◎かなかな日記◎

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オススメ映画

◎オススメ映画 手抜き感想文◎





● 『ラスト・サムライ』

ブラボーッ!!ケン・ワタナベッ!!日本人の星!!彼の存在感、すばらしかったです(涙)。真田広之さん、小雪さんなど、他の俳優さんたちも、とてもよかった。

何よりも嬉しかったのは、日本の良い部分がきちんと描かれているところ。そりゃあ、あんな英語ぺらぺらなサムライがいるかよとか、風景がどうみても日本じゃないぞとか、つっこみどころはあります。あるけれど、気にしない気にしない。ぜひオススメの映画です。

余談ですが、こちらの番組に渡辺さんと真田さんが出演していました。映画では一言も英語を話さない役だった真田さんの英語の流暢なこと!嬉しいびっくりでした。

世界にはばたけジャパニーズ・アクター度  ★★★★★


● 『ロスト・イン・トランスレーション』

日本ではまだ公開されていないかな? TOKYO で出会った孤独なガイジン二人のプラトニック・ラブのお話。ガイジンから見た日本が、本当によく描かれているし、二人の関係もとてもせつない。日本をバカにしているという意見もあるようですが、その逆で、監督の日本への愛が感じられます。ヨハンセン嬢、とっても魅力的。ビル・マーレーはちょっと年取ったな。

海外組はホームシックになる度  ☆★★★★


● 『ファインディング・ニモ』

パパ魚が子供を思うあまり過保護になってしまうところ、泣けます。「子供をもっと自立させなきゃ。でも心配だし」と日々葛藤している身としては。

笑えるポイントももりだくさん。英語版でカモメがえさを見つけると「Mine、 Mine」と鳴くところがいちばん好き。カモメって本当に図々しい鳥だし、鳴き声も本当に「Mine」と言っているように聞こえるから。日本語吹き替え版では「ちょうだい、ちょうだい」となっていて、納得。

英語版でカメはサーファー言葉を話していて、それもすごくおかしいのですが、日本語吹き替え版が「ニイちゃん」を多用するヤンキー系のカメになっていたのはご愛嬌。このカメのお父さん、田中邦衛に似てます。

それから水槽の中の「ワナハカルギ山」。実は、「ワナハカルギ」って、英語では「痰を吐きたい」という意味です。ははは。

点数:
親はつらいよ度  ★★★★★


この写真は、メールでまわってきたブラックジョークです。題名は、「They found Nemo(ニモがこんなところに!)」。

Nemo


● 『キル・ビル』

えーっと、新着といっても旬を過ぎてるんですけど、ご存知タランティーノ映画。こういう暴力的な映画は好みじゃないんだけど、『パルプ・フィクション』はよかったし、ユマ・サーマンとルーシー・リュ―も好きだし、日本ものだし、ということで見に行きました。
暴力シーンの続出で、途中で、もうどうでもいいから腕でも首でも飛んでけーという精神状態になった。ちなみに同行者は友人夫婦と生後四ヶ月の赤ちゃん(♀)。これがのちのち彼女のトラウマにならなければいいんだけど。
日本の描写がわけわからないという批判もあるようだけど、タランティーノの中で日本はああいうふうに解釈されているのでしょう。それなりによかったと思います。
ユマとルーシーの日本語、日本の観客にはどう受けとめられたんでしょうね。こっちでは、皆わからないので、感心していたよ。ユマもルーシーもかっこいい!ルーシーのようなアジア系の女優が出てきたことの意味は大きいぞ。


● 『ロベルト・ベニーニのMr.モンスター』(『The Monster(英語タイトル)』)

けっこう前の映画です。ロベルト・ベニーニ(『ライフ・イズ・ビューティフル』)主演。いつものパターンで、ちょっとした行き違いで連続猟奇殺人犯と間違えられた男をベニーニが演じます。相手役は、いつもの彼女(名前知らない)。彼女は覆面捜査官として彼と同居生活をはじめて、大騒ぎになります。お下品だけど、大笑いできるよ。

● 『ジャーニー・オブ・ホープ(Journey of Hope)』

1990年度のアカデミー外国語映画賞を受賞。希望への旅、というタイトル通り、トルコでの貧しい生活に嫌気がさし、スイスに不法入国しようとする人達のお話。実際の出来事を元にして製作されました。とにかくつらいです。見てください。

●  『カオス・シチリア物語 (Kaos)』

タビアーニ兄弟監督のイタリア映画。オムニバスの形で綴るシチリアの物語は、ときに残酷で、滑稽で、美しいです。エピローグの海の場面がとても好き。


↓今回は、製作者の意図に反して大笑いしてしまった作品です。「え~この映画感動したのに」っていう方は、ごめんなさい。


● 『エビータ』
マドンナ主演。真面目な歴史ミュージカルとして作られたのだろうけれど、喜劇にしか見えませんでした。公開されたとき友人と見に行ったのだけど、アントニオ・バンデラスが急に街角から現われ(しかも毎回違う役)歌い出すのがもうおかしくて。いちおう友人に気を使って笑いこらえていたのだけど、何回目かにアントニオ・バンデラスが出て歌い出したときに、もう我慢の限界。「このひと神出鬼没だよね」と言ったら、彼女も爆笑。あとは 2 人で最後までツッコミまくりながら見て、楽しかったです。


● 『M バタフライ』
ジョン・ローンが女装の中国人スパイを演じます。その彼女(彼)を愛してしまった白人男性。でも実は彼女がスパイで、しかも男性だということがわかり、という大悲劇…のつもりだったのだろうけど、これが大笑い。ジョン・ロ~ン!『イヤー・オブ・ドラゴン』と『ラスト・エンペラー』の麗しい彼がこんなお姿になるとは。これは香港に行った時に友人と見たんだけど、静まりかえる映画館で友人と爆笑をこらえるのに必死でした。だって画面に大写しになるジョン・ローン、ぜんぜん女性に見えないのよ。相手役(『ダメージ』のジェレミー・アイアンズ。女性に痛めつけられる役をやらせたら世界一)もつらそうでした。


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