や野菜を買い込み、いろんなジュースを試して、飲んでいると。突然、電話が鳴った。まあ、電話とは、基本的に、突然なるものですが・・・あわてて、電話に出ると、ある全国ネットキー局の番組制作スタッフからで、しかも、私の名前を知って掛けてきている。彼は、ある番組の制作をしていて、視聴者からの質問が多かった事を調べて番組のコーナーにしているようだ。そして、その質問は「豆腐とにがり」についてだった。なんで、専門家でない、こんなど素人に・・・実は、豆腐のメーリングリストをやっていて、それが、インターネットの検索でヒットし、そこに、問い合わせ先、として、電話番号が書いてあったから、豆腐に詳しいと思って、連絡してきたという。私でも適当に答えられるような、簡単なものだったが、やはり、このあたりは、きっちりとした事を言わないと、視聴者に失礼なので、豆腐についてのエキスパートを紹介しました。しかも、電話を待たせながら、即時に、事前了解をとった。30分後、豆腐のエキスパートの方から、テレビ局から、電話取材を受け終わったとの連絡があった。もしかすると、そこに取材が行くかも知れないとのことだった。オンエアされると、そのエキスパートの方もメリットがあるので、取材されてから、放送されればいいんだけどね。それにしても、放送のネタって、どこで、どういう探し方をしていて、何で、自分がヒットしたのか、未だに疑問が残る。とにかく、情報を発信していると、ヒットするもんなんだよね。
2004.07.04
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8月のタイでの撮影、そして編集作業を行うために、タイ語学校に通い出した。タイ語の会話と、タイ文字教室の2つコースを取ることにした。なぜタイ文字かというと、今回のビデオは、タイ向けなので、ビデオのテロップや、画面構成をレイアウトする際に、その文字の書き方や文章の書き方のルールを知っておかないといけないからだ。前回のラオス語でのテロップの作業は、文字コードの互換性や、文字化け、字詰めなどで、苦労した。何も知らないところから始めたので、作業を着手した時期により、クオリティに明らかに差が出てしまった。やはり、テロップは、読みづらかったら、意味がない。だからこそ、今回は、事前に勉強しておこうということにした。幸いにして、ラオス語とタイ語は、兄弟みたいな言葉なので、少し感覚が似ている事と、タイ語を教えてくれる所が、東京に何カ所があるようだ。しかし、どこを選んで良いかよくわからない。そこで、GREE.jpのタイのコミュニティで、質問をし、何カ所か推薦があったので、そこから、何校か選んで、連絡してみた。一つは、丁度始まるコースが無かったので、却下。そして、2校目が、丁度、体験レッスンがあったことと、文字の集中講座もあり、そこに行ってみることにした。場所は、新宿の職安通りで、アジアンテイストな地域だ。その中の雑居ビルの中に、そのタイ語教室があった。受講生は4人で、一人の若い女性教師が担当してくれた。タイ文字コースといえど、タイ文字は、表音文字ということもあり、実質は、発音の練習という感じだった。それにしても、日本語やアルファベットに慣れていると、子音の前後と上下に母音がひっつくというスタイルには、違和感を感じた。でも、母音と子音がいろんな形でひっついて枠の中に入ると、韓国語に近いようになるので、これをマスターすると、今度は、韓国語も勉強したくなるような気がした。そして、困るのは、筆記体である。筆順に関しては、○のついている所から書けばどうにかなるが、どこで、どう曲げれば、その文字に見えるかというのは、なかなか難しい。しかも、活字とちょっと違ったイメージに見える。とはいえ、少し教室で勉強した事もあり、パソコンでのタイ語の入力も、少しずつ解ってきた。母音や声調記号が、キーボードの中央部に縦に集中して並んでいて、その回りが、子音。そして、シフトキーを押しても、基本的にはそのルールは変わらなくて、使用頻度の低い文字や記号が現れるというしくみだ。文字も、基本的には、左側から打つのだけど、上下に母音がある場合は、子音の後に打ち、そのあとに声調記号を打つという感じで、すごくスムーズに打てた。語彙を覚えていけば、けっこう、タイ語のタイピングも楽しいかも。
2004.07.03
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本日、開設以来約8ヶ月で、60000カウントを達成しました。blogを始めるとき、どれだけ、続けることが出来るのかという、ある種の挑戦もあってはじめたのですが、意外と続くもので、230近い小話を書くことができました。これも、多くの人が、読んでくれているから達成できたものだと思います。ここ、2.3ヶ月は、トラックバックやping送信など楽天広場の機能強化や、GREE.jpやmixiなど、ソーシャルネットワーキングサイトへの、記事の転載などで、楽天広場以外の方が、見に来てくれるようになりました。多くの人の目に触れること、そして、コメントをもらうことで、新たな気づきがあったり、発想の転換があったりします。それが、新たな、ネタになったり、自分のみになったりする。それも、皆様のおかげです。皆様、本当に、ありがとうございました。そして、今後ともよろしくお願いします。
2004.07.02
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ライブドアが、プロ野球の球団を買うと発表し、話題になっている。そのライブドアの社長に対し、巨人のオーナーであるナベツネは「ワシの知らんヤツが球団のオーナーになるのは、許さん」というような、コメントをした。その球団と関係ないはずの、オヤジの戯言を、報道するマスコミも、マスコミだが、他人の球団の事に、平気で口出しし、圧力をかけるのも変な話だ。まるで、勝手に他の国の事に口出しして、軍隊を送り込むのが好きな、アメリカの大統領のようだ。そして、自分が中心で話が回らないと気が済まない。今回の、プロ野球1リーグ制についても、1リーグにしても、プロ野球が活性化し観客数が増えるという論拠がほとんどな状態で、プロ野球を活性化し、観客数を増やすことは、期待できないだろう。それでも、1リーグ制に拘るのかは、おそらく、2リーグ制にする切っ掛けを作った人物が、自分の先輩である元巨人のオーナーで、その先輩の作ったモノを壊すことで、自分の存在を示したいだけなのではないだろうか。(とはいいつつも、2リーグ制になる頃、オーナーの一言とは裏腹に、巨人は2リーグ制に反対だったらしい)まあ、そんなことは、これくらいにして・・・・なんとなくだけど、ナベツネ氏が、吠えた日って、巨人が負ける事が多いような気がする。もしかすると、過干渉という負のパワーが、少なからずも、チームに影響しているのだろうか。たかが、一スポーツの事とはいえ、一人の過干渉オヤジの言うことで常に翻弄しているという世の中は、とても不安定で、人がイキイキしにくく、しかも、人材が育ちにくい。日本が、閉塞感に満ちているのは、そういう、過干渉オヤジが、野放しになっている事が大きいと思う。これは、プロ野球だけの話ではないと思う。もしかすると、欠陥車問題で揺れている三菱自動車も、また別のタイプの、過干渉オヤジの被害者かもしれない。ある自動車雑誌によると、三菱自動車は、富士重工と共に、日本の自動車会社としては珍しく、天下りを受け入れていないそうだ。確かに、パジェロの件やその対応について、いろいろ問題はあるが、ハブの構造上で事故が起きているというのは、自動車専門誌では、2年以上前から指摘されていて、今更、新聞で書き立てる内容でもないし、ハブの事故と過積載との関連性についていわゆるマスコミは、注目せず、リーク情報に基づいて報道しているように読める。日本の貨物自動車は、最大積載量の4倍ぐらいの過積載をしても、操縦性が変わりにくいということで、欧米製の貨物自動車に対し、アドバンテージを持ち、それで、売れていたという話がある。つまり、三菱ふそうのバス・トラックは、かつては、過積載をする事を前提に設計されていたとも言える。ところが、コストダウンのため、その部分の強化をゆるめたために、過積載によって、事故が起きたと言うことが考えられる。メーカーは、違法な使用について、責任を持つべきではないはず。国土交通省は、ハブの構造だけを突いて、三菱ふそうを攻めるだけでなく、ちゃんと、過積載の問題も含め、調査する必要があると思う。また、国会の答弁で、国土交通省は、三菱ふそうより、書類を受け取っていないとは言っているが、話は聞いたが、書類を受理していないために、書類を提出していないことになっているという事が、自動車専門誌に書かれていた。しかも、陰湿なのは、書類を見て、先に、マスコミにリークさせ、全て、三菱ふそうが後手に回るように仕向けていたというのだ。ここまでして、天下りを受け入れるようにし、自分たちの言うことを利く構造を作るのも、その会社なりの主権を侵す、過干渉行為だと思う。同じ天下りでも、戦略的に受け入れるのなら、そうでもないが、他の会社のように受け入れないからと、圧力をかけて、言うことを利かすのは、過干渉オヤジのやることだ。個人的には、顔が見えているぶん、ナベツネ氏の方が、気持ち悪くはないが、過干渉オヤジのために、多くの人が翻弄され、ユーザーが置いてきぼりにされるなど、良いことかおこらない。顔の見える過干渉オヤジ、見えない過干渉オヤジのいずれにしても、そういうオヤジの足引っ張りや、老害が減ることが、国民に対しても、海外に対しても、日本の透明性が増し、信頼のもてる国になるように思う。
2004.07.01
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