ジョナサンズ・ウェイク

ジョナサンズ・ウェイク

グラスホッパー(伊坂幸太郎)



鈴木、蝉、鯨の物語がクロスオーバーするあたり、『ラッシュライフ』の騙し絵のような面白さがあり、悪党が活躍するのに楽しめるあたり『陽気なギャングが地球を回す』のようでもあり、さらに上質なユーモアと押し付けがましくない警句があり、アクションありスリルあり何でもありの面白さ。期待を裏切らない伊坂幸太郎の面白さは、彼の「引き出し」の多さにあるのか、何なのか。

グラスホッパー

蝉「おまえさ、人としじみのどっちが偉いか知ってるか?」

鯨「亡霊としての節度はないのか?」

鈴木「僕は、君のために結構頑張ってるんじゃないかな」


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