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みをつくしシリーズ『夏天の虹』より
又次の柚べしを作る事にしました。今回
が一番の大作です。完全に出来るまで
一ヶ月以上かかるよ~。
これは作れないと思ってたのですが、
ひょんな事からこの時期でほぼ材料が
揃ったのでやってみようとなったのです。
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』
二作目の『忘れ貝ー牡蠣の宝船』で作られ、
最終作の『夏天の虹ー悲し柚べし』で食べられ
ています。その間、吊されて熟成してた訳です。
この辺のあれこれを説明してると切りが無いので
省略しますが、本当に良く考えられてる構成だと
思います。
原作を読んでいると、材料に鬼胡桃が使われ
ています。日本に分布していて殻が非常に固く、実が取り出しにくい胡桃です。味は非常に
濃厚で渋みが少ないです。
別に普通の胡桃で良いと言えば良いのですが
ここはやはり鬼胡桃を使ってみるのです。まあ、
たまたま安く手に入ったんですけどね。
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前
に一度経験済みなのですが、殻を剥くのが
非常に大変です。まず水に漬けておき、その後、
フライパンで乾煎りするか、オーブンで焼いてヒビが
入った所にマイナスドライバーや包丁の
刃を入れてこじ開けます。
割れるとこうなります。こうなってからもほじくり出す
のが結構大変なのです~。おまけに量がかなり少ない
のですね。便利な道具が無いあの時代に良く使ってま
すよ、こんな大変な食材~。かなり焼きまくったのに遂
に4個程はヒビさえ入らなかったよ・・・・orz。仕方ないの
で道祖神様へのお供えにしてきました。家の前なので。
松の実と一緒にしておきます。
味噌と三温糖と酒とみりんを
練り合わせます。
先程の松の実と鬼胡桃を混ぜます。
柚子の皮を切って中をくり抜きます。
底を少し痛めてしまったけど大丈夫
かな~。
先程の混ぜた物を詰めます。6分目ぐらい
にしておかないと蒸した時に溢れるそうです。
レシピにその旨は書いてないので注意しま
しょう。何かスカスカだから詰めちゃおうかな~
と考えてしまったこちとらは念の為に検索
してそれを知り、断念しました。なぜなのか
は書いておいて欲しいです。
蒸籠で蒸します。
2つなので25分蒸してみたらもうちょいだったので
後10分蒸しました。一寸蒸し過ぎたかも(--;) 。
キッチンペーパーでくるんで軒下へ吊しました。
これで一ヶ月以上寒風にさらします。
これで寒さが続けば多分出来るとは
思うのですが、果たしてどうなるかは謎
です。もうちょい糸を太い物に変えたい
なと考え中。
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