「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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Dog photography and Essay
武夷山探訪2
「武夷山探訪15」
「中国写真ライフ」では、
福建「武夷山」の写真を公開しています。
武夷山は烏龍茶の里としても知られる。
武夷山の岩山の狭い茶畑で取れるお茶は、
烏龍茶のなかでも秀でて高級品である。
武夷山岩茶は自然が生み出したもので、
銘茶の産地として古くから知られている。
武夷山の烏龍茶の中でも高級品になると、
100グラム2万円を超えるような高級茶が、
売られているが中々お目にかかれない。
春先の新茶の中でも最上級のお茶に手を加え、
作られ1年の内、一時期しか取れない。
写真は茶畑に立てられた警告表示で、
茶畑に入るべからずと上手ではない字で
書かれており、入った者は5元の罰金。
「武夷山探訪16」
「中国写真ライフ」では、
福建「武夷山」の写真を公開しています。
武夷山の南入口で3日間有効の入場券を、
買ってより武夷山へ入った。
武夷山での周遊バスは何回乗っても無料、
だが主要な観光名所には1回しか入れない。
私は二日で3か所を見て回ったが、
残す所は明日来る事にしてホテルへ戻った。
ホテルに帰ってより、ガイドと共に、
カメラ店へ行ったが1軒目では一眼レフの
修理は出来ないとの事で2軒目に行った。
2軒目では修理は可能だが技術者が出掛けており、
いつ修理が出来るか分からなかった。
それでも何とか修理をと故障の症状を紙に書き、
修理の手付金として200元置いてきた。
その後、烏龍茶をガイドの友人宅で飲むため
歩いて15分ほどの道のりをガイドと行った。
幻の烏龍茶を飲んだが普通の烏龍茶と
変わらない味と感じたが、一般の烏龍茶と
飲み比べてみると、その差は歴然だった。
夕方食事の前にガイドの知り合いのマッサージ店で
体をほぐしてもらったが、観光地のマッサージ店は
気を付けないと高い料金を請求されるので、
注意が必要であるが私は割安にしてもらった。
「武夷山探訪17」
「中国写真ライフ」では、
福建「武夷山」の写真を公開しています。
昨夜は武夷山のガイドと一緒に、
ホテル近くの焼肉屋で夜中まで飲んだ。
高級な焼肉屋でもない感じだったが、
日本円で2万5千円ほど支払った。
上海辺りでも2人で6千円ほどなので、
何となく騙された気分で朝を迎えた。
多分私の行動をガイドが詳細にチェックし
お金を取れると踏んで料理屋に打診し
自分へのバックマージンを取ったのではと
疑ったりしたが、一度疑えばきりがなくなる。
中国の一般の作業員の1か月の給料は、
日本円で2万5千円ほどである。
内陸部へ行けば1万5千円ほどであり、
ガイドと行った焼肉屋の勘定が2人で
2万5千円の請求を受け、支払ったものの
何となく騙されている感じを拭えなかった。
だが一人で旅行しておりガイドを付けてもらい、
自由な行動をしていればガイドにとっては、
絶好のカモであり少々は仕方がないと思った。
別れ際には、明日またよろしくと握手をし、
100元のチップを握らせている愚かな自分がいた。
写真は武夷山南口入口であるが人が少ない。
「武夷山探訪18」
「中国写真ライフ」では、
福建「武夷山」の写真を公開しています。
武夷山の中を運行する周遊バスの
バス停まで来たがバスのほかに
列車型バスも運行している。
天游峰は武夷山第一の景勝地であり、
一番先に登ったが上から望む九曲渓は、
登る疲れを吹き飛ばしてくれた。
舟棺という四曲辺りから斜め上の洞窟を
見上げると古代の棺が置かれている。
一線天や竹筏の埠頭行きなどバスで
連れて行ってくれるがルートをまず覚え
それから利用しないと問題が起こりそうだ。
大木をくり抜き舟の形に見える棺を
撮影しようとして偶然カメラが壊れた。
武夷山に来てすぐ目にするのが大王峰である。
九曲渓の入口にそびえており快晴時は息を飲む。
九曲渓の二曲を下った所に玉女峰が見えてくる。
武夷山というより福建省の象徴的存在であり、
福建省の絵葉書でも紹介されている。
武夷山の中でまだ回り切れていないものの
武夷山の四大景勝地は今日の大紅袍で回り終わる。
「武夷山探訪19」
「中国写真ライフ」では、
福建「武夷山」の写真を公開しています。
武夷山も三日目になると疲れが出る。
二日間毎朝8時に待ち合わせをしていた。
だがガイドと話し合い今朝は11時に
ホテルロビーにて待ち合わせた。
ホテル前よりタクシーを拾い、
武夷山の南口ゲートまで行った。
ホテルからは15分ほどと遠くはない。
武夷山南ゲートより周遊バスに乗り、
乗り継ぎ地点へ着いた頃は昼頃だった。
列車風自動車が目の前を通り過ぎて行き、
その光景を撮影したが列車をアップで
撮った画像もあったが列車が小さく
映っている画像を更新した。
乗り継ぎ地点に立っているバス停の標識。
メイン通りから奥へは中型バスで行った。
もうそろそろ昼食を取りたかったが、
ガイドからこの辺りでは食堂が少ないので
ゲートの外で食べれば良かったと小声で話す。
「武夷山探訪20」
「中国写真ライフ」では、
福建「武夷山」の写真を公開しています。
武夷山の中に入り乗り継ぎ停留所で、
昼食を取ろうかどうか迷った。
なぜならば出発を遅らせたものの返って
起床が遅くなり朝食も取らずに慌てて
ホテルを出てしまったからだった。
また昨夜ホテルの店でチョコレート類を
買ったもののホテルを出るときに
バッグに入れるのを忘れて来てしまった。
食べるものがなくても普段は気にならないが
無いと思うとバッグの中を探したり
ポケットの中を、まさぐったりした。
いつもなら食べかけのビスケットの袋が
丸めてバッグのポケットに入っていたが
今日は影も形も見られなかった。
ガイドが、そんな私の行動を見て取り
何か忘れ物ですかと尋ねてきた。
チョコレートやビスケットの話も出来なく
ただ何となく腹が減った事だけを伝えた。
写真は玉女峰で、外に見える岩肌が美しいく、
美女にたとえられこの名前が付いた。
その玉女峰の前には九曲渓の二曲付近を
筏下りをする旅行客を撮影した。
この時ガイドは友人に電話を掛けていたが、
レストランの場所を聞いているようだった。
「武夷山探訪21」
「中国写真ライフ」では、
福建「武夷山」の写真を公開しています。
予定では先に大紅袍景区へ行く段取りで
ガイドは私を連れてバス乗り継ぎ地点へ来た。
だが私の空腹な思いを察してか、それとも
空腹のまま山道を歩かせるのはガイドとして
取るべき行動ではないと思ったのか?
先に昼食を取ってより景区へ入る事になった。
ガイド曰く、団体のガイドならば自由が
利かないが、一人のガイドなら変更しても
さほど問題ではないと反対側のバス停へ向かった。
バスで一度外へ出てガイド仲間に聞いたという
レストランまでタクシーで行った。
出口から5分ほどの道のりだったが、
歩けば20分以上かかってしまう。
ガイドもはじめて来たというレストランの
名前は土楼家宴と福建土楼に由来している。
ガイドが何故私を土楼家宴へ連れて来たのかは
定かではないが何となく高そうな雰囲気だった。
「武夷山探訪22」
「中国写真ライフ」では、
福建「武夷山」の写真を公開しています。
武夷山の別荘風の土楼家宴のレストランに
入りバンガロー風の部屋に通された。
ウェイトレスが入って来て私にメニューを
見せるがメニューに書かれている料理の
内容が分からず、視線はプライス欄へ。
ほとんどが一品で60元と高いので
メニューをガイドに手渡した。
ウェイトレスがガイドに話していたが
ウェイトレスは地元から来ているのではなく
他省から来ていたので、彼らの言葉は分かった。
その内容は調理場脇に採れたばかりの山菜や
すでに調理できるように皿の上に盛った物も
沢山あるので来て頂き選んで下さいとの事。
私もガイドの後をついて行ったが豊富に
山菜が洗われ籠に並べてあった。
「武夷山探訪23」
「中国写真ライフ」では、
福建「武夷山」の写真を公開しています。
武夷山で採れたであろう新鮮な山菜が
並んでいたが、私はウィンドウに
並べられた出来合いの物に目が行った。
ガイドは海鮮ものに目移りしていたが
私は海辺からと遠い武夷山で
海鮮料理もないだろうと断った。
それよりも肉料理の方がよいとガイドに
告げて聞いてもらうとイノシシの肉ではと
聞かれたので鍋料理かどうか確認した。
注文を取る女性から注文された量が多いので
鍋にすると食べきれない思いますから
焼き物にされた方が良いのではと・・。
一体どれだけ注文したのかと思いながらも
串焼きに出来ないかと聞いても通じない。
A5のノートに串焼きの絵を描いて見せた。
絵には肉の間にネギを描いたが上手ですねと
口を手で押さえて、そのようなものは
有りませんと出来なく塩焼きで落ち着いた。
下の画像は、雑穀パンのような饅頭で
中には何も入ってないが、かりんとうのような
味がしたものの食べきれず持ち帰った。
「武夷山探訪24」
「中国写真ライフ」では、
福建「武夷山」の写真を公開しています。
武夷山のゲートを出て昼食を終え
またゲートを通るときにチケットを
見せ、中へと入って行った。
3日共通チケットを購入していたため
ゲートは何度出入りしても問題ない。
はじめガイドは空腹での山歩きには
問題ありと引き返して昼食を取った。
だが食べ過ぎても山歩きは辛いもの。
ガイドも食べ過ぎ辛そうにしていた。
大紅袍景区へのバス停へ来たところで、
食堂らしきものがあるので近くへ行き
その光景を望遠で撮影した。
ガイドに、わざわざ外に出なくても
先程、引き返した近くに食堂が、
あったのですねと聞いてみた。
ガイドは、この中間地点の食堂は
知っていたが、よく入るところで
外の食堂には行った事がなかったため
行きたかったのですと笑顔をみせた。
私が普段食事をする10倍ほどの勘定を
支払った私の気持ちは何も考えていない。
何とも割り切れない思いでバスを待った。
「武夷山探訪25」
「中国写真ライフ」では、
福建「武夷山」の写真を公開しています。
武夷山の大紅袍景区へのバス停から
大紅袍景区の中へと入っていった。
写真は寒椿の花なのだろうか?
花に近寄り目を凝らしてみると
花弁の外回りが茶色く枯れていた。
少し離れて撮影してみたが
その枯れた花弁は映ってはいなかった。
下の画像の左側は切り立った岩山が
そびえ立ち右側の狭い土地に
烏龍茶の中でも最高級クラスの
武夷山岩茶大紅袍を栽培していた。
小ぶりの茶壷に大紅袍の茶葉を5g入れ、
85度程のお湯を注ぎいれ飲むが、
色が出なくなるまで5回ほど
お茶を楽しむことができる。
これより左側の岩肌に掘られた文字が
印象的で次の更新ページでは
岩肌に掘られた文字を公開したい。
「武夷山探訪26」
「中国写真ライフ」では、
福建「武夷山」の写真を公開しています。
武夷山の岩茶は、福建省の武夷山市で
生産される烏龍茶の1種である。
お茶の樹が山肌を縫うように育ち
また山肌の岩に生育していた。
青茶と呼ばれ烏龍茶の中でも最も
貴重な岩茶一つで、香木にも似た独特な
香りに富んでおり、また甘みまで
感じる物が多く香りや味わいが持続する。
武夷岩茶の生育する山肌は一枚岩が多く、
その岩肌に岩茶を賛美した詩や題字が
彫られており、その画像を載せた。
17年ほど前、香港で生活していたが
はじめは食事の時間が楽しみで時計を
何度も見ながら待っていたこともある。
飲茶と呼ぶ朝食時に、自分で選んで
小皿に盛った料理をテーブルまで持って来る。
1か月ほどすると油っこい匂いが鼻につき
喉を通らないこともあったが、その時に
香港人から教えてもらった事が料理を口に
運んだあと烏龍茶を飲むことだった。
私の日本での食習慣は食事を終えた後で
お茶を飲む事であったので違和感を感じた。
飲茶のときに飲む烏龍茶の器は大きくはなく
杯のように小さく一口か二口で飲んでしまう。
その岩茶烏龍茶の中でも知られているお茶が
「晩甘居」と呼ぶお茶と岩に彫られている。
「武夷山探訪27」
「中国写真ライフ」では、
福建「武夷山」の写真を公開しています。
武夷山の大紅袍景区の中に入って来た。
写真は、大紅袍の親樹がある九龍茗叢園で、
九龍茗叢園には様々な岩茶が植えられている。
「肉桂」という名のお茶について
肉桂の中国語を訳すとモクセイやシナモン。
肉桂のお茶からはキンモクセイの香りがし、
少し経つとシナモンのような香りがする。
岩茶の「佛手」という名の茶は柑橘系の
スッキリとした香りがするとの事。
また柑橘系の他に甘さも感じる事ができる。
色々と説明を受けても果実のような甘さや
苦さや香ばしさは私の味覚度合では理解できない。
「野生北斗」と呼ぶお茶にも出会った。
お茶の樹は挿し木をするが、野生の茶樹から
摘んだ茶葉で作ったお茶を野生北斗と呼ぶ。
説明では熟した果実の濃厚な香りの後に、
華やかな味わいの香りがするという。
写真の文字は「入らないように」と書いてあり
その下に「違反した人は罰金になります」と・・
茶畑の中に入り記念写真を撮る人も多い。
「武夷山探訪28」
「中国写真ライフ」では、
福建「武夷山」の写真を公開しています。
武夷山の画像もこれで最後になった。
飛び石の上を歩きながら「石乳香」と
呼ぶお茶の話を思い出していた。
説明では、茶杯を口に近づけるだけで、
甘くミルクのような香りがするとの事だったが、
岩茶のミルクの香りで石乳香と呼ぶのか・・。
兎に角、ゆっくりと時間を掛け、お茶を味わう
そんな優雅な境遇になりたいものである。
著名な高級茶の大紅袍が見える岩まで来た。
写真は岩の高い所の猫の額ほどの土地に
自生する大紅袍の茶畑があった。
その大紅袍は高級で中央政府の幹部クラスが
飲むとか言っていたが、一般には
街に出回ってはいないとの事だった。
お茶の堤や袋には特殊な原産地域産品の
専用マークを使用することった。
偽物の出回りを防いでいるとも話していた。
私のガイドではなく現地のガイドは
どんな薬も効かなかった皇后の腹の痛みが
岩壁の上の「大紅袍」のお茶を飲ませ
治ったというエピソードを話していたが
詳細はメモしていなかったので分からない。
写真は武夷山の出口のゲートである。
この日は、ガイドとホテルに帰り
ホテルのレストランで一緒に飲んだ。
翌日の昼過ぎ武夷山からアモイ空港まで帰った。
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