今が生死

今が生死

2018.10.19
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カテゴリ: 事件
沢田研二が70歳を記念した全国66か所で行われつつあるライブで先日埼玉スーパーアリーナで行われる予定だったライブを直前になってキャンセルした。9千人集まると聞いていたのに来てみたらら7千人しか集まっていない。こんな空席だらけの所で歌えるわけがないとキャンセルしてしまったのである。人それぞれには考え方があり、それまでの人生における栄光やプライドがそのような決断をさせたものと思われる。
沢田研二はいつもちやほやされ大勢の観客に囲まれて生きてきたのだと思う。我々とは才能が違い持っているものが違うので同じ視点で考えてはいけないのかも知れないが人間としては恥ずかしいことだと思った。私なども講演を頼まれていくつかの会場で講演したことがあるが、大勢集まってくれた方が張り合いがあるし少ないと寂しく感ずるものである。ブログなども多くの人が読んでくれれば張り合いだが少ないとがっかりする。
しかし私はかなり前に人生の師ともいう人が「何百人集まろうが一人だろうが同じだ。真心をもって話すことが大切だ」とおっしゃられたこと知った。以来ずっとその気持ちで生きてきたので沢田研二の態度は理解できなかった。彼にとっては9000人と7000人では大変な違いだったのだと思うが私にとっては9000人も一人も違いがないのである。歌は素晴らしく今も熱狂的なフアンがいるが、思いあがっていたのだと思う。田原俊彦が思い上がりの発言で芸能界から干された時があったが、一人を大切にしない人は一人の人から見放されていく。自重してもらいたいと思う。





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Last updated  2018.10.19 23:46:19
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