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2008.11.28
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テーマ: 世界への旅(324)
カテゴリ: インド

2008年11月26日(水) 70日目

本日も、1日ツアーに参加することにしました。
ツアーは、なんつっても、効率よく、廻れることに、魅力があります。

例のにっくきフロントのいるホテル・カルティキの前でバスを待ちます。
昨日、同様20分過ぎてもバスは来ません。
昨日は、定刻25分を過ぎてバスが来たのに、今日は来ません。

にっくきフロントに会いたくありませんが、「バスが来ねぇー!」、と言いに
行きました。そいつは、「すぐ来るから待っておれ」、と言いおります。

35分過ぎてもバスは来ません。もう一度言いに行くも上記の繰り返し。
45分過ぎて、もう、完璧、あったま来ました。
「バス会社に連絡せぇ!」、とにっくきフロントに大喝しましたです。

本日のツアー、どうしても参加せねばならない理由があるのです。
実は、昨日の、美しき日本女性の二人連れ、このツアーに参加して
いるのです。昨日、聞きました。本日、又、会える。それを楽しみに、
眠れない一晩を過ごしたのです。

昨日の別れ際、「又、あした~!」って、吸い込まれそうな笑顔で手を振って
くれたのです。我が顔が、10cmほど、前に動いてしまったほどです。
故に、絶対、ツアーに参加せねばなりませぬ。


にっくきフロント、渋々、電話をかけています。電話が繋がったら、受話器を
僕の方へよこします。アホですね、こいつ。
「アホ! お前からチケット買ったのだ! お前が話をつけよ!」、又、大喝
しました。何やら、話していました。

にっくきフロント、責任感などかけらもありません。
すぐ近くなので、「その旅行代理店へ行け」、と言うばかりです。


普段なら、徹底抗戦するのでありますが、「時間は過ぎる→美人二人連れに
会えなくなる。」、この構図が頭をよぎって、代理店へ急ぎました。

「バスはいつ来るんじゃ! 45分も待って、まだ来ないぞ!」、といきなり
大喝です。彼らは、慌てて、どこやらへ電話しています。にっくきフロントとは
対応が違います。受話器から顔をあげ、「もう、バスは、とっくに行ってしまった!」
と言ってから、しきりに、「ジャパニーズ、ジャパニーズ!」、と相手先に言ってます。

もう、この時は、ツアーへの参加は、ほぼ諦めていました。定刻の1時間近くが
過ぎているのです。もう、ツアーバスは、ずっと先の方へ行っているでしょう。
後は、如何に、払い戻しプラス慰謝料をせしめるか、若しくは、どこかをタダで
観光させるか、そっち方面を考えていたのです。

そしたら、車で、ツアーバスを追いかけて、ツアーに参加して貰う、と言うのです。
「お! そうか。」、諦めていた美人二人連れ(以降、和風美人と言う)に会えそうです。
そこの一番の責任者、渡したチケット、返してくれません。マネージャーが
付いて行くから、問題ないと言いおります。心配はありましたが、先を急ぐので、
そのまま出発しました。(大丈夫か? チケットなしで?)

運転手と、マネージャーとか言うのが一緒です。
「飛ばせ! 飛ばせ!」、と助手席で、手に汗をかきながら、叫び続けます。
運転手も、素直です。ぶっ飛ばします。

「お! あぶねぇー! ちょっとスピード落とせ!」、ったく勝手な客です。
素直な運転手、安全運転に戻りました。
こんな所で事故でもおこされては、元も子もありません。

途切れ途切れの会話で確認したのは、「ダウラターバード砦」へ向かって
いるとの事です。市内から、10数キロあるって言っています。

着きました。砦です。空が青いです!真っ青です!

01 S6300552.jpg





「じゃー!」、運転手とマネージャー、帰ろうとしてます。
「待て、待て!」、ここで帰られては、チケットもないし、ツアー参加の証明する
ものが何もありません。カトマンドゥで騙され、「決死の49時間バスの旅」に
なってしまった、苦い経験もあります。

「バスの運転手と話が付くまで、絶対に帰ったらいかんぞ!」、と指示します。
すると、「ここで、あんたも待つか?」、などとのんびりした事を言うのです。

「何の為に、ツアーに参加したんじゃ? 砦をみなけりゃー、意味ない!」
すると、絵葉書売りを連れて来て、彼が中にいるガイドまで連れて行くと
言います。それで、そっちへ歩き、入ろうとすると入場料が100ルピーも
必要です。

「あ、まずい、ますい!」
ここに、何時までいるのか分かりません。絵葉書売りに聞くと、12時まで
ここにいるって言います。しかし、全く信用出来ません。

それで、また、マネージャーが待っている所まで、戻りました。面倒な事です。
バスの運転手も一緒に居ました。集合は、11時半と確認出来て、今は、
10時45分。まだ45分あるので、やれやれ、一安心。

これで、ツアー参加、OK、問題なし! さぁー、和風美人のいるツアーに
追いつこうと、振り向き歩き始めましたです。

そしたら、新たな問題発生。

座席がない、と運転手が言っています。昨日と同じです。
オーバーブッキングです。
運転手の所の席があるし、昨日と違って、10分おきに止まるようなツアー
だから、良いだろう? とか、何とか言っています。
今は、一度は、諦めた和風美人に会ったも同然な所まで来ています。

時間も過ぎる一方だし、文句言っている暇も、交渉している暇もありません。
「半額返せよ!」、とだけ言って、入場門へ急ぎました。」


大砲がありました。写真だけ撮って、先を急ぎます。

02 S6300553.jpg






何やら門があり、塔が見えました。が、先を急ぎます。

03 S6300554.jpg






ヤギが、こんな高い塀の上にいます。でも、先を急ぎます。

04 S6300557.jpg






おー! いました! 小柄な方の、和風美人Bさんです。
ほっそりとした脚は、昨日のままです。(当たり前じゃ! 1日で痩せるか!)
ツアー団体の、一番後ろを、ゆったりゆったり歩いています。

僕は、「ほぉー」、と数回、深呼吸をして、息を整えました。そして、そんなに
急いだ素振りは、全く見せず(そのつもり)、「こんにちわ!」と挨拶しました。


振り向いて、「あらー! 来ないのかと話していたのです!」、と、これまた、
昨日の笑顔と同じです。いやー、嬉しいですなー、ようやく追いつきました。
まぁ、色々とあるものです。


砦の頂上から見る、雄大な景色。そこを通り抜ける、爽やかな風。
ええなー! 何と、気持ちいいのじゃろ! 

05 S6300563.jpg





あれー? ツアーの人たちを見ると、昨日の、「謎の青年」がいます。
あれー? 昨日の、一風変わった、「謎の女性」もいます。
あれー? さらに、新たな、「タイ風美人」、の日本人もいます。

本日のツアーも、日本人6名であります。


その2に、続く





追記

頂上へ登るときに、真っ暗な洞窟を通りました。「コウモリが沢山いるー!」
とか、皆さん言っています。しかし、僕には全く見えません。

おかしいなー、急いで来たので、目がおかしくなったか? 懐中電灯を
手探りで、ショルダーバッグから取り出して、スイッチ入れても、全く
見えません。

「な、なんだ、ど、どうしたんだ?」 とこれまた、手探りで、皆さんの後を、
追いました。明るい所へ出ても、何だか薄暗いです。

サングラスをかけたままでした。見える訳あえりません。
不細工な顔を、少しでも隠して、和風美人さんに会おうと、サングラスして
いたのです。追いつくのに懸命で、全く忘れてました。

全く、間抜けで、ドジな奴です。 ん? 俺のことか? そうだった。
俺の事です。 







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Last updated  2008.11.29 00:45:15
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