レスラー



ミッキー・ロークの変貌ぶりを、怖いもの観たさ、、、という感じだったのですが、いやいや、とても良い映画でした。ミッキーは本当にすごく変わっていましたが、哀愁さというか、色気とかは健在で、むしろ一度底辺まで見た男の哀しさ。。。みたいなものが、厚みとして、魅力的に映りました。

ファザコンの私としては、娘の気持ちも理解できるし、上手く行きたいと思っているのに、愛情は溢れているのにボタンを掛け違えてしまう父娘の関係にも胸が痛かったし、彼の人生、前向きに這い上がろうとするのに、どうしても空回りし、上手くいかなくて、自棄になってしまう事。。哀しさ。。まさに等身大の人生。。こんなふうに上手くいかないことって、本当ににあるよなー。頑張っても頑張ってもだめなこと。。。と、私もこの歳になって初めてわかる気がします。

その葛藤をミッキーロークがとても上手く演じていて、心に沁みる映画でした。。。。のですが。。。

忘れていたんですが、私、プロレス、格闘技、全部苦手なんでした~

スポーツであろうと、人が人を攻撃する。。。というのが生理的にダメだったんです。。。

そして血も苦手。。。

それが「レスラー」という題名なくらいですから、プロレスシーン、流血シーンが多いんですよ。。

当たり前なんですが。。

そういうシーンは目をぶっていましたが、それを引いても良い映画だったと思います


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