ポジティブに♪女ですものっ♪

諸行無常


三法印の中の一つ

あらゆるものは常に変化し続け、常住不変のものは無いという事。

諸行無常偈
諸行無常 しょぎょうむじょう
                     もろもろのものは無常である
是生滅法 ぜしょうめっぽう
                     生じては滅びる性質のものであり
生滅滅已 しょうめつめつい
                     生じては滅びる
寂滅為楽 じゃくめついらく 
                     それらの静まる事が安楽である


この四つの言葉は、釈尊が雪山童子だった時に聞いたという伝説がある為、雪山偈とも言う。※せつせんどうじ、釈尊の過去生の菩薩名

無常感と無常観
平家物語は「祇園精舎の聲、諸行無常の響きあり」とこの世の無常を詠んだといわれます。
日本人は無常と聞くと、すぐ「あぁ、人生ははかないなぁ」と無常感のほうを感じますが、佛教で説くのは無常観です。
この世に常住不変のものはない、だからこそ一処一処を大切に生きていかなくてはならない。
或いは、良い時には「良い時ばかり続くわけではない」と心を引き締め、悪い時には「いつまでも悪い時ばかり続くものではない」と頑張っていく、これが無常観であります。

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