ジョナサンズ・ウェイク

ジョナサンズ・ウェイク

バカな大人にならない脳(養老孟司)


そして子供たちの質問がまた面白い。

「バカって、治るんですか?」(14歳)
そんなに簡単には決められない。養老先生はそう断りながらも、キチンとこの問いに答えてくれています。あなたなら何と答えますか?^^

「くしゃみをすると、脳ミソが出ますか?」(10歳)
ふふふ。さて、養老先生は何と答えるのでしょうか。・・・は、はっくしょん。あっ!!?

「寝ないとバカになるって本当ですか?」(12歳)
起きているとゴミがたまってくるので、寝ている間にゴミを掃除している。
ゴミの量は、人それぞれ違うので、個人差がある。
なるほど。

バカな質問だ、などと受け取らずに一つひとつ真摯に答える養老先生。本人も<あとがき>で話しているように、大学で教えるよりも小学校で教えるのがいいのでは? と勝手に思ってしまったり。
「難しいことを簡単に教える」って誰にでも出来ることじゃあないですよ。ほんと勉強になりました。

バカなおとなにならない脳


さて、ここで「脳」を扱った小説を紹介。ちょっと古いかもしれないが、「パラサイト・イブ」で日本ホラー大賞を受賞した瀬名秀明の『ブレイン・ヴァレー』。これは読み応えあります。知的好奇心と脳をチクチクと刺激してくれます。読めばとことん脳に興味が沸きます。養老先生が読んだら、どう感じるかな。

Brainvalley(上)

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