いいこと探検家の人生冒険ポジティブ日記

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ソウル・リーディング(魂読)について



◆ソウル・リーディング(魂読)について



私のブログへのお問い合わせの中で、

「どのような方法で氣づきを得ているのですか?」

というご質問を多くいただきます。


詳しい理論と方法については長くなりますので、いつか小
冊子(単行本かも?)にまとめたいと思います。


ここでは簡単にご説明したいと思います。




私は読書が好きで、これまで2万冊くらいは読んできました。

すべての本が何らかの役に立っていると信じています。

しかし、その本の内容を正確に読み取るのも大切ですが、同時に、
その作者の心や魂を共有することも必要なのではないか、と思う
ようになりました。

表面的には1冊に見えますが、実はその本には作者の人生が凝縮
されているからです。

では、「どうすれば作者の心や魂を共有することができるのか?」
と考えていたところ、次の2つの言葉に出会ったのです。



君の読む所の者は、古人の糟魄のみ。


これは『荘子』の天道篇にある言葉で、「君が読んでいる書物は、
古代の聖人の残りカスである。文字や言葉に頼るだけでは、古人の
体得していた真理をつかむことはできない」という意味です。
古人の心にまで入り込みなさい、ということでしょう。


尽く書を信ぜば、則ち書無きに如かず。


これは『孟子』の尽心篇にある言葉で、「聖人の書物に書いてある
ことだからといって、すべて信用して、そのことばに囚われるなら
ば、むしろ書物なんてない方がいい」ということです。
依存心をこっぱみじんにする辛辣な言葉ですね。


この言葉に感銘を受けると同時に、私の読書法が「字面の読み取り」
に偏りすぎていたことに気づきました。

学生時代の「現代国語の読解問題」の影響が残っていたのですね。

もちろんこれは大切なことなのですが、これだけでは少々もったい
ない気がします。



そこで、私は毎日30分くらい「ソウル・リーディング(魂読)」
という方法で読書をしています。

私が勝手に付けた名前ですので、一般的ではありません。


文字通り、「読みたい本あるいは言葉を(我が)魂で読む」
ということです。


魂を込めて、あるいは心を込めて、


文字霊(もじだま→ことだま)を読む

→行間を読む

→文脈の背後にある著者の想いを読む

→著者の想いの背後にある集合意識を読む

→集合意識より高次元の超意識を読む


読む側の思いの深化(進化)によって、より高次元の氣づ
きが得られるようです。

大袈裟に言うと、本の一部を観るだけでアカシックレコー
ドが読み取れるかも知れません。


さて、冗談(?)はさておき、「ソウル・リーディング」は、
今脚光を浴びている「速読」ではなく、むしろ「遅読」と
言っていいかも知れません。

簡単に表現すると、「スローライフ」「スローフード」の
読書版と言えるでしょう。

しかし実は、1冊いや数行読んだだけでアカシックレコード
までは行かなくても、100冊分の読書に匹敵する「氣づき」
や「智慧」が得られる読書法だと、私本人は勝手に思って
います。


ちなみに個人的には、速読も非常に興味があり、以前から
少し訓練しています。

速読もとても素晴らしい読書法だと思います。

右脳速読してソウル・リーディングすると、「一気にアカ
シックレコードへ」ということになるかも知れません。


私はフォト・リーディングについてほとんど知りませんが、
私がソウル・リーディングする際によく活用する「3D視」
は共通ではないでしょうか?


今では、一瞬に3Dビジョンが見えるようになりました。

ただ副作用があって、何でも3Dで見えてしまうのです。

例えば、お風呂のタイルが浮き上がって見えてくるのです。

小さく見えたり(クロス法)、大きく見えたり(パラレル法)、
まあ楽しいと言えば楽しいのですが(笑)。




◆ソウル・リーディングの方法


では簡単にソウル・リーディングの方法を説明しましょう。

以下は、「ただいま呻吟中」を書く際に採用している手順で
すが、一般の読書でも同様と考えてください。


1.早朝、瞑想あるいは安定打座法によって右脳優位の状
  態にする。
         ↓

2.書棚を眺め、一番気になる本を開き、右脳の直観を活
  用して、その日のテーマ(例えば古人の箴言)を見つ
  ける。
  見つけるというよりも、感じるという表現がふさわし
  いかも。
         ↓

3.テーマをイメージし、右脳で丸ごと包み込む。

  できるかぎり、古人(本の著者)になりきり、言葉で
  はなく行動を追体験するような氣持ちで黙想する。  

         ↓

4.右脳に閃きがやってくる(一体として現れるので言葉
  で説明できない)。

         ↓

5.右脳に現れた情報を左脳に流し込む。

         ↓

6.左脳にやってきた情報を解読する。

         ↓

7.解読した情報を左脳を最大限に使って(頭で考えて)
  言語化する。  

  右脳の情報を左脳で言語化するので、どうしても文章
  が長くなる。

         ↓

8.左脳で書いた文章を読み、その情報を右脳に送り込む。

         ↓

9.右脳で閃いたイメージを言語で解読せずに(文章化せ
  ずに)、左脳との共同作業によって「短文化」する。

         ↓

10.短文化したものをイメージしながら、子供にも共感で
  きるような平易な表現で「童話」「譬え話」「詩」を
  創作する。 



◆ソウル・リーディングの全体像(陰・陽・普遍化) 


ソウル・リーディングは、インプットと同様にアウトプッ
トも重視しています。

アウトプット作業は、「陽の巻」、「陰の巻」、「普遍化
の巻」から成ります。



★陽の巻(上記1から7に相当)


その日のテーマ(直観により選定)について氣づいたこと
や思うことを自由に書き綴っていきます。
どちらかというと左脳による思考を重視しているので、内
容はやや分析的になっています。
良く言えば「発散的」、悪く言えば「枝葉末節的」になっ
ています。
つまり、「陽の思考」です。

「ただいま呻吟中」では、テーマと長文の部分に当たります。

右脳派の人にとっては、読むに耐えない文章かも知れませ
んね(苦笑)。


★陰の巻(上記8、9に相当)


左脳重視で書き綴った「陽の思考」の文章を、右脳に送り、
直観でイメージしたことを綴ります。

「箴言、ポエム、対話など色々な形態になっていますが、
「陽の思考」で発散した文章を「陰の思考」によって統合
したものとご理解ください。

「ただいま呻吟中」では、「氣づきの言葉&メッセージ」
に当たります。

短文のため人によって様々な受け取り方があると思います
が、ご自分なりに楽しんでいただければ幸いです。


私としましては、陽も陰もどちらも大切だと思いますし、
陰陽のバランスがとれていることが宇宙法則にかなってい
ると信じています。



★普遍化の巻(上記10に相当)



氣づきの言葉&メッセージを子供でも理解できるようなス
トーリーとして普遍化します。
童話の形態になることが多いような氣がします。



この楽天日記では、最初に「陽の巻」である長文を書き、
次に「陰の巻」の氣づきの言葉&メッセージをご紹介して
います。

もうお分かりのように、まだ「普遍化の巻」には至ってい
ません。

しいて言えば、現在連載中の「我説でご免:天使バージョン」
がそれに近いかも知れません。

まだまだ完成度は低いと思いますが、笑って許しつつ、お
読みいただきたいと思います。

もしよかったら、皆さんも「ソウル・リーディング(魂読)」
を試してみませんか。

1分でも5分でもそれなりの効果があります。

副作用(?)としては、ヒーリング効果がかなりあるよう
です。

そして、氣づきの分かちあいをしてみませんか?





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