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少し前になりますが、
フジノライン社さんからメールを頂きました。
その内容というのは、
シンカーアジングのノットについてお客様から質問、お問い合わせがあったと。。。
要は、編み込み~締め込みの工程についての質問でした。
私なりのやり方をご説明させて頂きましたが、
動作や状態を言葉で表現するのは難しいですね。
上手く伝わっているとよいですが。
また、この時のお問い合わせにて、
お客様が使われているノットを紹介してくださっていました。
そのノットがサージェンスノット。
フカセ釣りを少しかじった私は、松田式トリプル結びの名を連想しますが(;´∀`)
以前にノット強度計測を行った事があり、
その時は編み込み系ノットを除いてトリプルエイトノットとほぼ同じ強度が出ていましたが、
結ぶスピードいう点でトリプルエイトノットに軍配が上がった感がありました。
しかし、今回知る事ができたノットは、サージェンスノットでもくぐらせる回数を増やした。
サージェンスノット5回くぐらせバージョン。
よくノットの説明にあるのは3回くぐらせですが、それを5回にすることでノットの強度はグンと上がりました。
ちょっとひと手間時間はかかりますが、編み込みがメンドクサイ方には非常によいノットです。
簡単にですが、シンカーアジング0.3号の新品があったので強度計測をしてみました。
メインライン:シンカーアジング0.3号
リーダー:フロロ1号リーダーは計測毎に新しいもの、メインラインも計測ごとに数十cmずつ切り取り、なるべく同条件になるように配慮の上で計測。
計測はBOUZ社ドラグチェッカー5k(最細のリーダー2号設定)なので強度数値は絶対値ではなく参考値。
(単位/g)
●FGノット30回編み込み(往復15回)
1. 1590
2. 1510
3. 1390
4. 1750
5. 1370
平均. 1522
●サージェンスノット(5回くぐらせ)
1. 1070
2. 1280
3. 1100
4. 890
5. 1220
平均. 1112
●トリプルエイトノット
1. 720
2. 950
3. 990
4. 960
5. 900
平均. 904
●3.5ノット
1. 750
2. 890
3. 830
4. 750
5. 860
平均. 816
烏賊を計測した際には5~10%軽く計測される為、実際はこの数字以上の強度は出ていると思われます。
計測回数が少ない事については、もうご容赦いただくしか・・・・・(ーー;)
最低でも各10回は計測したいところですが、
これでも、予備に買っておいた新品ラインが20mなくなっちゃいました(>_<)
計測回数は少ないですが、サージェンスノット5回くぐらせの強度を評価するには十分な数値だと思います。
今回はシンカーアジングのみの計測ですが、
他のラインでも同様に強度が上がるのか!?
楽しみなところです。
ちなみに、くぐらせる回数を6回とか8回とかもしましたが、強度は3.5ノットと同じ~以下でした(-_-;)
このラインは編み込み回数にしても、くぐらせる回数にしても強度が出る回数というのがあるようです。
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