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70年代に製作されて話題を呼んだ『猿の惑星』シリーズ全5作の内、4作目とラスト5作目。
4作目の近未来の地球として、1991年が舞台になっています。もう過ぎちゃいましたね。5作目も2003年という設定だったそうです。子供時代に見た時はTVの深夜映画だったので公開から数年後だと思いますが、それでも当時はしっかりと未来でした。すっかり過去なので、今回は少し古い近未来を楽しみたいと思います。
この『猿の惑星』シリーズには、核戦争に対する恐怖や反戦が描かれています。異なる種族を畏怖したり差別したり攻撃することで起きる争いは、国や肌の色や宗教の違いから生まれる人間同士の戦争と全く同じだと感じます。
初めは猿の姿に敵を見るのですが、時には猿の目から人間を見る物語に変わります。シリーズの中で人間側、猿側と異なった立場からそれぞれの世界や事情を見せられるので、その都度どちらにも感情移入してしまい、互いの悪い部分を認識させられます。そして残念なことに、いつだって武器や兵器を持つ側が文明も世界も支配しているんです。支配者は、同じ生き物である相手を奴隷のように扱う。それを見ると本当に悲しい気分にさせられます。
娯楽映画ですが、全て見終わった時に何かを考えるきっかけになるなら、素晴らしい時間が過ごせたのではないのかなって思うんです。それが娯楽映画であっても、今では古くて下らなく思えるSF映画であってもです。今でも誰かの名作になりえると思っています。なんだか、今日はちょっと真面目なこと書いちゃいました。
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