鹿児島UFO  実は 高校2年生の時に 東京の某密教寺院に 自らの意思で 入門しました。それ以来、生涯 ずっと 真言密教オタクのため(笑)   前回 最福寺さん記事の 追伸を 投稿いたしますネ (^_-)-☆






以下 ご存知の方も 多いかもですが、まずは、基本的なことから・・・　

日本密教の お護摩では　祈願や供養のための「護摩木」とは。。。  参拝者に その願い事や 数えの年齢を 添え護摩木に 書いて頂きます！  



通常 護摩木は 法要の導師が  護摩の炉（火焔の中）へ 投入して お焚き上げ その願いを 祈願 成就するものです。

しかし 最福寺さんでは その護摩木を 参拝者さんが 自分で投入して 祈願する機会を 頂けるので 全国的にも 貴重 希少な お寺です(^_-)-☆

そして 　上記「護摩札」（写真は 高尾山の一例）は　護摩木よりも 大きいのですが（料金なりで 大きさも比例します） 

護摩法要の前に、参拝者が 社務所に 書式にのっとって お願いすると・・・　社務所が  願意や氏名や会社名などを 護摩札に  毛筆で書き入れてくれまして、

護摩法要が 始まる前に 護摩札は内陣に運ばれて  護摩法要の導師が 護摩の火焔に かざして 祈念いたします。（護摩木のようには 燃やしません）



護摩の終了後に 出来立ての 祈願済み護摩札を 参拝者（願主）が 持ち帰って 1年間 自宅や会社などに 安置して 諸願成就を期するもです(^_-)-☆ 　　




ということで　皆さま 護摩木（お焚き上げする）と 護摩札（護摩修法の後は 頂いて持ち帰る）その違いは お解りですね(^^♪　上記を ご理解して頂いた上で・・・もう少し 深掘りします♪　

さてさて 皆さまは  真言密教 護摩壇「護摩炉」の外周には 　結界用の 6本の棒 （四けつ棒・6本組）と

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↑ このような感じで　護摩壇の外周を ５色の紐（その紐は、壇線 だんせん という名称です）が 作法に 則って 巻かれます！

その紐（壇線）は 　絹や人絹（レーヨン）で できておりまして、密教秘伝の法則に 則って 巻いてゆくことで  護摩法要に 魔性のものが 入らないように 「結界を張る」という 働きをしております！！




で・・・　護摩法要では  法要導師 も 承仕（補助者）も 参拝者も 壇線の上から 物や手などを 結界内に 入れてはならない！！ という 禁則がありまして、（壇線の下から とおすならば OKです！）



壇線の上から 何か入ってしまったら 破壇 結界が破れた！ ということになってしまいます。（そのように 禁則を破ることを 密教界の用語で 越法、おっつぽう と言います）   



で・・・ 　下の写真　 某・寺院さんの お護摩 を ご覧ください。　承仕（補助者）が 護摩札を 火焔に かざして 祈念を込めて 修法されております！！　

・・・　その大事なポイントが、壇線の下から 護摩札と手を とおして おりますね !(^^)!　破壇 越法にならないように シッカリと 「壇線の下からを厳守」されております（正しい護摩修法です♪）




ところが・・・　下記の 某某・寺院さんでは 見事に 壇線の上から 護摩札を かざしております（汗）　あのように 壇線の位置が 低すぎる巻き方ですと 「壇線の上から」 という珍事が まま 起こりがちです 残念ながら（汗） 

対して、下記 最福寺さんの 護摩法要 写真を ご覧くださいませ。。。　壇線（結界）が とても 高い位置で 巻かれて おりますでしょう (^_-)-☆　



壇線の上から、護摩札をかざしたり護摩木を投入することが無く！ 越法が 起こらないように・・・



そして　参拝者さん自身に 護摩木を投入させて頂ける 最福寺さんだからこその　とても配慮された お護摩システムですね！！　



「やはり 至れり尽くせり」ということで　全国の 皆さま　鹿児島にお越し際は 平川最福寺 護摩法要 ぜひ ご参拝 下さいませ(^^♪   　

本日も まことに ありがとうございます　!(^^)!​