いわぴいのドラマ日記

いわぴいのドラマ日記

March 21, 2006
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カテゴリ: ドラマ
 黒幕は安藤でしたか・・・。一番そうなってほしくなかった人間が黒幕だったことで、悲しさが倍増してしまいましたねぇ・・・。一番悲しかったのは雪平だったでしょうが・・・。自分が最後の最後に信じた相棒にはめられていたことがわかったとき、雪平は何を思ったんでしょうか?想像もつきませんが、絶望的な気分になったことだけは確かでしょうね・・・。

 佐藤和夫を撃ったのが 狂言 だとわかったときは正直ホッとしました。その前夜に綿密な打ち合わせをしていたと言う裏話があったときにはやっと真相がひとつつかめた気分でしたね。佐藤和夫が警察を信じられなくなる気持ちはよくわかりました。蓮見に美央を誘拐され、しかも牧村さんの事件では警察のもみ消し体質まで見ることになったわけですから、それを信頼しようと思うほうが難しいと思います。ジャーナリストとしての実力を使ってでも事件の真相を洗い出したいと言う彼の魂には敬服してしまいました。

 その佐藤の信頼に応えた雪平も見事でしたね。殺人予告小説から募金型誘拐、バツ印 連続殺人事件 に至るまですべて雪平への恨みでつながると推理した佐藤の作戦を使ってまさに狂言殺人を実行した雪平の演技力はさすがだなあと感心しました。撃った後に見せる淡い悲しみの表情までそのままだっただけに安藤もだまされたんでしょうね。

 そんなふうにまんまとおびき出された安藤の過去も本当に悲しいものがありました。というよりも聞いていると安藤はやっぱり悪人に思えなかったのが不思議です。5年前に雪平が射殺した少年と一緒に施設で育った安藤が雪平をうらみに思うのは当然のことでしたよね。しかも、それが職場で給料を払ってもらえなくて怒鳴り込んだあとの出来事ということであればまだ少年だった安藤が正義感から芽生えた復讐に身をゆだねるのも仕方のないことのような気がしてしまいました。自分のことを思って大学にいくための学費を稼ぐために仕事を増やそうとしていた弟分のことを思う安藤の優しさを思うと本当にやりきれない気持ちになりました。彼の気持ちを思うと殺人ということだけで犯罪者にされること自体が「 アンフェア 」なんじゃないかと思います。

 ただ、安藤の優しさはそんな復讐の中でも生きていたんですよね。一生懸命に犯人を検挙するために走り回る雪平をいつの間にか好きになってしまったり、誘拐された美央を気遣ってかいがいしく世話を焼いてやるところや、図書館で美央の心を開くために調べ物をしている姿はとても殺人を犯す人間の姿には思えませんでした。薫ちゃんが調べてきたようにこの復讐劇がなければ成績優秀な彼が幹部になってくれることがどれだけ日本のためになったことかと考えてしまいます。身内を失うと言うことがどれほど悲しいものかということを思い知らされました。



 狂言殺人の現場から離れて弟分が殺された パチンコ 屋まで、警察の目を他に向けさせながら車を飛ばす安藤はどんなことを考えていたんでしょうか?店長を追い込んで雪平が車で到着したことを感づいたときに、きっと彼は自分の最後を覚悟したんでしょうね・・・。明らかに気づいていましたし。自分の復讐の相手であり愛してしまった人に撃たれて果てることを何より望んだのかもしれません。DVDに落とした雪平へのラブレターを思いながら旅立った安藤の人生は悲しすぎました・・・。心から冥福を祈りたいですね・・・。

 雪平は最後に安藤の死の現場に立って安藤のことを思い出していたんでしょうか?その人生を思うとき、彼女は自分の行動を改めようと思ったんでしょうか?きっとそれはないでしょうね。変わってしまったら、それは雪平夏見ではありませんから。安藤も変わらないことを望んでいるような気がしました。


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最終更新日  March 12, 2012 12:31:24 PM
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