じゅなのらくがきちょー

ダウン症ってなぁに?


【 ダウン症候群 】



ダウン症候群は、1866年イギリスの眼科医、ラングドン・ダウン医師が独立した疾病として報告したことからこの名前がつきました。


ダウン症候群は、常染色体異常のなかでも最も多い疾患ですが、現在の医学でもはっきりとした原因は解っていません。
染色体の突然変異によるものだと考えられています。
特定の人に可能性があるわけではなく、人種・国籍を問わず誰にでも起こりうる可能性のあるものなのです。


1000人に1人の割合で生まれると言われていますが、母親の出産年齢が35歳~39歳になると1人/300人、40歳~44歳になると1人/100人の割合、45歳以上では1人/50人と言われます。



☆                         ☆




人は46本の染色体を持っています。
染色体には1番~22番までの常染色体と、XとYの性染色体があります。
XXだと女の子、XYだと男の子になります。


通常、父親から半分の23本、母親から半分の23本をもらって再び46本となるのです。
ダウン症の場合、21番目の染色体が3本有り、合計47本の染色体を持っています。
21番目の染色体が3本有る状態を、21トリソミーと言います。
ちなみに、1本少ない場合もあり、その場合はモノソミーと言います。


その一つ余分な染色体は、精子あるいは卵子が作られるときにうまく細胞分裂することが出来ず(染色体不分離)、染色体数の過剰な精子や卵子が出来たためです。
その一つ余分な染色体も親からもらったものです。




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