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本日も、得意のチャリを借りて、ウダイプルを一周して来ました。
この町は、坂道が多く、全部乗って走るのは、難しく、押して登った所も
結構ありました。
まず、ビチョラー湖に浮かぶ、島の宮殿を見に行きました。
この町には、ビチョラー湖と、ファテー・サーガル湖と二つありますが、
二つ共、人造湖です。16世紀、ムガル帝国の攻撃を受けて、チットールガルを
追われたメワールの王、ウダイ・スインは、ここに都を移し、川を堰き止めて、
人造湖を作ったのです。
水がなければ、多くの人々が生活出来ませんから、賢明な王であります。
それが、延々と今の世でも、貴重な水として、使われているのであります。
次に、ウダイプルのハイライト、シティー・パレスへ行きました。
ここは、今でもマハーラーナの住居として使用されているとの事ですが、
その一部が、博物館として、一般公開されております。
このパレスは、高台にあるので、町が一望出来ます。
反対側を見れば、人造湖のビチョラー湖が見えます。
自分で作った、湖を見ながら、食事したり、眠ったり、休んだり、王様で
なければ出来ない事ですねー。
昨日、あまりに静かで、良い雰囲気だったので、ファテー・サーガル湖へ
もう一度来ました。同じく、静かな佇まいであります。
「侍女たちの庭園」です。
18世紀の始めに、王様が侍女たちの為に造った庭園です。
ブーゲンビリアが美しく、派手やかに、咲き誇っていました。
ローク・カーラ・マンダル民族博物館へも行きました。
ラージャスターン地方の民族衣装や、人形、仮面などが展示されている、
小さな博物館です。
人形劇を行ってくれます。「パペットショー」と言うので、何だと思ったら、
パペットって指人形の事なのですね。一時期、「パペット、マペット」とか言って、
芸人がテレビに出てましたが、そのまんまの名前だったのです。
(今頃、知りました。)
最後が、ジャグデッュ寺院です。お馴染みのヒンドゥー寺院ですが、
ヴィシュヌ寺院で、シヴァはいません。
今夜も、夜行バスで次の目的地へ移動します。
夜行バスの方が、日程的な効率がよく、宿代も必要ないし、おまけに
良く眠れるので、夜行寝台バス愛好家なりました。
但し、全てが、快適な寝台ではないです。
道路がデコボコで、通路側に壁がなかったり、窓にカーテンがないと、
かなり、しんどいです。ですが、椅子席より、身体を伸ばして横になれる分、
当然ながら、楽であります。