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記憶と時間、この陽のまどろむ場所に、 また【日常】が始まる―――。 幾つもの思い出が浮かんでは、 泡沫のように消え―――た・・。 、、 、、、、あなたの紅茶をいれマドレーヌをひたそう、 “失われた時を求めて“ かけはし 天使の昇り降りする雲の梯―――、 不思議な力、抵抗できない糸で引き寄せられ、 今までのことがお芝居のように思える、 (そ れ は 、 置 き 去 り に さ れ た 、) 泣いて怒って笑って、 嘘をついて、人に優しくして、 ―――ただ、そういうもの、 ―――そういう憧れの特異な混沌の展開のはざまで、 ―――「発言」や、「人に対する付き合い方」とか・・。 いずれ流れゆく、影のうつろう場所に、底の石が見えている、 「満たしたかった・・ 「いつか触れた感覚やあの胸の昂ぶりを・・ 「―――ボクラハワスレテユクイキモノ、 ―――何かが働き、何かが苛立ち、 何かが思い悩み、何かが傷む、 ・・・・・・そしてまた、時間の断片を宝石のように、 拾い集めるだろ―――う・・。 、、、、、 、、、、、、、、、、、いつかのプルーストが紅茶とマドレーヌの秘密をしたためる、(人間は冷ややかなその輪郭の線の中に美醜をかかえている、(そして人間はまたその中に善悪の秤をかかえている、 百年前も一千年前も変わらない、 これから百年先、一千年先がやってきても変わらない、 ―――詩は僕等のもう一つの顔なんだろう・・ (所有すること)―――(共有すること) ―――そういうこと、 ―――ただ、そういうこと・・。 ―――生温かいものが、うつぶせになった、 この箱の中に、暗い時間の海がある、ストロベリーの甘やかな香りで、(ほ ん の 少 し 改 ま っ て 、)いまは、唯、この記憶と時間のテーブルに、(し め つ け な が ら 、 は げ し く ゆ さ ぶ る ・・、)言葉のアンカーをいれ、祈り・・・・・・・・・、 “失われた時を求めて“ ろうぎ 星や月が昇る螻蟻の町・・・。 シネマの溶暗のように薄らいで時間をエスケエェプする・・。 幾つもの思い出が浮かんでは、 泡沫のように消え―――た・・。 、、 、、、、あなたの紅茶をいれマドレーヌをひたそう、 「時は、いま―――」
2019年01月06日
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詩: izchan ツイッター:しぇりーいすちゃん @izchan1 ※転載:詩集『不思議の泉』p.108 より イラスト: トラ太郎さん ツイッター:トラ太郎 @torataro123 登録スタンプ:トラ太郎のクマさんとうざちゃん 「通学路」 朝のファインダー 緑のやわらかい羽 樹々がそよそよと挨拶をする “おはよう” 自転車のやさしいベル 街かリンリンと挨拶をする “おはよう” 花びらのかわいい顔 春がフワフワと挨拶をする “おはよう” いつもの道 いつもの時間 だけど 新しい “おはよう” 新しい ファインダー
2018年11月23日
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詩: izchan ツイッター:しぇりーいすちゃん @izchan1 ※転載:詩集『不思議の泉』p.233-235 より イラスト: トラ太郎さん ツイッター:トラ太郎 @torataro123 登録スタンプ:トラ太郎のクマさんとうざちゃん 子ぎつね踊る 勹 の夜 ブッ・ポウ・ソウのなぞをかけ ざざんと 闇に 波うって 月を 、食(は)む ドンとつまり << ダイナマイト・プランジャー!>> 月を 、開(あ)く ぶっとび 発破 かけたら さんざめくホオの葉ぬけて ほらら、 金いろの丘 ○ ○ ○ ああ、赤い まわたのように始めて、赤い が)カランカラリと子ぎつねの海から、はてさて 懐中時計のトックントクリに、 莟むばかり と)モノ申すのです。 それは 勹 の夜のこと。 ブッ・ポウ・ソウの、とおく、ちかく ひとり何処にもゆきませう。 なんどと ささやきかかる、月を食(は)む。 擁姿なき音の、今しがた。 くりこしてある、月を開(あ)く。 ああ、赤い はじけかかった白が、赤い が)カランカラリと子ぎつねの母さま恋しに ほらら、 木葉木菟はeye の振子時計をトックントクリと ほらら、 アイ、に合わさり ゆけば、もうろう空気は遠い近い の森のみち と)モノ申すのです。 ざざめく、 おっきなホオの手くぐったら ひしめく、 とがったモミの髭ぬけたなら ――――蒼い海、 ――――――碧い海、 ――――――――青い海、をかかげて森のそらには 金いろ月。 まる鷹ぼうしの守のように シテして、 子ぎつねカランカラリと、 子ぎつね跳ねた 勹 の夜のこと。 トックントクリと、 熟れて、 弾けて、 たまごの仕組みは、宇宙(ボオル)の海に昔からあった時計なの その憧れは始まりの、炎(ポウル)だから と)モノ申すのです。 ああ、赤い 炎(ポウル)のような白が、赤い が) 勹 からはじけた夜のこと。 ○ ○ ○ 扉体(ひたい)のむこうは、料理店『勹(つつむ) radical wrap』の夜の厨房。 子ぎつねシェフは、密かに創作中。 【 勹の夜 ~木の匙より 】
2018年11月21日
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詩: izchan ツイッター:しぇりーいすちゃん @izchan1 ※転載:詩集『不思議の泉』p.116 より イラスト: トラ太郎さん ツイッター:トラ太郎 @torataro123 登録スタンプ:トラ太郎のクマさんとうざちゃん 夢たまご 15.シェーラザード市場 より 【 気分で色を変えるカレンダーを売る、本屋 】 客 「うぁ~すてきなパステルカラー!」 店員 「お買い上げありがとうございます。 良い環境においてやれば、もっと美しい色合いが出ます。 暗くジメジメしたところでは、黒色に。 愚痴ばかり聞かされていると、灰色に。 ですが、微笑みかけられれば、明るく輝きます。 どうか日々をこのカレンダーと共に楽しく過ごされますように。」 【 踊る生クリームを売る、食料品屋 】 ふわっふわっ ふわっふわっ ほいっぷくりいむ つくろうよ♪ ズチャチャカ カシャシャ おどるよ おどるよ くりいむ あわだて てまがいらないよ 他にも、踊る小麦粉もあるよ 篩(ふる)いの手間が要らないよ かみも かおも アララ まっしろけ♪ 【 文句をいうグラスを売る、食器屋 】 ヘイ、ヘイ、ガラスのハートさ、アンタ ヘイ、ヘイ、だからなんだってのさ ヘイ、ヘイ、こわれたオルゴールさ、アンタ ヘイ、ヘイ、それがどうしたってのさ のみほせば ただの Empty Glass またそそげるさ のみほせば ただの Empty Heart またそそげるさ
2018年11月18日
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詩: izchan ツイッター:しぇりーいすちゃん @izchan1 ※転載:詩集『不思議の泉』p.113 より イラスト: トラ太郎さん ツイッター:トラ太郎 @torataro123 登録スタンプ:トラ太郎のクマさんとうざちゃん 夢たまご 3.花の詩 (金魚(スナップドラ)草(ゴン) より) 金魚草-・-・-スナップドラゴン おしゃべり蜂が バズズバズズ 花のなかに顔を バズズバズズ あのね、庭でおしょくじ ( ^ ◇ ^ ) ハトからきいた るびー、な お話 みらいみらい、のゴビ沙漠。 ハチ 「むかしむかし、でしょ。」 ハト 「いえ、なに、たまにはパターンかえてみよかと(汗)。」 ハチ 「鳩でも汗かくの?」 ハト 「あんまりつっこまないでください。話すすまないんで。」 ビルのなか、ビールにカルビ、好きがこうじて、鳩太りすぎ。 クビがまわらずルビふりホビーもままならず。 しかたがないので庭で、ぽっぽ豆(ビーン)そうじ。 ハチ 「ちょっと、ただのダジャレ話じゃないんでしょうね。」 おやまぁ!ビーンのなかから、赤いきらきら顔だした。 なんたってルビー、チビでもコビも売らずにたかく売れ。 鳩がしあわせになったという、、あるビ~~ッグ、な お話。 ハチ 「やっぱりダジャレ話だったんじゃないの。」 ハト 「いえ、あの、ヘビーなヘビのルビーの話よりいいかと…。」 ハチ 「蜂(ビー)をなめるんじゃないわよ、バズズバズズ・・・。」 ハト 「ヒ~~、ビ~~、ぱたぱた…。」 ・・・鳩がはちあわせになったという、あ、るビ~~、な お話。
2018年11月17日
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詩: izchan ツイッター:しぇりーいすちゃん @izchan1 ※転載:詩集『不思議の泉』p.171 より イラスト: トラ太郎さん ツイッター:トラ太郎 @torataro123 登録スタンプ:トラ太郎のクマさんとうざちゃん 明るくレゲエでいこう! 『モーニングコール』 朝だダダダと飛び起きて 開けようカーテン天に向け そしたら お日さんサンサンサン 三度のゴハンを欠かさずに お出かけチェックも欠かさずに それでは 「いってらっしゃぁい!」
2018年11月17日
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詩: izchan ツイッター:しぇりーいすちゃん @izchan1 ※転載:詩集『不思議の泉』p.16-18 より イラスト: トラ太郎さん ツイッター:トラ太郎 @torataro123 登録スタンプ:トラ太郎のクマさんとうざちゃん ‘jätku leiba 《パンがなくなりませんように》’ 恵みたる神への日々の祈り。 ぬめりこむように、空を飛ぶイリヤの背中の銀毛に埋もれる。風の音は遠い。ふしぎと巨獣人は翼の、空気を切る音がしないのだ。下界は靄のなかから朝陽のキラキラとした網に掬い上げられ、そこだけ金細工のように際立っている。 ゆうべ夜を明かした洞窟は彼方、靄の上に白く連なる山並みのどこかの麓の辺りだろう。リンドゥが行き倒れた原野からは、山らしきものは360度見当たらなかった。どのように救出されたのか。巨獣人は元来が寡黙でイリヤもそのようだったから、リンドゥから尋ねない限り知ることはできない。おそらくは原野から洞窟まで今のようにイリヤがリンドゥを背中に乗せ運んだのだろう。だが今のリンドゥにはそういったことより、心を奪われたいことが眼前に広がり始めていて。 「ブルー・スカイ…。」 きらきらと朝陽が活きづいて、折り畳まれていた空の明色を徐々に伸ばし始める。風景に沁込んでゆく、絵の具の輝き。 「おゝ、我がエストニアの大地よ。」 思わず、祈りを捧げる。神々への祈り。それは、紛れもなく人間の祈りだ。 俯瞰すれば…、美しさに震える。 彼方までずっとトウヒやモミの森が広がる。溌剌とした森の女神マイリーキの滋養が美しい樹冠を育み、巨樹の隙間には稚樹たちの光への憧れが伸び上がっている。マイリーキの夫タピオは武骨だけれど心優しく働き者の森の神だ。針葉樹林だけでなく、カエデやシラカバなど広葉樹林の天然更新も彼ら夫婦の神業だ。彼らの娘トゥーリッキは動物たちを司る活発な女神で、息子ニューリッキは敏捷な狩猟の神、姉弟して種の多様性に絶えず気を配っている。 切り開かれた牧草地では、巨人カレヴァン・ポイカの大鎌がびゅんびゅんと呻りを上げ収穫をしたことだろう。今は静かに冬の色に埋もれている。やがて大いなる穀倉地帯の上空だ。瞼を閉じれば、黄金色の豊かなうねりが夏の風景画を織りつづく。大麦、小麦、ライ麦。農作物の神ペッコは今頃じっくり麦芽酒の醸造樽を聴診しているに違いない。収穫の神ペッレルヴァはエストニアの人々が伝統として行う食前の祈り‘パンがなくなりませんように’を穏やかな日焼け顔で聞いているだろう。 光り輝く、あれは…内海だ。イワシやニシンなど、魚好きなエストニアの人々の食卓にはここで水揚げされた魚が上がる。豪胆なアハティは深海の神で、漁猟の守護を司る。 その妻ヴェッラモは海と嵐の女神で、美しい七色の髪を靡(なび)かせ船人を魅了する。 「お優しい~♪、森の女神マイリーキさま~♪。」 囁くようにくちずさむ。神々を大らかに讃える歌。子どもの頃に人間である祖父に教わった。森に住む祖父はこの歌がお気に入りだった。 エストニアの神々は自然神である。八百万の神‥人々の生活の其処彼処に神々の息吹。家にも、庭にも、井戸にも、サウナにも、各々息づく神がいて人々は恙無く過ごせるようにと祈りを捧げる。風/雨/嵐/雷、時に脅威となる自然には、空にも海にも陸にも大いなる神々が居て、人智を超える力を説明してくれる。脅威ではなく驚異である場合にも。夏の星空に煌く天の川、北の夜空に躍動するオーロラ、それを仰視する人々に神話という浪漫が語りかけてくれる。神話はエストニアの人々にとり、科学であり技術であり、知恵であり知識であり、浪漫であり‥日々の暮らしなのだ。それ故、素朴な‘歌’として日常くちずさまれるのだ。 「間もなく、王宮ですよ。父上も母上も心配されておいでです。」 そう言うと、イリヤは身が細切れしそうな烈しい雷雲の只中に頭から突っ込んだ。上昇気流に乗る。イリヤにしても、こんな物騒でまどろっこしいルートは御免こうむりたいのだが、リンドゥの衰弱した身体の状態を考慮すればいつもの異時空のトンネルは使えなかった。ぐるり180度頚を回転させ、背中に乗せている虚弱でおてんばなお姫さまの様子を確かめる。銀毛に包まれ屈託なく眠っているリンドゥ。あどけなさは星屑の光だけほしがる純真さだ。 子どもの頃、リンドゥが樅の木のてっぺんで金色の羽を広げたまま眠りこけていたことがある。たまたま通りかかったイリヤがそっと抱き下ろし、あとでリンドゥに訳を尋ねると、星の光を集めていたの、と言う。それなら小さな発光体の星屑を採ってきてプレゼントしようとイリヤが言うと、星屑を仲間から離すのは可哀想だから光だけでいいと。第一、瞳の中には星屑は入らないと。 イリヤは考える。エストニアのどの妖精に訊いたって、星の光を瞳の中に集めるなんてことは言わない。お得意の魔法をぷいぷい使って、星の光を‘キラメキの籠’に採集するだろう。リンドゥにその力がないわけでも使い方がわからないわけでもない。たまたま強く発現した人間の形質。ゆえに、そんな時リンドゥの心は人間の少女なのである。ファンタジアに属する者たちにとって魔法は利用可能なテクノロジーだ。手順や用法や決まり事が面倒なだけで。だが、人間にとって魔法は‘夢みるオルゴール’だ。蓋を開けたときだけファンタジアという夢が微笑み、その中に咲く美しい音色の花。潤やかな感性というネジを巻かなければ見ることも聴くことも感じ取ることはできない。リンドゥは樅の木のてっぺんで‘夢みるオルゴール’の蓋を開けその美しい音色に身を預けていたのだろう。 「オ‥ロラ‥」 妖精の王女さまは、夢の中で愛しい婚約者に再会したのだろうか。薔薇いろの微笑みが漏れる。 雷雲のなかを急上昇するイリヤ。頚を半回転させ、ぐいと顔を進行方向に向き直す。ここを抜ければ…。 オーロラ伝説.cfg ~エストニア神話より (前篇) ≪3章 鳥瞰≫
2018年11月15日
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詩: izchan ツイッター:しぇりーいすちゃん @izchan1 ※転載:詩集『不思議の泉』p.125-126 より イラスト: トラ太郎さん ツイッター:トラ太郎 @torataro123 登録スタンプ:トラ太郎のクマさんとうざちゃん 顔文字詩 『チックルトックル』 ◇チックルトックル◆チックルトックル◇ 幻の羽の色は、 輪郭のないコトバです。 宝石箱には、ひみつ部屋。 映るアイウエオは、鏡文字。 信じていましょう、人形の魔法使い。 ―――瞳に、純真をえがいて、、、 ◇チックルトックル◆チックルトックル◇ お留守番の、 金色☆のピエロ服_硝子のぴあの。 見つけた七色マジック鉛筆。 見つからないスケッチブック。 信じていましょう、人形の魔法使い。 ―――瞳に、純真をえがいて、、、 ◇チックルトックル◆チックルトックル◇ 鳩時計の、 (^◇^)の約束 ぽーぽっぽ ぽーぽっポ ぽーポっポ&ポッ 今、3時半。 おやつの七色豆。 みるくレンヂで ##:##.## 今、3時間。 信じていましょう、人形の魔法使い。 ―――瞳に、純真をえがいて、、、 ◇チックルトックル◆チックルトックル◇ 絵本の、 おしゃべり二頭 メェ~◎(*(x)*)◎ ◎(*(x)*)◎メェ~ まきばの噂話。 >¨=)nnnnnn)~ アオムシが蝶に。 それを見ていた、ヘビ ~>°)mニニニニ=~ 「何になったと思う?」 「何になったの?」 「┰┰(^o^)┰┰」 「エーッ、飛行機?!」 信じていましょう、人形の魔法使い。 ―――瞳に、純真をえがいて、、、
2018年11月14日
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詩: izchan ツイッター:しぇりーいすちゃん @izchan1 ※転載:詩集『不思議の泉』p.130 より イラスト: トラ太郎さん ツイッター:トラ太郎 @torataro123 登録スタンプ:トラ太郎のクマさんとうざちゃん 絵本 『月の金貨』 【ちょきんばこ】 9~15頁 さんざめく 波る青 きらやかな夜の水面を ツーイツーイ ゆうべの夢は まさしく そのようで。まるでトンボの目のわたくし。 岩礁に立ちあがる ハトの翼の輝やかなこと かがやかなこと 水晶のしずくが パラリパラパラ 光りのリズムに 跳ね急ぐ わたくしは 浜から錦鱗のサカナの背に あわててピョイーン飛びのり ハトの翼の少年とテレパシー交渉―――― いっしょに翔けたいわ 〉〉〉〉〉p。p。p。〈〈〈〈〈 1回につき金貨1まいですよ あら、お金をとるのね 〉〉〉〉 〉p。p。p。〈〈〈〈〈 世の中ただのほうが怖いですよ でもコレはめるへんよ 〉〉〉〉〉p。p。p。〈〈〈〈〈 金貨もチャントめるへんですよ 金貨ためてどうするの 〉〉〉〉〉p。p。p。〈〈〈〈〈 クロイ翼を手に入れるんです シロイ翼で、ステキよ 〉〉〉〉〉p。p。p。〈〈〈〈〈 両方あるとシンカ^nクするので シンカなんとかって 〉〉〉〉〉p。p。p。〈〈〈〈〈 evolution, revolution, innovation‥ わたくしの お気に入りの かわいいハトの貯金箱 いつのまにか・・・ ハト&ペンギンの貯金箱に! どうやら シンカなんとかは めるへんみたいな ステキなことみたいです
2018年11月12日
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詩: izchan ツイッター:しぇりーいすちゃん @izchan1 ※転載:詩集『不思議の泉』p.33 より イラスト: トラ太郎さん ツイッター:トラ太郎 @torataro123 登録スタンプ:トラ太郎のクマさんとうざちゃん 「矛盾」 昨日100円したコトバが 今日はお金はいらないから持って行ってくれと言われた 訳をきけば、誰も使わないから売れず不要なのだとのこと 去年10円だったコトバは 今年は高値がついてちょっとやそっとでは売れないと言われた 理由をたずねれば、誰も使わないから滅多に見られず貴重なのだとのこと それは相矛盾するではないかと訊くと 矛盾しない世の中なら株投資もできないと笑われた そもそも何の権利があってコトバを売るのかと問えば 空気を缶詰にするのと同じだと嘯かれた おまえさんのコトバも売ってやるよと言われたが 携えていた自費出版の詩集は出さなかった 夕飯1回分の置き賃すら払えない食い詰め 詩集の売れない時代 コトバ屋には詩人たちが足しげく通う レジの前には詩好きな狐が座る ―――――今週のベストセラー言葉 : 「矛盾」
2018年11月11日
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詩: izchan ツイッター:しぇりーいすちゃん @izchan1 ※転載:詩集『不思議の泉』p.28 より イラスト: トラ太郎さん ツイッター:トラ太郎 @torataro123 登録スタンプ:トラ太郎のクマさんとうざちゃん 「ねこぶとん ねむりは とろとろの しちゅー たべるほどに ねむくなる しあわせあじの ねこぶとん むぎゅう‥ (あの ぼく ねこじゃないですけど) 「せんせい うちのこ だいじょうぶでしょうか」 「うーん これは にんげんとねこの くべつが つかなくなる びょうきです」 「なおるでしょうか」 「きんじょづきあい させれば なおりますよ」 「きんじょづきあいですか」 「にんげんのつきあいは めんどうですからな ねこは すぐに いやけがさしますよ」 「よかったわね じゅういさんに みてもらって これで なおるわよ にゃあちゃん」 (あの ぼく いぬです…)
2018年11月11日
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詩: izchan ツイッター:しぇりーいすちゃん @izchan1 ※転載:詩集『不思議の泉』p.206 より イラスト: トラ太郎さん ツイッター:トラ太郎 @torataro123 登録スタンプ:トラ太郎のクマさんとうざちゃん 「木いちごジャムセッション」 木いちご摘み& Jam ジャム Oh ! ジャムセッション 青い実 ブルーベリー 赤い実 ラズベリー 黒い実 ブラックベリー 気持ちは(レンジに)ノッてるかい Every berry, are you ready? ゴトゴト Hey ! ゴトゴト 気持ちは(シュガーに)トケてるかい Every berry, are you sweet? コトコト Hey ! コトコト あわてちゃイケナイ Jam ジャム Oh ! ジャムセッション 青いラベル ブルーベリージャム 赤いラベル ラズベリージャム 黒いラベル ブラックベリージャム 気持ちは(ビンに)ビンビンかい Every berry, are you hot? クトクト Yeah ! クトクト 気持ちは(ジャムに)ジャムってるかい Every berry, are you jamming? スヤスヤ Yeah ! スヤスヤ あいしてるイケテル Jam ジャム Oh ! ジャムセッション
2018年11月10日
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詩: izchan ツイッター:しぇりーいすちゃん @izchan1 ※転載:詩集『不思議の泉』p.220 より イラスト: トラ太郎さん ツイッター:トラ太郎 @torataro123 登録スタンプ:トラ太郎のクマさんとうざちゃん 「Mud Pie~魔天色界のレシピより」 ニューヨークスタイルの洗練されたチョコレート・パイより どろくさいミシシッピー・マッド・パイがたべたいと思う、今 摩天楼には土がない 土着のぶこつさをマッドに沈殿させて たゆとうミシシッピー川 岸辺で釣り糸を垂れる少年と少女の瞳には うす茜に暮れなずむ木々、家々、人々、 船舟のはしゃぎや喘ぎが 記憶の蓋からいつも漏れきこえている トランペットはアルファベットではなくサウンドを歌った あの夕凪がいまもずっとつづいている 銅い首にかけられたクロスはごぶとい黒い紐の標のように 罵りの言葉に罪をかける イエローキャブをすべりおりる色々 信号の橙と青ほどの魚でもなく、meaninglessな銃口の意味をしらない 悲しき赤は道を失い留め置かれる 島の真珠はa wide islandに帰され、サンセレルモの証人たちを生む だが止まらないスシ・バーの回転、今では TOKYOという黄色い文字は人ではなく、金の棲む街をさしているようだ 私のミシシッピー・マッド・パイが、どこかしこに 現れては消える… 広げたウィングのずっと向こう 蜃気楼にも映らず、風のなかつかむのは かつて旋回した言葉 “Today in America, we say, “SUE is much better than SHOOT.” It’s nothing out of the ordinary, but we do not forget that I HAVE A DREAM. Have you seen The Pursuit of Happyness? “You got a dream, you got protect it.”, says Chris to his son. Yes! We believe in AMERICAN DREAM. It’s that working hard makes a next generation or further generations happy.” 星は沈みまた昇る 日も沈みまた昇る 幾つもの闇と光にも、瞳は生まれ変わり…
2018年11月08日
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詩: izchan ツイッター:しぇりーいすちゃん @izchan1 ※転載:詩集『不思議の泉』p.75 より イラスト: トラ太郎さん ツイッター:トラ太郎 @torataro123 登録スタンプ:トラ太郎のクマさんとうざちゃん 「ねむいいす」 まるいす クトクト ねむいいす すわると クトクト ねむくなる おしゃべり してても ファァ えほんを みてても ファァ クトクト クトクト ねむくなる まるいすも クトクト ねむって すってんコロリン しりもち つ~いちゃった
2018年11月08日
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詩: izchan ツイッター:しぇりーいすちゃん @izchan1 ※転載:詩集『不思議の泉』p.56-57 より イラスト: トラ太郎さん ツイッター:トラ太郎 @torataro123 登録スタンプ:トラ太郎のクマさんとうざちゃん 古人≪いにしえびと≫のゆめ語り しらべ流れてツラツラと 竹林影に光あり ゆめかうつつかサラサラと 翁太刀たる青竹の まばゆきゆめやキラキラと かくてカグヤのゆめ舞台 うるわし姫スクスクと 舞うや衣は金のゆめ 月の雫もハラハラと 「ムニャ~ムニャ~」 「ちょっと ミミ カグヤの講義中にいねむりしてたんじゃないでしょうねぇ」 「してニャい してニャい」 「ミミが“竹取物語”をおしえてほしいって言うから 特別に講義してあげてるのよ」 「ハイ お地蔵さんから“竹取物語”のラップをマスターしニャさいと言われまして…」 (七五調で話されると気持ちよくニャって つい睡魔に負けてしまうのだニャ~) 「ミミ もしいねむりしたりしてたら逆立たせるわよ」「あの ボクは猫ニャので それはムリかと…」 「宇宙遊泳には必要よ カグヤは宇宙遊泳をマスターしてるのよ」 「あの ボクがマスターするのはラップニャんですが…」 「ミミは ガグヤの言うことに口答えしないでちょうだい 続けるわよ」 「トホホ…」 昔のひとがいうことニャ one two ミュージック! バンブー林の発光体 Oh, UFO?! ナタの達人おじいさん 竹は割っても 姫セーフsafe! 容姿端麗 ルッキングGOODの カグヤちゃん 月夜は カガヤク宇宙服で遊泳 ヨッ! & いねむりCATは逆立ち ヨッ! 「ミミや かぐや姫の【カイシャク】が間違っているような気がするが」 「ハイ お地蔵さん 【タイサク】を間違えました いねむりしたのは間違いでした」 「今風竹取物語*ミミちゃん、カグヤちゃんに竹取物語おそわる。」
2018年11月07日
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詩: izchan ツイッター:しぇりーいすちゃん @izchan1 ※転載:詩集『不思議の泉』p.139 より イラスト: トラ太郎さん ツイッター:トラ太郎 @torataro123 登録スタンプ:トラ太郎のクマさんとうざちゃん 森が一人の私を包む 紅葉したナナカマドとヤマモミジが風にきらめいている絡みつくツタウルシは深く赤々と燃えて 錆色がヤマブドウを変えている黄葉したトチノキとコシアブラが空気を黄金色に染めているそして遠く山の稜線にはマツの風姿が霞んでいるスギの深緑が横殴りの雪に凛として立っている雪解けの光にフキノトウの柔らかな薄黄緑とコブシの温かい白がまぶしく咲いているそして新緑のブナとミズナラが若い生命の輝きを放っているオニグルミに跳ぶリスの軽やかさを音が聞いているアカゲラとクマゲラのくちばしが呼び起こす木霊が響いている 踏み入れることのない森が匂いをつれて私を包むいつでも訪ねてくるよと森が私を包む 「森が包む」
2018年11月05日
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詩: izchan ツイッター:しぇりーいすちゃん @izchan1 ※転載:詩集『不思議の泉』p.86-87 より イラスト: トラ太郎さん ツイッター:トラ太郎 @torataro123 登録スタンプ:トラ太郎のクマさんとうざちゃん 「コロックルの林 3.カラスウリ」 とっておきの カラスウリの実のコップ 取っ手はなくて 取っ掛かりのない ふしぎ、ふしぎな謎を解く ただし 赤いリキュールお忘れなく 夜のコロックルは、トチノキの洞のおうちで『妖精大事典』を読みます。 なかでもお気に入りは「妖精のフシギ」の巻。 ◆ 妖精がどこからやってきたか ◆ 妖精はいつ大人になるか ◆ 妖精はどんなとき色をかえるか ◆ 妖精はなにを食べてはいけないか ◆ ・・・ などなど。 勉強っていうより、趣味。 なにしろジェットコースターくらいおもしろいのです。 妖精のご先祖たちの冒険談がギッシリで。 でも今夜のコロックルはようすが‘緑色くらい’違っています。 この‘緑色くらい’っていう形容詞は、 森の妖精にとっては‘すご~~~~~~~く’っていう意味なのです。 朴の木の揺りイスに座っていたかと思うと、 本棚のてっぺんに寝っころがっていたり、 ヤマフジの蔓を曲げてリースを作っていたかと思うと、 月明かりを浴びて窓辺で頬杖をついていたり。 ちっとも読書に身が入らないのです。 どうしたのかですって? コロックルは、おひるま出会ったナターシャのことで悩んでいたのです。 にんげんの女の子に姿を見られたことで動揺していたのです。 コロックルは(森の妖精らしく)とっても恥ずかしがり屋なのです。 ‘緑色くらい’かですって? いえ、いえ、こういう時にはそうは言わないのてす。 だって森の妖精がとっても恥ずかしがり屋だっていうのは、 ごく普通のことなんですもの。 コロックルは突然宙返りをしました。 これをするのは森の妖精が名案を思いついたときです。 そしてカラスウリの実のコップを2つ、テーブルに置きました。 あとはガサゴソなにやら貯蔵庫で。 やがて小さな酒樽を抱えて現われると、 トックントクトクと、 トックントクトクと、 木苺の果実酒をカラスウリの実のコップ2つに注ぎました。 「これで知恵博士リッカールとリッキールを招く準備はできたぞ。」
2018年11月03日
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詩: izchan ツイッター:しぇりーいすちゃん @izchan1 ※転載:詩集『不思議の泉』p.83-84 より イラスト: トラ太郎さん ツイッター:トラ太郎 @torataro123 登録スタンプ:トラ太郎のクマさんとうざちゃん 「コロックルの林 1.落ち葉の道」 落ち葉の道には。 みえない ( 働き者の みえる ( 足あと みえない 陽だまりの林には。 きこえる ( 働き者の きこえない ( 口ぶえ きこえる ソレは誰でしょう。 コロックルは、いつも落葉の季節にはそのようでありました。 どんぐりがリスにもゾウ虫にもうまくいきわたるよう、 翌年の芽生えのことも考えて、 林床の落葉落枝の量をほどよく調節したりして、 忙しかったのです。 コロックルは、働き者の森の妖精でしたが、 まだ300歳に満たない若い妖精に定められた 雑木林の管理を森の仕事以外にもしなければならず、 とても忙しかったのです。 それでも、ちょっとばかしのお昼ねは欠かしませんでした。 お昼ごはんにヒカリゴケの光を食べた後はとっても眠たくなりましたし、 なにより森の妖精が守らなければいけない‘決まりごと’でしたから。 ある日のこと、 大風族のグリゴールがそばを通りかかり、コロックルに挨拶しました。 「やぁ、コロックル、元気かい?」 コロックルが挨拶しようと顔を上げた途端、グリゴールの顔が歪んで、 「ハ、ハ、ハックショーン!」 雑木林がワッサワッサゆれて、木の葉がザワンザワンとんで、 どんぐりがボロボロとびちりました。 「や、失敬。今朝はアレルギーがひどくてね。 マスクを忘れてきたのは失敗だったな、クシュン!」 そう言うと、グリゴールは大風族の村の方へひきかえしてゆきました。 コロックルはというと、 グリゴールのくしゃみに吹き飛ばされたものの、 辛うじてコナラの木の枝に引っかかって 1まいの葉っぱみたいにユ~ラユ~ラゆれていました。 上から見下ろすと、 いたるところ剥き出しになった禿地ができ、 大きな吹き溜まりには、木の葉や、小枝や、どんぐりが。 そこだけ満員電車みたいで。 コロックルは引っかかっていた木の枝から飛び降りると、 大急ぎで吹き溜まりを崩して林床を整えてゆきました。 あっちの吹き溜まり、 こっちの剥げ地、 休まず働き、なんとか作業が一段楽した時には、 午後3時近くなっていました。 コロックルはすっかり忘れていました。 お昼ごはんも、‘決まりごと’のお昼ねも。 女の子がトコトコ雑木林の中の小道を歩いてやってきました。 女の子はコロックルをみとめて声をかけました。 「あら、妖精さん、こんにちは。」
2018年11月03日
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詩: izchan ツイッター:しぇりーいすちゃん @izchan1 ※転載:詩集『不思議の泉』p.66 より イラスト: トラ太郎さん ツイッター:トラ太郎 @torataro123 登録スタンプ:トラ太郎のクマさんとうざちゃん 「10月のClose to You (貴方の近くに)」 お気に入りのローズティー&作りたてのシナモン・ブレッドは、今はお預け。 日々の時計にモザイクされスクランブル交差に心が覚束ない。それでも特別なスタッカートをつけたい10月。朝陽が挨拶する壁にかけなおした暦の五線譜におたまじゃくしを泳がして。「心のリズムを楽しみたいわ。」と秋いろに踊ってみる。 恋ぶみは、せつない哀音で。 語らいは、やわらかな瀬音で。 囁きは、あまやかな微音で。 ――なんにしたって。 9月の貴方は、つれない疎音で。 「何事もうまくゆきますように。」私の貴方への祈りなんて珈琲時間のアマレットひと滴ほどの香りもなくて。陽だまりに摑まえられない影のダンス。想ってみるだけの明日のカフェ・テラス。 午後のまどろむサティー&お洒落なマリー・ローランサンは、今はお預け。 文書ファイルの累卵くずし。 メールの将棋だおし。 ラップの息継ぎでかけぬけて。 22時のシンデレラは夢のなかで創作活動してる。ね、あけぼのには魔法は解けるのよ。それでも朝陽に挨拶返しする10月のおたまじゃくしはジャズを忘れたりしない。 もうすぐ貴方の輪廻の入り口にキャンドルがともる。ね、幾つもの見知らぬセレブレーションにそっと愛をすべりこませるわ。私の心の出口に人さし指をあてて、ハート型の囀りは無音で。ね、貴方はきづくかしら。 「ハッピー・バースデー・ツー・貴方♪。 愛をこめて~。」
2018年10月31日
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詩: izchanツイッター:しぇりーいすちゃん @izchan1※転載:詩集『不思議の泉』p.236 より イラスト: トラ太郎さんツイッター:トラ太郎 @torataro123登録スタンプ:トラ太郎のクマさんとうざちゃん 【 ハロウィンリンク隣区 】 とっておき、闇のランタンとも マッチの棒ら みつめく目の、子箱かついで つい今しがたつごもりドアは覚ました 発火な仔馬や、 7、のとおりハナミズキの赤いすべ走る るンゾゾ、 ぞンゾゾつきよ、と戸
2018年10月31日
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My eyes are only cloudy.I want a reasonYou meanThe car runs Without knowing what you are looking forEvery time I turn around itCivilization can not stop文明は止まらない眼が曇るだけだ僕は理由が欲しい君は意味車は走る何を求めているかも知らずに振り向くたびにそうだ 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月30日
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energy or passionmaterialism and dialectics人がこう言っていたからという言い方はあまり素敵な言い方じゃない間違っていても自分はこう思うと言ったことで否定や肯定が生まれるたとえそれで被害を被ったとしてもそれを他人ではなく自分の責任にすることができる人生は誰のものであるのかと問う時のようにそれは人間の自由に対する責任の取り方として正しい失敗しないのは人間の怠慢である 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月30日
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視楼オクロルム・ルフトシュピーゲルング、『視楼』について、心の中の白蛭と言う人もいる。つまり、白昼夢だ――と・・。時間は・・濃藍の水晶の波、シミュレーションの曲線。その日、街は一瞬にして、まったく別の風景にすりかえられた。そしてそれは、何者かの想像力の産物である、というのだ。一九九九年の七の月、他界から覗き見ているように、人々は過ごした。血管が縦横に走っているのにもかかわらず、石の壁に囲まれたような夜が数日間続いた。それは海の怪物の背骨に等しい。、何故なら、狂った時間の針による回転木馬だ、人類は、けして宇宙の中心ではない、と、餓えた歯のように寒さにふるえあがった。太陽さえも消した。陽炎が現実になった。それは重い蜂の巣のようにあった。しかし、この厄介な荷物は、改竄された。僕はそれを、遠隔透視で見ていた、事件は、それから十年後に、ふたたび起こる。 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月30日
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空の星座、海の星座操縦桿や、スロットル・レバーのある航空機。たとえばアドリア海の、ちょっと耳慣れない言葉を操る、田舎の島に憧れる心理――。数学的に計算された翼。でも煌めきながら舞上がる葉のように、職人の腕や感覚も残している・・。セスナ、パイパー、グローブ、ピーチクラフトにはもはや、そういう難破船のようなところは、ひとつまみも残ってはいないだろう・・。イタリアやドイツでファシズムが擡頭し、アメリカから始まった世界恐慌の年である、一九三○年頃のアドリア海が舞台である、あのアニメーション映画には、あの主人公が、曲芸飛行とか郵便飛行、飛行レースの賞金稼ぎになるしかなかった、一つの歴史的な事実がある。戦争が終われば、パイロットはいらない・・。朱と紅の染めわけのもみじの雲のなかへ、そうまるで母の胎内のようなしずけさの、男性がもとめる空につつまれてゆくとき、航空機は雪の中の音のように、次第に遠ざかってゆくのだろう。見えない点になって空の蛸のようにへばりつく、と意地悪に表現するべきか。それとも、その飛翔は風であり、忘却と放埓によって目覚めてゆくとでも、いささか美しく馬鹿馬鹿しく、表現するべきだろうか。ただ、ひとつだけわかるのは、僕も飛行機に乗って窓から下界を俯瞰せば、鳥になるということ僕がそれまで一度も知りえなかった、ロング・ショットを経験する。空から見る夏のプレハラートへ、情緒豊かな歴史の畝という畝へ、輝線へと変化しながら航空機は飛んでゆく。夜の星はどうして海にはうつらないのだろう、アンドロメダは隠れてしまう、さそり座も、いて座も隠れてしまう、神話のように戦争が終わってゆく―――。 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月30日
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『古事記』の神代においては、建御雷神の派遣(葦原中国平定)の際、出雲の建御名方神が、「然欲爲力競」と言った後、彼の腕を摑んで投げようとした描写がある。これが相撲の起源と言われている。あえて持ち出されはしないが、僕は長い間、蟹と蟹が相撲しているところを、目撃したのがその起源だと考えてきた。というより、もしかしたら、何処かにそういう追及があるのかも知れないが、今のところ、何処にもそれについて、書かれていない。ボクシングの起源も、もしかしたら、カンガルーであるかも知れない。そんな馬鹿なと言う人もいるかも知れないが、人が殴るという行為だって、本来はおかしい。飛びかかって噛んでいるライオンを想像したまえ。いやいや、存外そんなものかも知れぬよ。 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月30日
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泳ぐ――。くらく悲しく燃え上がるウインド・ハープよ!白熱する未来は眠りの果てから、ただ、見つめ合う縮まらない距離、おお、それを怖れてはいけない、光はやわらかい頬の笑窪・・・。 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月30日
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有終の美となるゴールを決める時に頭に包帯を巻いているような男になりたいWhen deciding the goal to become beautiful in the end I want to be like a man wearing a bandage on my head 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月30日
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心臓はどうして鳴っているのか?遠い遠い記憶の中の風景のように僕は砂丘のそのうねりの中へ、宇宙の太古から続く記憶の中へと、混ざってゆく。生きてる実感が突然した・・。嘘みたいだったけど、頭痛がしていたけど、こうやって視野がきかない場所へ来てみて、靴に生えた黴みたいな自分に気付く。自分が腸を詰めた罐詰みたいに思えた。絵画とみまほしいくらいおぼろげに、吊り糸の切れた魂がたぐいないときのリズムを求めた、僕は、肺に砂が溜まっていることに気付いた、どうしてこんなに曖昧なのかにさえ僕は気付かなかった。僕は、信夫翁なのかも知れなかった。世界も、宇宙も、霊界も、地獄も、天国も、この胸の中にある。ただそれだけが、強く僕を動かした。僕は白い眼を剥いた死刑囚なのかも知れない。でも、僕の言葉は皮下出血を始めていた。僕は、多くの歌が石の壁を壊すのを見ていた。そこには海や小島があった、舟や小屋があった、僕は限りない自然の思い出の中に、真理があることを見つけた。―――波の記憶、僕はイルカのように泳ぎたい自分を見つける。僕はどこまでも深く潜っていくことができる。そしていつまでも泳ぎながら、生も死も忘れている自分を知ることができる。これははるかになまめかしいゆりかご、呼吸をするたびに、自分の可能性を腿の色合いに染める。 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月30日
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僕と君のレースは続いてる、そこには、風ばかり、花などもとよりない、雪も降る、さんざんな滑り台、あわれむべき錆びたブランコ、さみしすぎる孤独なジャングルジム、でも僕はハンカチを渡そう、この疾走感覚の向こうに、亡霊の息遣いを感じる、僕という魂の罪業を感じる、そのもがり笛、この小さな悲鳴、不安、この噛みあわぬ秩序における、テンポ、揺れ、さあ、それこそが、凍ててなお冴える、風に焼け、夢に焦がれ、窓ガラスにへばりつきながら見た、冬の終わりの花びら、僕を満たせ、梨の肌を搾れ。 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月30日
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聖性と涜性神様は意地悪で残酷だ、僕の詩に甘い密通を授けた、愛 液にかがやく十本の指を授けた、だから僕の胸は白くたおやかなものに反応する。僕の狂える軌跡は、この花弁の姿態、このがらんどうな感性の雪。だから僕は言葉にいとも容易く酔う。あたかも銀盤の水が軽くゆらめくうちに、その成分を変えたように、この酩酊は薔薇色でありながら極彩色で、僕を奈落へと陥し込む。僕は原稿用紙と戯れているのではない、寒冷紗の楽譜を鳴らす、この絶妙な交尾は、鯨の鯨肉のような氷山に秘匿され、まだ見ぬ夜明けまえのうす青い闇の中に、精 液を放出する。僕は、羽毛、鍵裂き、世界の傷、それでいてなお、ひき毟る臺の翻覆。 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月30日
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perversion 女性にしか見えないような美少年に告白をされた。と、僕は仮定する。―――ここにはもちろん、僕が、男である、という初期設定があるのだが、僕も、一人だけ、女性にしか見えない美少年を知っていて、心ひそかに、憧れたものである。髪の毛がさらさらで、線が細くて、でも女性的な丸みを持っていて、眼はぱっちりとして、愛らしく、その何処にも男の子の要素がない。一億人いても多分ひとりもいないのではないかという種類の美少年。あまりにも倒錯的なその美しさは、ふっと、僕は女の子になったのではないか、という気がしたほどだ。女の子なら、名を呼ばれない草や花になった気でもしながら、その少年を見つめていたのではないか、と思う。僕は美少女よりも、そういう美少年を思う時、ギリシャ神話的だと思う。異国の陶器から青く淡くかげる面立ちに、僕は羽根をうごかしている鳥が何故美しいのかと考えてしまう。その沈黙と饒舌の夕凪、ひどく蒼褪めた湖水の中心点のような少年に、告白をされたとしたら、僕でも、くらっとくる。美はかように、絶対的であり、いかなる秩序をも狂わせる。 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月30日
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生物の選択遺伝子組み換え食品が登場して久しい。ああ、まさか、なんでこんな話をするかって顔だな、まあ聞けよ、細菌やウィルスなどの微生物の遺伝子を切り取って、作物の細胞の遺伝子に組み込んだもの、こんなことは学校で習ったかも知れないけど、でも、一番重要なことは、この遺伝子組み換えというのは、種の起源をいじくること、つまり種の壁を超えること、人間の遺伝子を持つ犬や猫が作れるってこと、どうだい、おぞましくないか?でも、氷河期が来ても収穫できる作物さえ作れるかも知れない、宇宙のどんなひどい環境にも適応できる植物の誕生、いいことづくめだね、おぞましくなんかない、その通りさ、でも、僕は考えていたんだ、そもそも、遺伝子組み換え酵母菌から鎮痛剤を製造する方法とか、遺伝子の組み換えられた赤ちゃんだって、僕等人類のそもそもの種の起源にはあったんじゃないか、って。僕等は遠い昔、ネズミだったんだよ。もっともっと遠い昔は、魚、その前は微生物、それがどういう風なものだったのかはわからないけどね、考えてたんだよ、それはバラバラの蝶に似ているって、その必要がただ、数百年、数十年、いや数年の内に起こっただけなんだって。 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月30日
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ガンズ・アンド・ローゼスが好きな君、僕もさ、と話してから・・夜六時。エアガンやガスガンを取り扱うミリタリーショップで仕入れた、閉所戦闘訓練用教材は配備。無口で、よくわからないといわれる、君が持つ。火薬を仕込んだ発砲ギミック付きの精密モデル。永遠に訪れない。寸のつまったような人差し指と号令、探査線には地震波を検知するセンサー。トリガーはつまるところ、対ゲリラ・特殊部隊や対テロ対策。有り体に言うとその単純な危険性に魅力を感じるのさ、蛾の羽根が顔にあたる、荒唐無稽なこまかくふるえる夜の磁界、君は匍匐前進する。風に飛び散る埃の粒は蟻のように群がる夜の破片、VR時代が君を救う、君が求めるのは人を撃っても死なない、遊び、君は進む、進む。何処にいても、思い出せるようにしている、子供の頃の遊びの続きの感覚、放電、時間、季節、二度と戻れない場所へ。 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月30日
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よどみはどろりと、タールのように流れ、脱走者、欲情の乱れ、車も都市もここにはない、そしていまこの瞬間も、あたたかい空の裏で、うしなわれていく何かに錯乱周期・・。――夜・・何処へ向かうの、絹のようなざわめきに満ちた、沈黙に吸い付いてくる肉体はくらげ。声を殺して泣いた、詐わりにどんより濁った夜の踏切、左右の低い山並みにのばした両腕がつかまえたのは、つかまえたのは、鏡に映った扉の前、世界の上にかけられた恐ろしい物語の入り口。いつか夢に見た海の眺め。いつか夢に見た歪んだ、紋様、プリズム的なパターンのあこがれ・・。餓えた時計の顔は視力をうしないそうな禁忌。ビロードのガウンのようなものうい疲れ。夜はとても大きな黒い黝い椅子。腐った苺ジャムみたいな微笑みを浮かべて・・。空洞の中のきらら、野を駆け抜ける炎のような、手で、指先で、垂直な闇の底へと手さぐりな接吻をする、おしまいだね。おしまいだね――。魚なら、鳥なら、水なら、風なら・・こうじゃなかったはずなのに、深み闇の向こうへむなしさを煉瓦のようにつみかさねて、なつかしい体温が点、風、光、いまは呆けた沼のような胸が疼く、うねる混凝土、さまようマジック・エキゾチック、シティ、感情の辛酸に息ができなくなる、埋葬するの、自分の足で歩き続ける、まだ消えていない、動物の感覚、べっとりとした肉体の粘つきが嫌で、隙間という隙間、糸状の光の束に切り裂かれながら、朝、凪いでゆく、海、遠い現実、痛みを秘めた断片は熱い―――熱い・・。光が射してくるのを待つ、脆い月日・・。何も見つからなくてよかったのに、何も信じていなかったのに、水は、波は打ち寄せる、囚われた夢の間を浸蝕する、声をあげる、まだ、くっきりした輪郭、ブラインドの向こう側、応え、眠り、朝が。 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月30日
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―――テレビのブラウン管から再生した必要ないでしょ?瞳 に 抱 い た混色しやすい絵の具・・冷蔵庫のなかの―――居場所 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月30日
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娘飴のような透明な粘着力で、今日が黄昏る。遠いジュラ紀の血管になれたら、声がピアノだったら、・・・海の響き。 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月29日
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雪の中を歩いたことがあるなら(If you've ever been out walking in the snow)じっと見ていると灯りの加減で雪はそこはかとない疲労の気配を感じさせた奇跡を織り出すための序奏のように白い花が浮かんでいた永遠に続いていく時間の堆積地上という黒ずんだゼリーのような受け皿はいつのまにかデコレーションされていた背伸びしながらイチゴや桃になるひからびた骨のような橋で君を憶った酔いにかすんだ下界をおおいつくそうとする町にパンの匂いがしてコーンポタージュが飲みたくなるホットミルク蜜柑を転がして君が受け取る白い牙をむき出しにした鍵盤に今どき流行らない音楽が流れる闇から抜け出したばかりの僕は大袈裟に泣くことのできる俳優じゃない 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月29日
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And a fourth one is called a young man海に来たから海のことを考えるそれでいて低い半円の月鰻は水晶の液をたらたらさせ十秒考えても一分考えても同じだな夜の鳥の羽が近づき市内電車の銀色のレールを光らせるから夜は君をうまく見つけられない何千年も土砂や岩塊の間を突き出た曲がりくねった根のようなところを作法もなく大胆に君は通ってきた 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月29日
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他に、誰一人姿を見ない・・。何を説明するでもなく、それ以上何を言うでもなく、孤独なパイロットの視界にうつる、ありえないほど単調な景色。隕石も来ないし、むやみに無人の回廊の巨大な環形動物に呑まれたような、不思議な錯覚。ぴくりとも動かさない睫毛、・・ひとつ、思いがけない発見を、したように、浮かび上がる一時停止、間延びした感覚に、眼をきょろりと一回転させて、自分が、心が、自我が、雪のように溶かされていく感覚――。意味深い痕跡を消す逆転的現象、覚えていくことに意味はない、そういったゼロを超えた地点で、目の前の景色に、欲情できないか、と考え始めた。傷つきやすい表面をうら淋しい黒色に染めながら、それでも地球の時計の針が進んでいく。壊れたとしても、感覚は、情報は、消えていかぬまま、とどまり続ける――。「何処へ行くのだろう?」――途中で走っている車を見つけて追いついてみた、でも、それは僕の想像していた何物でもなかった、でも、平気だ、時間は終わらない、何かで取り返せる、僕は彼女と待ち合わせをした、でも、彼女がいつまでも来ない、でも平気だ、そんなことよくある、でも、宇宙の何処かへと、向かい続ける、平気だ、とは言えない。平気じゃないことは、ありふれてる、でも、ありふれていないと感じる心は消せない、「何処へ行くのだろう?」 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月29日
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Saturdayスキー場みたいな驚くほど急勾配の斜面――笑 い 声 は 歪 ん で 複 雑 な 顔 に な る遊園地、カンラン車、ドキドキ、わくわくしてんだ・・・君がいなくたって僕はこんなに楽しい。「ユウエンチ」――三半規管が揺れるコーヒーカップ、ジェットコースター、お化け屋敷、でも、どれも、二人だ、観覧車は一人でも乗れる。押すなよ!淡黄褐色の中へ消えていく、壜、蝸牛、天使。 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月29日
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左側からコントラバス・・・――む ち ゃく ち ゃ に 歩 き 廻 っ た 。この音楽は感動に似ている 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月29日
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鳥どうすればもっと遠く飛べるのと聞かれたから、誰も予想できないことを考え続ければいいよ。 スピードを上げ続けようよ、 ・・・立ち止まらずに、 もっと前に、進んでみようよ。 ――世界が見えなくなるまで、 明日になるまで、 ・・・今日が終わるまで。 何考えていたって僕等は空を飛べない、 でもそうだろうか、僕等は空を飛べない? スピードを上げ続けようよ、 ・・・ここが向こう側になる。 ――それは小さな一歩だけど、悪くない、 条件づけられた反応を超える、 ・・・未来だ。 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月29日
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自然は僕と人間を離すNature separates humans from me 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月29日
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子宮の中心に深々と根をおろし息づいている埃 っ ぽ い 空 気 の 底 か ら。 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月29日
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価値を信じよう人が一生懸命にやっている時に馬鹿にする人間はたくさんいる。自分がされたら嫌なことを、他人にする人間はたくさんいるのだ。一生懸命にやっている人が、しかも見ず知らずで、たとえば路上ライブで歌っている人でさえも、平気で、他人を見下そうとしたり、馬鹿にしようとする人間がいる。性根の腐った人間というのは、本当にたくさんいる。あなたはそう思うのかも知れないけど、世界には、そういう考えや、そういう言葉の中で、たくさんの人が、今日も傷ついている。もちろん僕は、そんなことをされたぐらいで、けして俯いたりはしない。ハートを熱くしようぜ、と思う。他人を馬鹿にする人間は、自分が一番馬鹿にされていることに気付かない。世の中がどうであれ、僕はそんな人間を絶対に信用しない。社会や、みんなが、何を言ってようが、僕は身近な人間が、してはいけないことをしたら、本気で怒る。だってそんな下らない人間と一秒だって僕は付き合いたくない。僕は他人を馬鹿にする時には、必ず、自分のことを対等の馬鹿であると仮定しながら、話す。自分がえらいなんて考えられるほど世界はそんなに甘くない。見ている人は見ている。そして僕はそういう世界の中で、いつだって、誰からも、まともで、信頼される人間でありたいのだ。 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月29日
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étoile暁の星は薄れてゆく。・・・君が、君が、信じていたことでさえも―――。 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月29日
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ころしてほしい、といえる、にんげん、ところしてほしい、といえない、いぬ。ぎゃくたい、されていた、いぬ、というのを、どうしてか、そのとき、おもいだした。ひどい、にんげんが、いるね。でも、その、ひどいにんげんばかりじゃないよ、と、いえないぐらい、しゃかいの、やみを、しった、ぼくが、いる。つよくならなくちゃ。 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月29日
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品尝世界中の人と話したいそんな翻訳機があったらいいのに――。擬声する、カメレオンする、嘘と本当の中で、クリスマス・ツリーの飾り、でも、パーティーをしたり、笑ったりしながら、違う文化や、生活、知りたい・・。タイムマシンや、空飛ぶ車の時代に、絶対に考えもつかなかった、地球の中の距離・・・。眠っている、起きている、波に揺れる、眼の奥が痛む、考える、探す、駄目だバスケット・ボールが、バウンドしたまんま、手が届かない。ボウリング・レーンに、コミュニケーションの欠落が、転がってゆく、ひどいラフだね、すごいタックルだったね、ヒャア、君、マジかよ! 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月29日
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テユーカ、もっと喋りたかったなyou)りずみかる)テン・ポ)そく・・・言葉なんて、切迫や断絶なしに、心の中に触れてこない――。ひとつに混じり合って渦を巻いた、言葉の世界で、you)わく/せい/も)グル・・ぐる)そく――それだけの国・・意味なんて、邪魔、障害、鬱陶しい、そく・・う、意味だっテ、あとイウ間に、変・・you)ビーチ・サンダルと)雪の)そく・・・意味―― 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月27日
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Youきみを・・きみだけを・・はな・・ぼくのきもち―――かぜ 原画サイズ/特大サイズ 詩とArt_Works: 塚元寛一さん &KAMOME_STUDIO 画像素材: イラa。写a
2018年06月27日
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