空を見上げて

出産、呼吸法と娩出力(出す力、出る力)♪



出産、呼吸法と娩出力(出す力、出る力)♪




生まれて初めてのお産。。。。。

お腹に入ってここまで育てたからには『出さなければならない』

これが一番の不安! と言うより、『自分に出せるのだろうか?』
と感じていた。。。
それこそ、山あり、谷ありの妊婦生活。
やっとたどり着いた先に待っているもの。。。。

分娩! 大仕事だ。。。。

妊娠は誰も代わってはくれない。まして、分娩もだ。
仕事なら、「ごめん苦手なんだ~代わってくれるぅ?」ですむものを。。。

実際、『産む』のが楽しみに感じるように?なったのは三人目から。
一人目、二人目は未知への恐怖が大きかった。

『ひっひっふ~  ふっはっはっ はっはっは ふ~ふ~っ』

ラマーズ法といわれている呼吸法
ええ、、、練習しましたとも。旦那ともども。笑
いつかくるxdayのために、妊婦学級出た日から。。。

結論から言うと、私の場合

痛みを逃がす『ふ~ふ~ふ~っ』 (口をすぼめる深呼吸) と
いきみを我慢する『はっはっはっは』(口をあけて犬のようにする短息呼吸)
が一番有効だった。
特に痛みを逃す呼吸法は痛い検査や
初期の経膣の超音波(私は痛かった)の時知っていたかったな~と思う。
産後も割と?痛い処置もあるので、これは有効だ。

あとは娩出力。。。

私はいわゆる、がっちりデブ?である。

体重も、『増やさないように』と注意される人だ。。ポリポリ。。

ただ、こういうタイプにも朗報が!
いわゆる、ただのデブ?(言葉悪くてすいません)より、
筋力や体力があるから、お産のときは大丈夫!といわれたのだ。

体重を気にしていたので、この言葉は目からうろこでした。
太ると肉がつく、脂肪がつく。
もちろん産道である、股間周囲にも。

もともと太っている人はその巨体(?)で活動しているので、
体が妊娠で大きくなっても、ギャップがないので、
動きの機敏さ?に変化がないから。と言うありがたいお話。

し・か・も
難産になるかも?と言う焦りから、普段やせている人より
体重管理が上手く行く場合もあるんですよ。。。。といわれた。

この点はあながち嘘ではない。
元々、食べ過ぎるから、太るのだ。
とも言う私も大喰らいの大酒のみ。
いつもの調子で食べても、妊娠中は子どもにカロリーが行く。
つまり、いつも食べているカロリーで十分、もう一人養える。
やせている人は普段気をつけているので、ここぞとばかりに食べる。
妊娠中はお腹がすくのだ。

普段食べている量を超えなければ、非妊時から体重増加はあまりない。

私は、三人いずれも、5キロ位だ。(太ってるから威張れない)

かといっていつも食べれないのはストレスだ。
私は週単位で考えて『おいしい日』を作った。
たまにはおいしいもの♪食べた。。。
でも、妊婦検診の前は粗食。。。
こんなことを繰り返した。笑

とはいっても、体重管理は一番目の子どもの時だけで、
2人目、3番目は上の子と遊んでいるので、自然と太らない。

あくまでも、私は太ってるので、非妊時を超えない、、、だけだけど。笑

産む力+生まれようとする力=娩出力

体重管理が上手く行ってたほうが楽。


そして、適度な運動!!!

動かないといけませんよ。
でも、トライアスロンに出ろとか、42,195キロ走れ!と
言ってるわけじゃないです。はい。

よくやったほうが良いといわれるのは『雑巾がけ』
結構きついです。笑
一休さん見たいにはできないけど、少しずつやる。
スクワット系の動きをしてましたね。
上の子のおんぶも、スクワット付きでやってました。笑

後はただひたすら歩く!

とは言っても、妊婦の一人歩きは危険なので小銭とお財布を持って。。。

私は上の子と、お散歩と称して歩いてました。

風の音、葉っぱの形、落ちている石。。。
自分たちの影と追いかけっこもしてました。
とにかく遊びながら、何かやってましたね。

でも、これは私が丈夫だったおかげで、張りのある人はお勧めできません。
私も、愛犬(ラブラドール)の散歩は臨月には止めましたから。。。

普段の筋力をキープすること で十分だったです。
妊娠してても、違和感はあまりなかったですよ。
腰は痛かったですが。。。。笑


実際の分娩は

((私は3人とも『おしるし』があり、その何日後かで産みました。
   面白いのはその何日かで、だんだん短くなり、三男は当日でした。))


一人目は他のページにUpしてある通り。
とにかく呼吸が『吸えなくて』困りました。吐くのは出来るんだけどね。
『いきんだ~』と言うお産でした。
短息呼吸は一番上手かった!
陣痛がない時点での 『破水』 が先に来て、初産の初心者?でも
入院のタイミングがわかりやすかった。

二人目はもし、『陣痛』が来ても、判らないんじゃないか?
陣痛ってどんなの(だったっけ?)
いつ来るのか、、、とどきどきしてました。
前駆陣痛((夜になると起こる事が多く、出産には至らないが、定期的もしくは不定期に子宮の収縮(陣痛ちっく)が起こる事))
がかなりあったので、その日もまたか。。。と思いましたが、
明け方まで続き、『本物?』と5分間隔位で入院しました。
結果はあたり。
『陣痛』 からのスタートです。
陣痛2~3分に進んでも、降りてこなかった事もあり、
助産師に『いきんでみようか?』といわれ、いきむことに。
この時点で、『いきんで良いの?』と思われるほど痛みはなく、
陣痛もさして辛い波ではなかった。
しかし、いきんでみたら、骨盤内に子どもが降りてくるのがわかり、
(たぶん)骨盤通過時間は30分あったかないかの(あくまでも感覚で)
早い?お産になってしまった。
自分的にはこれが一番お産が楽?と思ったのだが、
実は一番産後が大変だった。
徐々に伸ばされていない股間の筋肉は、またもや会陰裂傷となり、
急に進んだお産は子宮弛緩出血?となった。
胎盤が出たあと、『また羊水?』と驚くほどの出血をした。
点滴に子宮収縮剤が入れられ、子宮が痛くて泣きそうだった。

三人目は助産院でのお産だったこともあり、
もう2回 陣痛 を経験しているので、あんまり不安はなかった。
結果は 『陣痛』 から起こり、規則的に(ほぼ教科書どうり)に
陣痛の間隔が早くなっていった。
自然なお産。。。を意識していたこともあり、自分から、
積極的に陣痛が進むこと(力を入れたりすること)はしなかった。
ただ、進まないであろうと思われること(ただ、寝ている)もしなかった。
普通に過ごした。
助産院から、10分間隔で近くの中華料理店に行き、
4人家族最後の食事をした。
(私~陣痛中なんです~~~とまわりに言いたいのを抑えつつ 笑)

(詳しくは三男誕生編で)

ゆっくりゆっくり、時が満ちるのを待った。

私的には子供の心(動き)を感じて一番無理なくお産できたような気がする。

結果的にはやや力んじゃったが、それも、私の体の奥で
押さえ切れない何かがそうさせた。



自分の体に聞くお産。 月が自然に満ち欠けをするように、自然に進むお産


また産みたい!と素直に思えるのは、 
この感じがつかめたからかもしれない。
自分の感じるままに、ただ、体内からの本能に任せたお産は
正直に言うと、 『とても気持ちが良い行為』 だった。


子どもの数や教育問題、いろいろなことを抜きで考えれば、

出来れば、もう一度、 『産みたい』 と本気で思う。


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