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オーストリア

 ちょうどプラハへ旅立つ前日でした。
 マレーシアのクアラルンプールから到着したのは早朝。
以前ウィーンに5日間も滞在した事があったので、ウィーンには滞在せず、その足でウィーン南駅から特急でプラハに向かおうと思った。
 空港でモーニングコーヒーを頂いている時に、日本人の男性に声を掛けられた。
名前は“ヒロ”。頭はアフロっぽくってファンキーな人・29歳のバーテンダー。彼はブダペスト南部でのイベントキャンプに参加するため東京からやってきた。
 当時、クアラルンプール経由のマレーシア航空での欧州往復チケットが、夏場では8万4千円と一番安かったのである。その代わり時間は掛かるのですが(^^; 
 バックパッカーにとって、その価格は嬉しい限りでした。 
 そのヒロも私同様、その足でブダペストに向かおうとしていたのだけど、疲れを癒す意味でも1日滞在しようと近くの公衆電話からユースホステルを予約した。
 滞在先のユースで、ニュージーランド人の女の子2人とルームメイトに。その2人のお誘いで、野外オペラを見に行くことになった。それにヒロやヒロのルームメイトのオーストラリア人の男の子も加わり5人でいざ野外オペラへ向かうことになった。
 その後ヒロは2人の男の子(1人はドイツ人。もう1人はどこの国から来た人かは覚えていませんが)と仲良くなり総勢7名で向かったのでありました♪

 どこのUバーン(地下鉄)の駅で降りたかは忘れたましたが、リンク(市の中心部)の近くであったのは確か。降り立ちすぐさま広場へ向かうと、巨大スクリーンと共にサロメが上演されていた。
 料金が無料という事もあって、観客数も凄かったですが、それに負けるとも劣らず、屋台の数が凄かった!! そこでハイネケンビールやボイルウィンナー、ザワークラフト(キャベツの酢漬け)、その他いっぱい頼んでみんなで持ち寄った。お喋りもお酒も進む進む(^^)
 9年前にウィーンへ行った時は、オペラ座(だったかな?)の前で、オペラの当日立ち見をするために4時間も待って(しかも極寒の2月)、オープンと同時に会場内へ走って向かい、自分の立つ所の手すりにハンカチを結って場所を確保した。でもこの野外オペラを知っていたら私はきっとあんなに待つ事は無かっただろう(笑)

 正直言って、サロメの演目の内容は覚えていません、、、と言うより見てません(一部の方にはひじょうにもったいないと思われることでしょう)。しかし、国籍問わず、みんなでわいわい楽しめた事が凄く嬉しかったです。後半は英語なんか何処へやら。みんな自分の国の言葉や英語も方言になっていました。言葉なんて関係ないなって思いました。
 その楽しかった興奮や憤りを個々に抱えてユースへ向かいました。オーストラリア人の男の子が、『明日ウィーンを出るし、今夜が最後だからドナウ川を見てから帰る』との事で6人で帰りました。
 帰ってすぐ、前日の疲れもがどっと出た。考えてみたら飛行機で一睡もしなかったから徹夜になっちゃったよ(^^; シャワーを浴びる間も無く気を失うように就寝。

 翌日はお昼のプラハ行きの特急の予定に。
 午前中にシャワーを浴びて身支度。ルームメイト達と何度も抱き合って部屋を出た。
 ヒロも午後からのブダペスト行きの特急だった。しかし彼の国際特急は違う駅から出発なのでユースの前のトラム乗り場でお別れ。熱く握手を交わし、お互いの旅の無事を祈り別れた。

 南駅で特急の予約。次は待ち焦がれていたチェコ・プラハ。どんな事が待っているのだろう。
 キオスクのおばちゃまからりんごとお水を買い特急に乗り込む。
 さあ、出発!! 自分探しの旅に出発!!






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