Dog photography and Essay

Dog photography and Essay

上海世紀公園2


「変わらない公園の花」

「中国上海写真ライフ」では、
上海世紀公園の写真を公開しています。 

15.jpg

昨年、お客様ではなくモード学園時代の友人が、
上海へ来ていると言う事で、レストランで落ち合い、
20年ぶりの再会を祝いあったが、その時の話である。
友人が中国へ来るのは初めてで、勿論上海へも、
初めて来た事は言うまでもない。

17.jpg

その友人は上海へ来る前に、彼女の友人が撮影した、
ビデオや写真を見ながら上海の状況を色々と聞き、
自分なりに上海や上海周辺が、どんなものかを思い描き、
今回来たが、自分の目で見て驚いてしまったという。

18.jpg

彼女の友人のビデオは、上海の観光地の中を、
撮影したものが多かったようで、古い街並みが、
沢山撮影されていたらしく、上海の地下鉄や高速道路、
また上海市内の高層ビルなどは撮影しておらず、
そのため、外灘から見る浦東のテレビ塔やホテルなど、
あの定番風景しか思い描いていなかったようだ。

19.jpg

彼女はツアーで来ていたので長居は出来なかったものの、
彼女の上海感は古い街並みのイメージが強かったようだ。
今回自分の目で上海を見て、上海の発展を確認した。
だが私は今次々と壊されている昔の古き建物の方が好きである。
写真は、変わらない公園の花の写真である。


20.jpg


「花から花へと舞う蝶々」

「中国上海写真ライフ」では、
上海世紀公園の写真を公開しています。 

37.jpg

「上海世紀公園6」では、上海の様変わりの早さに驚くと、
書いたものの、この様変わりは中国沿岸地域の都市で見える。

39.jpg

上海では2010年5月1日から始まる世界博覧会へ向け、
驚くほどの速さで工事を進めてきている。

44.jpg

地元上海に住むものが、驚くほどであるから、
偶に来られたお客様が驚くのも無理はないと思った。

40.jpg

写真は花から花へと舞う蝶々の姿を撮影したが、
10枚の更新写真の撮影に40分ほど掛けて撮影した。


43.jpg


「のんびり花の姿を撮影」

「中国上海写真ライフ」では、
上海世紀公園の写真を公開しています。 

30.jpg

私が中国へ出てより8月が来ると16年目を迎える。
また私が日本にて工場経営している時は、
近くの公園へ子供を連れてよく行ったものである。

31.jpg

その頃の記憶を辿っても、公園へ来ている人は子供や、
子供連れの若いお母さんたちが多かったような気がする。

36.jpg

最近は帰国しても公園へ寄るような時間もなく、
日本の各都市の公園事情は良く分からないのであるが、
こちら上海にしろ中国のどの公園を見回しても、
一番に感じることはお年寄りの数の多さである。

42.jpg

年配者が来る事に関しては私の心の中でも問題ないが、
上海では平日や休日関係なく公園には多くの、
お年寄りが訪れ、太極拳や気功、中国将棋やトランプ、
またダンスなどを思い思いに楽しんでいる。

41.jpg

中国の人口が多く、それに比例してお年寄りの人口も、
公園の数に対して多くなり、それで目立つのだろうかなどと、
思ったりし、今の日本でも同じ現象なのかと思う。

写真は、のんびり歩きながら花の姿を撮影し更新した。


45.jpg


「大道芸人のショーは」

「中国上海写真ライフ」では、
上海世紀公園の写真を公開しています。 

48.jpg

上海浦東にある上海世紀公園では普段の入園料は、
10元(150円)であるが、大道芸人などのイベントが、
入ると、そのギャラ支払いの為80元(1200円)となる。

46.jpg

この日も80元の入場料価格が掲げられており、
私でさえ、どうしてそんなに高いのですかと、
聞いたほどで、散歩に来ただけの中国人にとっては、
本当に高すぎるのではないかと思った。

49.jpg

大道芸人のショーは世紀公園の入り口より2/3ほど、
入った所のショーホールや芝生を敷き詰めた広場で、
行われていたが、私の関心は大道芸人の子供だった。

47.jpg

ヨーロッパやアメリカより出稼ぎに来ているのか、
中国に長期滞在して子供は中国の学校へ登校しているのか。
いろいろな思いが交錯しその子供を追った写真であるが、
寂しげな表情の写真が多かったのも私の心に残った。

50.jpg

更に歩いて行くと軽快な吹奏楽の音楽がそよ風に乗り、
聞こえてくると何となく足早になるもので可笑しかった。
吹奏楽のなる方へ行ってみると、足に長い竹馬を付けて、
一生懸命にトロンボーンやサックスホーンを吹いていた。

51.jpg

そして、また頭を過ぎった事柄は、この人達はその昔は、
母国で売れていたが、人から忘れ去られるうちに、
遠く中国にまで来て、演奏しているのかもと・・・。
だが、彼らの楽しそうに演奏する表情やダンスに、
そのような事も忘れ、動きの早い彼らを追うのがやっとだった。

52.jpg

脚の下に1.5mほどの長さの竹棒を足しているので、
演奏している最中はバランスをとるために前後に動き、
更には皆とのバランスをも保ちながら息のあった演奏と、
ダンスで入園者たちの拍手を浴びていた。


53.jpg


「中国国旗の別の意味」

「中国上海写真ライフ」では、
上海世紀公園の写真を公開しています。 

54.jpg

世紀公園は1997年に開園した上海でも大きな規模の公園。
浦東にある世紀公園の造園計画は1985年に立てられたが、
途中で一時停滞になったと聞かされた事があった。

55.jpg

勿論浦東の都市計画は世紀公園だけではなく外灘と、
浦東を通る外灘観光隧道や南浦大橋また楊浦大橋や、
地下鉄2号線も都市計画の中に含まれていたようである。
そして、工事の停滞理由は1989年の天安門事件とか・・。

56.jpg

天安門事件と今回の新疆ウイグル事件と根本は違うが、
平和に対し中国の国旗を手に集まった群衆に対して、
武装警官が射殺したことに関しては類似している。

57.jpg

中国の国旗は五星紅旗と呼ばれ赤い色は革命を象徴。
大きな黄色の星は中国共産党を代表し4個の小さな星は、
労動者、農民、都市小資産、民族資産階級を代表している。
五つの星の黄色は赤い大地に現れる光明を表している。

58.jpg

そして、中国国旗の別の意味で大きい星は中国本土を表し、
4つの小星は満州・モンゴル・チベット・ウイグルを、
表わしているんだと言われ、その4つの民族を束ねるのは、
大変で、特にチベットとウイグルでは民族紛争が絶えない。

60.jpg

その中国国旗が世紀公園の中の両側に掲げられていた。
写真では一部分を切り取って撮影してあるがカメラの、
ファインダー越しではなく、実際にその場に立ち自分の目で、
全体を見渡すと感動し、ハッと息を呑むようであった。


59.jpg


「中国の凧の起源は」

「中国上海写真ライフ」では、
上海世紀公園の写真を公開しています。 

61.jpg

凧揚げと言えば正月に揚げた思い出がある。
日本の凧は長方形の凧の下側に新聞紙を切って、
作った尻尾を糊でつなぎ合わせ凧揚げをしたものである。

63.jpg

中国の凧の起源は紀元前400年の頃だと聞いた。
凧は古代中国で発明され世界各地に伝わったとも・・。
日本と同じように中国でも凧は、竹ヒゴと紙で作られている。

62.jpg

中国では公園などで季節に関係なく凧揚げをしている。
それも年配者が一心不乱に凧揚げをしているが、
カイトと呼ばれるようなビニール製の丈夫な凧が主流。

64.jpg

また公園では犬の散歩が多くなったと感じる。
その昔は、中国では犬の肉が重宝がられた時代もあった。
最近では犬の肉を食べる事への反対運動が起こっている。

65.jpg

上海世紀公園の中を歩いて来たが出口が近づいてきた。
地下鉄は公園の両端に駅を造り何れの駅からも入れる。
写真は「上海科技館」の駅で土地が広いのか、
かなりゆったりとしたスペース空間が心を和ませてくれる。


66.jpg


「中国写真ライフ」へ戻る。
「青海省--青海西寧・青海湖」へ



© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: