続・インコアパートの管理人

May 27, 2013
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2013年5月27日午前3時50分ごろ、リョクちゃんが虹の橋へと旅立ちました。7歳でした。

もともと甘えっ子なリョクちゃんでしたが、先月あたりから更に甘えっ子ぶりが増してまるでヒナ時代に戻ったかのようでした。

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3歳ぐらいからほっぺたカキカキさせてくれなくなっていたのに自分からほっぺた差し出してきたり、手の中で抱っこされている(おなかを見せている)状態でも長時間おとなしくほっぺたカキカキされてみたり、やたらと私の側に来たがったり。

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胸騒ぎがしていたけれど必死に打ち消しつつ、できるだけ一緒に過ごしました。

今思えばリョクちゃんは自分の命がもう長くないことをうすうす悟っていたのかもしれません。

22日、どす黒いフンをしていたのでビックリして23日病院に連れて行きました。

腹水が溜まって重度の腸炎を発症している状態で、胃ガンの可能性もあるという事でした。

ある程度の覚悟はしていたけどやっぱりショックで悲しくて。

でもトラちゃんだって瀕死の状態から元気になったんだから絶対に諦めない!と気持ちを持ち直しました。

枕元に保温したキャリーケージを置いて看病しました。側にいると安心してくれるみたいで。

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キャリーケージの入り口を開けると必死になって出てきて、私の手めがけて走って来るんです。手に乗るとスヤスヤ…ほんとヒナちゃんに戻ったみたいでした。

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26日はケージの中をうろうろしてみたり、よじ登ってみたりして少し持ち直したように見えました。

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でも夜になると急に元気がなくなり、ベタッと腹這いになる時間が長くなりました。

夜中、ケージの角にもたれかかって苦しそうに早くて荒い呼吸をするリョクちゃんは出入り口開けっ放しのケージを出ようとする気力・体力も残っていませんでした。

動かしただけでもどうにかなりそうで、頭をなでたりほっぺたをなでたりするしかできませんでしたが、そんななかでもリョクちゃんは目を見開いてこちらを見て何かを訴えているようでした。

こっちに来たい、手に乗りたいと言っている気がしてなりませんでした。

手に乗せるべきか迷っている間に息が乱れてきたので、あわててリョクちゃんを抱え上げた次の瞬間、大きく体がけいれんしてゆっくりと首を垂れていきました。

リョクちゃん、ちゃんと虹の橋にたどり着けるかな。

私の手を探してまだその辺をうろうろしていないかな。

虹の橋のみんな、ちゃんとリョクちゃんを導いてあげてね。

リョクちゃんの亡骸は一足先に新居のお庭にお引っ越ししました。

来月みんなで一緒に新居に移るはずだったのに。ちゃんとお部屋も用意してあったのに。今住んでいる部屋での思い出だけ抱えてリョクちゃんは行ってしまいました。

まだ気持ちの整理がつきません。急に甘えだしたリョクちゃんを見ているとこういう日が近い気がして一緒の時間を大切に過ごせたはずだったのに。この手で確かに旅立ちを見届けたのに。さみしくてさみしくてたまりません。

お迎えの時からリョクちゃんの成長を一緒に見守って下さったみなさん、ありがとうございました。






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Last updated  May 27, 2013 07:10:22 PM コメント(8) | コメントを書く
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