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名文にして、名演。すなわち、名作。世界は、音楽であふれている。 ★★★★★【中古】 蜜蜂と遠雷 /恩田陸(著者) 【中古】afb
2017.08.10
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寝ている場合じゃない。 ★★★★★【新品】【本】AX(アックス) 伊坂幸太郎/著
2017.07.31
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映画「トレインスポッティング」のファンとしては、嬉しい続篇上映の知らせを聞き、でも、映画を観に行く時間がなかったので、映画のサントラを聴きながら原作を読んでみた。 もともとは15年前に「トレインスポッティング ポルノ」という題で出ていたのだが、そのときは興味はそそられなかった。そして、それが何故だか分かるのに10年以上の歳月が必要だったようだ。レントンやシックボーイ、スパッドやベグビーたちの、あれから(前作のアレ)9年後の話。ちなみに、映画化までには20年の時が経っている。きっと、本来的なリアリティを感じるためには、彼らと同じように、同じ時間だけ歳を取る必要があったのだ。 下巻は、映画DVDを観てから読むとしよう。T2 トレインスポッティング(上)【電子書籍】[ アーヴィン ウェルシュ ]
2017.07.26
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小説のもつ力の強さに、真実を追う者の姿に、事件の闇に、ただただ引き込まれた。どうしてもフィクションとは思えない。31年前に起こった戦後最大の未解決事件が、過去と、今と、未来をしっかりと語る。ジャーナリズムの精神について考えさせられた。そして、親と、子の関係についても。罪の声【電子書籍】[ 塩田武士 ]
2017.06.12
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互いをマイノリティ(少数派)と認めあう二人の対談。ふだんテレビを観ないので、二人のことはよく分からなかったけど、かなり共感しながら楽しめた。(自分もヘンな人+マイノリティなので笑)。 震災後の差別問題と原発事故、情報化社会の居心地の悪さ、メジャーとマイナーの関係など。マイノリティによる逆差別は、少しばかり身に覚えがあり戒めなければならないと反省した。 マジメな社説や論評とは真逆な感じなのに、本質を見事に捉えている。それは二人がしっかりと自分を持っていて堂々と発言し、それでいて優しいからなんだろう。【中古】 マツ☆キヨ 「ヘンな人」で生きる技術 新潮文庫/マツコ・デラックス(著者),池田清彦(著者) 【中古】afb
2017.06.11
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懐かしく、それでいて、失われていない強烈な格好よさ。鍾乳洞の中で妖しく光り続けている乱歩の「種」たち。 少年探偵シリーズ、最初の3巻で、一応の完結。だなんて言わないで、どうぞ続きも刊行してくださいな。【中古】 妖怪博士 私立探偵明智小五郎 新潮文庫nex/江戸川乱歩(著者) 【中古】afb
2017.06.03
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村上春樹が専業作家となって初めに書かれた本格的な長編小説。鼠三部作の最終章(「ダンス・ダンス・ダンス」は除く)。 まさしくタイトル通りの物語。「シャーロック・ホームズの冒険」よろしく、羊を、めぐる、冒険。同時に村上春樹が作家としてめぐる冒険の、始まりでもある。作者自身が感じた確かな手応えがあり、また、未来の作品への布石が散りばめられていて、陽射しを浴びた太平洋のイワシの大群のようにキラキラ光っている。 喪失と再生。さよなら80年代。ジョン・レノンが撃たれた年。僕の生まれた年。
2017.05.24
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ジャズバーで働きながら、台所で書かれた作品。 「風の歌を聴け」を読み返すのは、通算何十回目になるかは分からないが、読み返すほどに、冒頭の文が凄みを増してくる。 「例えば象について何かが書けたとしても、象使いについては何も書けないかもしれない。」 「少なくともここに語られていることは現在の僕におけるベストだ。つけ加えることは何もない。それでも僕はこんな風にも考えている。うまくいけばずっと先に、何年か何十年か先に、救済された自分を発見することができるかもしれない、と。そしてその時、象は平原に還り僕はより美しい言葉で世界を語り始めるだろう。」 若き日の村上春樹は、自らの数十年後を予言し、そして実現させた(と言っても良いだろう)。 「風の歌を聴け」は、時代や当時の文壇への挑戦状でもあり、作者の決意表明でもあった。そして、新しい風が吹いた。中には顔をしかめる者もいた。こんなものは小説ではない、と。しかし、私たちの多くはそれを自分だけにあてられたラブレターのように受け止めた。 「1973年のピンボール」は、書きたいことを書きたいように書いている。「スターシップ」ピンボールと再会するシーンは、なぜ心を打つのか。そこに堅苦しいテーマなどは微塵もなく、文章それ自体が楽しいからだ。サナギがぺりぺりと皮をはがし、なかから光輝く蝶が出てくる瞬間を始めて目にしたときの感動がある。 英文で書き、それを日本語に直すという試みから得られた新しいシンプルな文体。進化し続ける文章。 (誤解を恐れずにいえば)小説としては、不完全である。しかし、不完全であるが故に、完成されている。1を足しても、あるいは1を引いてもいけない。他者の介入はもちろん作者自身の修正をも拒んでいる。そのままとして完璧な原石。 このようにして幻の小説は、台所で誕生した。 以降、若き日の村上春樹はジャズバーを辞め、専業作家としての道を選んだ。それから、38年間、コンスタントに作品を発表し続けている。
2017.05.13
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生粋の村上主義者でもある作家・川上未映子がインタビュアーとして、村上春樹に、訊く。緊張感と意気込みが伝わってくる。新作や過去の作品や、村上さん自身のことについてはもちろん、そうそう、それが訊きたかった!と膝を打ちたくなるような質問まで。矢継ぎ早に、鋭く、ときに執拗なくらいに。川上さん、良い仕事したなあ。 そして、村上さんが、その質問たちに、豊かでシンプルな語彙と、巧みな比喩とユーモアをもって、誠実に答える。本人いわく、二年分くらい語り尽くす(笑)。作家としての器の大きさ、キャビネットの引き出しの多さは言うまでもない。 何というかマスターヨーダが、弟子にフォースの極意を伝授しているような感さえあった。 ★★★★★ みみずくは黄昏に飛びたつ Haruki Murakami A Long,Long Interview
2017.05.10
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10年前に日本で開かれた村上作品をめぐる国際シンポジウムの全記録。リチャード・パワーズの基調講演では、ミラーニューロンに絡めて村上作品が反響し相互作用する働きを刺激的に論じられた。また、パネルディスカッションでは、翻訳家たちが、村上春樹の魅力と各国での読まれ方を語り、ワークショップでは、テクストと社会科学の二つの視点から様々な見解が飛び出した。 思うのは、村上作品を誰よりも精読しているのは、作者本人を差し置いたら、村上作品の翻訳家だろう。そんな彼らの考察は、鋭く、深く、ときにユーモアがあり、つまりは「ハルキ的」であった。 個人的には、卒論の執筆時期に嫌というほど論評を読み漁ったためか、それからは全くハルキ関連本(作者本人が参加しているもの以外)は読まないようにしていたが、今回は柴田さんの名が挙がっていたので読んでみたら、アタリでした(笑)。 あと「みみずくは黄昏に飛び立つ」を併読したのも、とても良かった。お互いが反響し相互作用し、立体的に楽しめたから。
2017.05.09
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怪人二十面相と明智小五郎シリーズの二作目。子供向けの紙芝居的なこのシリーズが、現在の探偵小説の始祖でもあるんだなあ。 島田荘司の解説が、これまた良い感じ。乱歩文学の歴史的位置付けから始まり、「君の名は。」大ヒットまで自由自在。こんな先生の授業なら毎日受けたい。あ。まずは、島田さんの小説を読んでみます。(笑)【新品】【本】少年探偵団 私立探偵明智小五郎 江戸川乱歩/著
2017.04.24
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怪人二十面相と明智小五郎は、子供時代のぼくらのヒーローでした。この度は、またお会いできて嬉しく思います。【中古】 怪人二十面相 私立探偵明智小五郎 新潮文庫nex/江戸川乱歩(著者) 【中古】afb シリーズの再刊行にあわせながら、読み返していこう。小中時代の図書室や夕焼けの公園がよみがえります。ノスタルジアたっぷりに。 辻村深月の解説が、良い感じ。
2017.04.13
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銀英伝も折り返し地点に。バーミリオン星域会戦の始まりと終わり。ひとつの時代の終わりと始まり。 35年経ってなお語り継がれる伝説。そして、色あせない面白さ。銀河英雄伝説 5 風雲篇 創元SF文庫 / 田中芳樹 タナカヨシキ 【文庫】
2017.04.11
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初めはSFと思って読んでいたけど、いまは歴史小説として楽しんでいる。遠い未来の(しかし現在にも通ずる)、リアリティーあふれるシュミレーションとしての。銀河英雄伝説 4
2017.03.29
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銀河帝国の若者L 「体制にたいする民衆の信頼をえるには、ふたつのものがあればよい。公平な裁判と、同じく公平な税制度。ただそれだけだ」 自由惑星の若者Y 「人間は国家がなくても生きられますが、人間なくして国家は存在しえません」 何処ぞの誰かさんに聞かせてやりたい。銀河英雄伝説 3 雌伏篇 創元SF文庫 / 田中芳樹 タナカヨシキ 【文庫】
2017.03.22
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タイトルにセンスを感じる。なぜ自殺したのか、ではなく、なぜしなかったのかという観点からカフカの人生を見つめた一冊。最新の研究に加え、カフカの日記と手紙をもとに辿る。 カフカ作品については言うまでもなく、日記や手紙の面白さに驚いた。カフカが書いた文は、すべからく作品と呼んでもいいほどに。 「死にたいという願望がある。そういうとき、この人生は耐えがたく、別の人生は手が届かないようにみえる。」 絶望することが日課のようなカフカは、生まれる時代が早すぎたのかも知れない。題の問いに対し要訳して答えることはできない。ただ、本を読み終えて、その秘密が、秘密のままに、なんとなく理解できる。 働くことが死ぬほど嫌いだったカフカ。意中の女性に一日に3通も手紙を送り、既読スルーされると情緒不安定になったカフカ。決断できない弱さと、決断しない強さを持ち続けた孤独な作家は、現代人には、人としてなじみのある姿に移る。 「いつもいつも、死にたいと思いながらもまだ生きている。それだけが愛なのだ。」 カフカの言葉は今も(今だからこそ)、遠くの夜景の小さな窓の灯りのように、私たちの心に残って輝き続けている。【新品】【本】カフカはなぜ自殺しなかったのか? 弱いからこそわかること 頭木弘樹/著
2017.03.17
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ある日、家の中庭に壊れかけた旧型のロボットが佇んでいたら、どうしますか? AIの開発が進み、家事や仕事に就くアンドロイドが当たり前のように普及した近未来の話。 SF、旅行小説、育児小説? 個人的には「騎士団長殺し」と重なる部分が多く感じた。主人公の年齢や初期設定など。あと、夢中になって楽しく読めたことも含めて。ロボット・イン・ザ・ガーデン [ デボラ・インストール ]
2017.03.14
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ささやかな日常に、彩りと歓びのひとときを与えてくれた十日間だった。今はまだ物語について語る言葉は持たない。一言だけ述べるなら「騎士団長殺し」についての、「顕(あらわ)れるイデア」と「遷(うつ)ろうメタファー」についての話であったということ、語る(語られる)べき事柄はすべて、この二冊の本の中にあるということ。とにかく今は読了後の、豊かな沈黙の余韻に浸りたい。 ★★★★★騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編 [ 村上 春樹 ]
2017.03.06
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はやく読みたい。もったいないから、まだ読みたくない。もっと味わいたい。だから、少し寝かす。先が気になり、読まざるを得ない。でも、読むと終わりがくる。終わって欲しくないから読まない。葛藤の繰り返し。相反する気持ちが、至福の読書を可能にする。 ★★★★★ 【新品】【本】騎士団長殺し 第1部 村上春樹/著
2017.02.28
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ランゲルハンス島の午後 [ 村上春樹 ] 新作を読む前のウォームアップとして。心地よい文章と絵に癒やされる。20分ほどで読めるから、ちょうど良い。
2017.02.24
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シーナマコトがモノカキになって世界を旅した30年間の私的動物モノローグとしてのエッセイ。自分が撮った写真だとただの自慢になるので、ワダマコトさんに挿絵を描いてもらったら、ステキな本になった。 デビュー作とはうってかわって、トボケタ優しい語りだなあと感じていたら、それもそのはず、3人のお孫さんに語り聞かせているのだそうだ。自慢話をホラ話に変えながら。なるほど、ナットク!みんな元氣だ [ 椎名誠 ]
2017.02.23
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外柔内剛。盛者必衰。銀河帝国。自由惑星。休戦状態。悪徳商人。腐敗貴族。侃々諤々。大河浪漫。益々面白!銀河英雄伝説 2 野望篇 創元SF文庫 / 田中芳樹 タナカヨシキ 【文庫】
2017.02.22
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僕が生まれた翌年(つまり30年以上前)には、この壮大な宇宙叙事詩が生まれていたのか。今更ながら手にしたが、申し分なく面白い。そして、まったく古さが感じられない。 序章の「銀河系史概略」からして圧巻だ。「西暦2801年、太陽系第三惑星からアルデバラン系第二惑星テオリアに政治的統一の中枢を遷し、銀河連邦の成立を宣言した人類は、同年を宇宙歴1年と改元し、銀河系の深奥部と辺境部にむかってあくなき膨張を開始した」。 やがて銀河系に一大王朝を築き上げた銀河帝国と、民主主義を掲げる自由惑星同盟との闘争の中で、二人の「天才」が現れる。 交差する戦いと平和への想い、そしてぶつかり合う戦略。人類の長い歴史が下敷きとなっていて、はるか未来の話のはずなのに、いま現在の世界の趨勢が浮かぶ。 僕と同年齢の物語にあいさつ。遅ればせながら、どうぞよろしく。【中古】 銀河英雄伝説 1(黎明篇) / 田中 芳樹 / 東京創元社 [文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】
2017.02.13
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今まで呼んだ英会話の本の中で一番ナットクできた。腑に落ちたというか。 またの名を「すてるえいご」。文法も丸暗記単語もどんどん捨てる。うまく話そうとするのではなく、とにかく伝えることを目指す。具体的で、実質的で、楽しく学べます。中学、高校を出ていたら実は英語はじゅうぶん話せる。ということを、気付かせてくれる。 個人的な話をすれば、高校の時に、オーストラリアでホームステイして英語が話せなくてコンプレックスを抱いた。大学は外国語学部に入ったのだけど、やっぱり自信がなかった。結局、ずるいえいごは、実は大学3年にイギリスで一人旅した時にマスター(?)したのかも。宿を探すにも食事するにも道を聞くにもことばが必要。話さないと生きていけないサバイバル状況。それで何とか伝えようと、必死になって話して初めて気づいた。あ。しゃべるんだ、自分って。(笑)【中古】 ずるいえいご /青木ゆか(著者),ほしのゆみ(著者) 【中古】afb
2017.02.09
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伊藤計劃の遺作を引き継いだ「屍者の帝国」を除いては、初読みの円城SF 。 小川洋子や村上春樹のようなリリカルな文章が、初期の高橋源一郎ぽくポストモダン系に走るかと思いきや...。 ハードあり、ナンセンスあり、シュールあり、ギャグあり、ドタバタあり、もはや何でもありながら全体に緊張感を持続させている。 巨大知性体ユグドラシルとか八丁堀とか、32次元とか機械靴下とか結構、好きかも。【中古】 Self‐Reference ENGINE ハヤカワSFシリーズJコレクション/円城塔【著】 【中古】afb
2017.02.06
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中2の時、吹奏楽部のメンバーで「K楽園」へ行ったときの話。 絶叫マシンに目がない僕は、友人を連れて、「@」や「&」な感じに回転するジェットコースターへ飛び乗った。席に座ると、頭の上からU字型のシートベルトが自動で降りてきた。その際、背負ったままだったリュックサックに気づき慌てて外すが、降りる途中だったシートベルトにぶつかり、シートベルトは中途半端な状態で、身体を固定しないままストップしてしまった。 やがて大きなベルが鳴り、ゆっくりと発車し45度の坂を昇り始めたので、放心状態から覚め両手を振りながら大声で「助けて下さーい!」と叫ぶが、スタッフは笑顔で手を振り返すのみ。 坂を登りきってゆっくりと降下の準備をするコースター。身を乗り出し、後ろの席の友人に助けを請うが、友人は目をしっかりと閉じバーを握り、間もなく始まる急降下、回転ひねりに備えていて、こちらには気付かない。 14年間の人生をダイジェストで振り返る。楽しかったこと、辛かったこと。次いで「中学生ジェットコースター転落」という未来の新聞記事の見出しが頭に浮かんだ時、腹を決めた。シートベルトなしで、目の前のバーを必死で握ろうと。ごおおおおおおお… 死ぬかと思った。【古本】死ぬかと思った 1/林雄司【中古】 afb
2017.01.31
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【中古】 さらば国分寺書店のオババ 新潮社文庫/椎名誠(著者) 【中古】afb 15年ほど積んでいた、何を隠そう、初のシーナ本なのだ。最初から最後までドトーのようにまくし立てるシーナ節の、面白いこと、爽快なこと。こりゃハマりそうですわ。山口瞳ふうに言えば、新鮮な驚きと喜びが、わたくしの足もとを駆け抜けたのであった。エッセーなのに一冊の青春小説を読み終えたキブン。
2017.01.30
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舞台は「大阪の陣」。燃え盛る天守閣。忍びたちの戦い。「ひょうたん」の置土産の行方は? 風太郎の意思が、400年後の今「プリンセス・トヨトミ」へと繋がる事を考えたら、痛快だ。万城目さんは、ホラ吹きだというのは訂正しよう。アッパレ天下の大ボラ吹きだ。 【新品】【本】とっぴんぱらりの風太郎 下 万城目学/著
2017.01.26
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神戸・長田の雪は珍しい。雪が降ると冷麺屋の客足は途絶えます。外に出て、「天からの手紙を読もう」。冷えたら店に戻り、雪と氷の美しい写真を眺めながら、つかの間のコーヒータイムです。 雪と氷の図鑑 [ 武田康男 ]
2017.01.23
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天下は豊臣から徳川へ。伊賀の忍者、風太郎(ぷうたろう)は伊賀から京に出て、その名のとおり、プータローな日々を送っていた。ひょうたんに出会うまでは。万城目学は、つくづくホラ吹きの天才だと思う。奇想天外。でも、絵空事には感じられない。下巻へ。 【中古】 とっぴんぱらりの風太郎(上) 文春文庫/万城目学(著者) 【中古】afb
2017.01.19
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