映画特撮アニメ24/7/365☆ITOYA online

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Shopping List

【楽天ブックスならいつでも送料無料】ゴジラ＆東宝特撮　OFFICIAL　MOOK　vol．27　モスラ（講談社シリーズMOOK） [ 講談社 ]
『ウルトラQ』『ウルトラマン』全67作撮影秘話(書籍)(ヒロインの記憶)
復刊ドットコム【送料無料】days　of　ANNE　1967?2008／円谷プロ／監修
【楽天ブックスならいつでも送料無料】ゴジラヒロイン三枝未希 MEMORIAL
【楽天ブックスならいつでも送料無料】ゴジラ＆東宝特撮　OFFICIAL　MOOK　vol．18　ゴジラ対ヘドラ（講談社シリーズMOOK） [ 講談社 ]

2007.4.ドラマ『帰ってきた時効警察』

Favorite Blog

ダイヤモンド・ZAI 2…

New! yokohamatarou2001さん

ジリオラ・チンクェ…

New! 神戸オジーさん

この所、紙の本を読… New! doziさん

9月末の新情報 New! 稲葉忍さん

電磁戦隊メガレンジ…

New! 武来神さん

レゴニンジャゴーフ…

sweetplazaさん

スーパーヒロイン図鑑

上段タローさん

One of my favorite … digital_21さん
沖縄戦線異状あり　!? 背番号のないエースGさん
岡山で映画を観よう… ほーく7545さん

< 新しい記事

新着記事一覧(全6405件)

過去の記事 >

2007.02.03

DVD『日曜洋画劇場 40周年記念淀川長治の名画解説』　淀川さんの名解説をやっとまた観れます。でも商品仕様は安易。もっとリスペクトした真摯なつくりにしてほしかった。

カテゴリ：映画DVD

日曜洋画劇場40周年記念淀川長治の名画解説(DVD) ◆20%OFF！

（DVD発売日: 2006/12/20）
淀川さんの名解説を、またやっと観れます。それだけでもこのDVDの存在価値はあります。
「日曜洋画劇場」放映開始40周年を記念してリリースされたもので、放映作品から５０作品の名解説を収録。
また、現存する最も古い'73年4月の解説と、'98年11月15日放送の最後の解説も特典として収録。

改めて淀川さんの解説を、ほんの一部でも、こうして観なおしてみると、何気なく毎週聞いていた話にも、
映画への愛情はもちろんのこと、さまざまな層の視聴者を想定して、話す内容を良く考えていらしたのだなあと感じます。
また、すでに何回も見た作品でも、放映する状態で必ずもう一度見直してから解説を収録されたといい、その真摯な姿勢に感動します。
そして、亡くなる前日まで解説を収録されていたと特典映像で知り、驚くばかりです。

ただし、映像はビデオ映像の保存の悪さから非常に荒いです。

オープニング音楽が少しだけ流れてから始まっていたので、その音楽が解説の頭にかぶるので、
その部分をカットされたためだそうです。それも残念です。
DVD商品としても、その構成が、ただ解説を羅列したもので工夫が無い。
解説書も同様で、特に放映リストは字が極端に小さくて読みにくい。
演出は一切排除し、データとしてそのまま発売する方針からかも知れませんが、
せっかく製作するのなら、淀川さんの「日曜洋画劇場」での偉業を深く尊敬している人や、氏のファンとしての心情が理解できる人が、
もっと、『きちんとした、こだわりのある内容の作品』として送り出してほしいと思います。
「淀川さんの解説」のその真剣な姿勢と、話の内容に、「DVD作品としての質」が負けています。

これもまた権利の問題で止むを得ないのかも知れませんが、オープニングとエンディングのテーマ音楽（「ソー・イン・ラヴ」という曲だそうです）が未収録なのも、非常に残念。
視聴者から見ると、当然、それも「日曜洋画劇場」の一部です。
特にエンディングは、聴くたびに、「もう日曜日も終わりだなあ･･･」という感じを思い出し、「日曜洋画劇場」にとってとても重要な要素だと思います。

自分が見なくても、毎週日曜日の夜には、淀川さんの解説をやっているのが、
あたりまえだったのに、見れなくなって10年弱経つ今、テレビの映画劇場も減り、解説も無くなり、
何か殺伐としていて、非常にさびしい。
亡くなる当時の日曜洋画劇場のラインナップや、安直な新作映画が増えた状況を、淀川さんはどう感じられたでしょうか。

ちなみに、私の記憶の中でのテレビ映画劇場、全盛期の解説者の方の布陣は...

月曜ロードショー....(TBS)....荻昌弘
火曜映画劇場....(東京12チャンネル・現テレビ東京)....解説なし（B級映画中心１時間半枠）、
水曜ロードショー....(日本テレビ)....水野晴男(テーマ曲は「水曜日の夜」ニニ・ロッソのトランペット)
木曜洋画劇場....(東京12チャンネル・現テレビ東京)....小森和子?(テーマ曲は「小さな恋のメロディ」の「Fのロマンス・テーマ」)
ゴールデン洋画劇場....(金曜,フジテレビ)....高島忠夫、
土曜映画劇場....(NET・現テレビ朝日)....筈見有弘(B級映画中心１時間半枠)
日本映画名作劇場....(土曜10時,東京12チャンネル・現テレビ東京)....白井佳夫（日本映画専門枠）
...のかたがたです。
今でこそ、ビデオレンタル、ケーブル、衛星、インターネットと、映画を見る手段が非常に多様化しましたが、
以前は、テレビでの映画放映が果たす役割は本当に重要でした。

また、淀川長治さんの番組は、他にも、東京12チャンネルの新作紹介「映画専科」→「映画の部屋」や、
毎週月曜夜８時からのラジオ(確かいんなあとりっぷの霊友会がスポンサー)も思い出します。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう