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2008年07月05日
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カテゴリ: 本に親しむ
 著者はもう70歳を過ぎたし、狙われたらそれでもいいと

自身が今、話さなければならないこととしての思いを書き
上げている。

 当初は「くたばれ○○党」というタイトルにしようと思ったが、
途端に総理が辞任して、本が出るまでに党が存続しているか
心配になり、じゃあ「くたばった○○党」にすればと娘に言われた
という。結局、タイトルはおとなしく「日本人の良識」になった
経緯が前書きに記されている。



 内容はおよそ以下の目次から推察できるのでは‥

 第一章 良識と常識の違い
  1.良識のない日本人
  2.主体性と批判精神
  3.自分の意見のない日本人
  4.狼と羊の民主主義
  5.「一人でも反対なら橋はかけない」
  6.医療行為は人間性に対する攻撃である
  7.患者を見ずに病気だけを見る西洋医学
  8.病気と仲良くしよう
  9.学校教育は人間性に対する侵襲行為

 11.まことにおかしな「喧嘩両成敗」

 第二章 こんな日本に誰がした!?
 12.終わりの始まり
 13.経済成長路線を走り続けた日本
 14.「人はパンだけで生きるのではない」

 16.「怠ける権利」を要求すべきだ
 17.庶民のあいだにあるやさしさ
 18.友達意識とお互いさま意識
 19.ノルマの社会主義・競争の資本主義
 20.終わりの終わりがやって来た

 第三章 人間らしき生きたい
 21.わが心のうちに地獄も天界もある
 22.競争原理が通用する世界が地獄
 23.二人に一個のパンしかないとき
 24.カルネアデスの舟板
 25.布施とは喜んで捨てること
 26.布施とはむさぼらないこと
 27.仏教者の生き方

 外国で生活をしたことがないので、書物やメディアに頼るだけで、
日本人独特の考え方をダイレクトに比較対照ができないが、
ここ数十年の日本社会の動向と日本人固有の気質により、日本社会が
破綻の危機に瀕しているという筆者の切迫感が感じられる。

 現代を生きている一人として、確かに耳の痛い部分はあるが‥‥。

 今の社会での一部行き過ぎた無節操な風潮を突いた本である。

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最終更新日  2008年07月05日 12時20分30秒
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