お仕事放浪記

お仕事放浪記

2006/07/16
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カテゴリ: 牧場
  翌朝 牛舎の世話をしてから朝飯(納豆飯)を腹に収めて

  彩ちゃんを駅までマイカー(自転車)で送っていくことにした

  いつもならみのるさんがアルバイトは軽トラで送っていくのだが

  今日は私が任された

  「彩ちゃん ちゃんと捕まっときやー」というとすぐさま

  「時間まだあるからゆっくり行ってぇーオシリ痛いもん」ですって

  2人は高原のアスファルトの一本道を30分かけて駅へと向かった

  私の腹に巻かれた彩ちゃんの腕の包帯を見て

  「帰ったら医者行くんやで 早よ治さなあかんで」




  無人駅の待合室には誰もいなかった

  「一月間きつかったけどおもろかったやろー?」

  「うん 楽しかったー 花火もしたしー」

  「お粥も作ったしなーハハハハ」

  「大丈夫 もうご飯たけるもん」

  「じゃあ 今度作ってもらおかぁー」

  「うん まかしときー」などと

  一ヶ月間のことをあれこれ思い出していた


  無人駅に2両の列車が入ってきた

  「そろそろ行かんとなー」

  「うん いっこうさん 絶対大阪に来てなっ!」



  「お好み食べに行こなっ!」

  「あいよ」

  「絶対やでぇー絶対!」

  「あいよ」

  「ほんじゃあ 帰るわ」



  「うん」

  と言って彩ちゃんはクルリと背を向けてホームへ向かった

  私は彼女の後ろ姿を見ながら

  (やっぱまた別れが来るんや どうして出会ったら別れが来るんやろ?)

  とつぶやいた

  私はマイカーにまたがり高原の風を切り牧場にもどった

   つづく・・・・・・・・





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最終更新日  2006/07/16 11:02:40 PM
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