ジャックの生徒会室

置いてあるもの



まず、馬のかぶりもの。
これは前担当のU先生の私物。
生徒会室内の物体で一番存在意義を見定められない恐怖の品。
かぶったあと、汗がこびりついて気持ち悪い。
かぶったものは「馬○代目」というかたちで、名誉ある(無い)伝統を引き継ぐ事が出来る。
ちなみに18年度生徒会の手により、現在は原形をとどめていない。

かさ。
雨用の傘ではなく、傘まわし用の傘。
京都の舞妓さんが「あ~れ~」と言いながら回すやつ。
生徒会の出し物などで使うが、それ以外はひたすら場所をとる憎い存在。

カセットテープ。
001が持ち込んだ私物で、ふざけた装飾がしてある。
他にもU先生が持ち込んだナゾのテープが数多く発見されている。
また、これらを聴くために職員室から盗・・借りたミニオーディオもある。

広辞苑。
これはまあまともなものだけど、
新役員が電子辞書という画期的なものを持っているため、
ロッカーの隅で全勢期を夢見ながら埃をかぶっている。
隅にパラパラマンガが描かれているのは言うまでも無い。

牛乳パックの模型(?)
前々会長が牛乳好きだったために作られたらしい牛乳パックの模型。
無駄にでかい。

かつら。
リアルなものではなく、明らかにパーティー用だが、
最近毛抜けがひどく、汚物扱いされている。
だが一部の教師には必要なものなので、大事に保存するのがベストだと推測される。

本とマンガ。
「池袋ウエストゲートパーク」や「ぼのぼの」など。
本来「罪と罰」や「進化論」が置かれるべき場所に婦人雑誌がある様はかなり滑稽。

「スナイパー」。
よく分からないが、16年度の本部にはすでに存在していた「スナイパー」。
1メートルほどの細い角材が2・3本ほど使われて出来ている。ラップの芯のようなもので、丁寧に標的を狙うときの覗き穴もついている。17年度007が最も熱心に装飾を施していた。馬同様、代々引き継がれていきそうな品。

書き初め。17年度001が引退するときに押しつけた幻の書き初め。
「惰」「蛇」「駄」「妥」など、「だ」がひたすら書いてあり、生徒会室に暗い影を落としている。


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