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京都!最寄駅は烏丸御池(からすまおいけ)駅!
国内外のアフリカ漫画大集合!
京都国際マンガミュージアム
特別展「アフリカマンガ展」
2023年10月26日(木)-2024年2月18日(日)
廃校になった小学校の建物を活用したミュージアム!
館長は ”妖怪好き”
としても有名な 荒俣宏
!
アラマタヒロシの日本全国妖怪マップ [ 荒俣宏 ]
0点主義 新しい知的生産の技術57【電子書籍】[ 荒俣宏 ]
蔵書と分類整理が充実したブックオフのイメージ!
古いマンガも勢ぞろい!
2010年代に刊行された漫画の棚、
2000年代に刊行された漫画の棚、
1990年代に刊行された漫画の棚、……といった具合に
一時代を築いた人気漫画が年代別に並ぶコーナー
は
時代感覚を掴むのに便利!新鮮!
館内には椅子、ソファがたくさん!
休日には、図書館、漫画喫茶のように
老若男女その他、たくさんの人が訪れて、
それぞれ好きな漫画を読んでいる雰囲気!
観光で訪れるなら、時間があるときに!
気になる漫画をのんびり読むのがおすすめ!
入場してすぐ、一階デッキの本棚には、
日本の「アフリカが舞台のマンガ」が勢ぞろい!
手塚治虫『火の鳥』エジプト編
が並んでいて、
「そうか、古代エジプト・ギリシャ・ローマ、
三部作として読んでいたけど、
言われてみれば、アフリカ・エジプトのお話だ
」と
気付かされたり、発見いろいろ!
火の鳥 《オリジナル版》 エジプト編・ギリシャ編・ローマ編 [ 手塚治虫 ]
「立ち読み」して面白かったのが、
『マンガ版マルチスピーシーズ人類学』
文化人類学者のエッセイを漫画化!
中学生から読める!
学習漫画としても、おすすめ!
マンガ版マルチスピーシーズ人類学 (シリーズ 人間を超える) [ 奥野 克巳 ]
第七章、 大石高典さん
の
カメルーンの村での マラリア罹患体験
、
日本で体内の ロア糸状虫
と暮らした日々の記録、衝撃的!
「寄生虫」が気になるひと必読!
「目黒寄生虫博物館」
に行ったことがあるひとは
イメージしやすいかも?
増補版 寄生蟲図鑑 ふしぎな世界の住人たち (KS科学一般書) [ 公益財団法人目黒寄生虫館 ]
2階展示室には、
フランス語圏のバンド・デシネ、
アメリカンコミックスがパネルで紹介!
知らない作品が多くて新鮮!
その場で単行本を購入できたらよかったのに!
SNSに投稿した漫画が話題に!
カメルーン出身、兵庫県姫路市育ち
星野ルネさん
の作品紹介も!
タレント、文化人としても注目のひと!
観光の街・京都らしく?
海外ルーツっぽい来場者多数!
アフリカルーツっぽいかたも
ちょくちょく見かけました!
アフリカにルーツを持つ当事者が描く漫画、
当事者が語る物語に注目が集まっている、
という趣旨の紹介があって、
ハリウッド映画業界のトレンドとも合致
していて、
興味深かったです。
ブラックパンサー MovieNEX(アウターケース付き) [ チャドウィック・ボーズマン ]
スパイダーマン:アクロス ザ スパイダーバース 下敷き 下じき MARVEL インロック コレクション文具 キャラクター グッズ メール便可【MARVELCorner】
ブラックムービー ガイド [ 杏 レラト ]
アフロフューチャリズム ブラック・カルチャーと未来の想像力 [ イターシャ・L・ウォマック ]
ただ、展示には
これまで日本の漫画が描いてきた
アフリカについての描写、
キャラクター表象や文化描写が、
アフリカ大陸の国々や
アフリカにルーツを持つひとびとへの
ステレオタイプや偏見を助長してきたのではないか?
という検証や反省は皆無で、ちょっと物足りず!
「アフリカ」は大陸の名称なのに、
あたかも、ひとつの国のように扱ったり、
まるで未開の土地かのように描く作品が多かったこと、
しかし、時代と共に、少しずつ改善されていることとか、
大長編ドラえもん3 のび太の大魔境 大長編ドラえもん 5 (てんとう虫コミックス(少年)) [ 藤子・F・ 不二雄 ]
映画ドラえもん のび太の大魔境【映画ドラえもん30周年記念・期間限定生産商品】 [ 大山のぶ代 ]
映画ドラえもん 新・のび太の大魔境~ペコと5人の探検隊~ [ かかずゆみ ]
いわゆる「黒人」の描写が
ステレオタイプ的、差別的だと
批判された作品についてなど、
言及できることはたくさんあるはずなのに!
ジャングル大帝(1) (手塚治虫文庫全集) [ 手塚 治虫 ]
世界各国、それからもちろん日本でも
そういう議論があるとわかったうえで、
あえて触れなかった印象で、
せっかくの展示の機会なのにな、と残念でした。
日本の漫画が
「アフリカという未知の土地」を
どのように描いてきたか、
「歴史的資料」として展示する、
と記載がありましたが、
それなら、なおさら、
もう少し、補足説明が必要なんじゃないの?と
かゆいところに手が届かない気持ちになりました。
芥川賞候補作になった
安堂ホセの小説『ジャクソンひとり』
には
"肌に色が塗られていない人間しか出てこない
日本の漫画に感情移入できるか?"
と
問題提起するセリフが!
映画化必至の クライム・サスペンス文学
なので
是非とも読んでみてほしい!
ジャクソンひとり [ 安堂 ホセ ]
迷彩色の男【電子書籍】[ 安堂ホセ ]
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