しあわせになろうよ♪

しあわせになろうよ♪

やめられたわけ


経験者の私が一番わかる。
だって、自分の知らないうちに、左手を切ることが自分の
アイデンティティになってしまうから。
自分の存在する意味を。
自分がちゃんと赤い血を持った人間なのかっていうことを。
確認しなくちゃいられなかったんだと思う。

でも、そんな病気から自分を救ってくれたのが
「いっくん」でした。
たかがギター。されどギター。
人によって捕らえ方は180度違うと思うけど、
いっくんによって、いや、自分が夢中になれる生きがいを
持つことによって、心に余裕ができたんだと思う。
でも、いっくんと出会ってからも、何回か切りたくなったこと、あります。
そのたんびに、いっくん弾いてました。
曲作って、詩作って、いっくん弾いてを繰り返していくうちに
血と一緒に流れていくはずだった自分の憎悪が、知らないうちに生きる糧になって自分を形成させていた。

もし、今左手を切ることをやめられない人がいたら、自分はその人を説得しようとは思いません。
自分も何人かに説得されたけど、やっぱやめられなかったから。
「あんたにあたしの何がわかるの」
その言葉しか出ないんです。
自分でやめようって思わないとだめだから。。
カッターがなくちゃいられなかったくらいの自分でもやめられたんです。
がんばれば、やめられる病気です。
自分は、親友って呼べる子に左手切ってることを打ち明けたことがあります。その子は自分が持っていたカッターを、自分から取り上げました。
もちろん自分は一気に心細くなって取り返そうとしました。
でも、こう言われたんです
「カッターがどうしても欲しいならあたしを殺してからにしな」って。
嘘じゃないです。実話です。
ます、そのことからカッターがなくても平気になりました。
あとはさっきもいったとうり、生きがいです。。
見つからないならなんでもいい!!
興味のあることから手をつけていけば^^
自分の場合、歌うのが好きだったから、いっくんに出会えたわけだし♪

とにかく、自分で自分を傷つけることは、自分はたぶんもうしないと思う。
もっと楽しいことを見つけられたから。


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