闘病日記≪2≫
＊＊＊ 闘病日記≪2≫ ＊＊＊
９月２６日(木) 手術の翌日
今日は待望の面会日！
しかし…仕事に学校の役員会，空手…と木曜はスケジュールが立て込んでいる.
子供も行きたいというので，空手の終了後，夜８時頃行きました.
サリーーー！！！元気?!
中に入ると，ショックと気が小さいのとで大人しく寝ていました.
ゲージは点滴をするので，2階建ての上側に入っていました.
私たちが声をかけると寝ていた身体を起こしておすわりし、しっぽを嬉しそうに振り振りしてくれました。取りたてて興奮するでもなく，ワンワンほえるでもなく、
まだ、痛みのせいかおとなしく感じました.ただただ、嬉しそうに座っています.
ご飯もたくさん食べているようだし，散歩も3，4回連れ出してくれているそうです.
ただ、お腹には大きなガーゼが貼ってあり，左腕には血液のにじんだ後がありました.『サリー頑張ったね!！』何だか涙が出てきました.
先生が，『この子はものすごくおりこうさんですね.とても、やりやすいです.』と…
まるで自分の置かれた状況を肌で感じ取っているかのようでした.
せっかく喜んでいるサリーには可愛そうだけど，写真だけ撮って静かに帰ることにしました.ただ、気になったのが，うんちをしないと言う事です.何回散歩に行ってもしないそうです.明日は，夕方頃に行って私が散歩してやりたいと思います.
サリーの切除した腫瘍です.
やはり悪性だそうです.悪性の度合いは6割ぐらいでまだ、処置が早かったので，転移するかどうかはそんなに心配しなくても良い様です.
先生の説明では白くて丸いのが腫瘍でその右下部分がどす黒く変色しています.
これが腐ってきている部分だそうです.腫瘍の中も見せてくださいましたが，少し腐った色をしていました.
今後の治療は抗がん剤を使って転移しないように予防するそうです.
犬は人間ほど副作用がないので，心配ないそうですが，しばらくは手術で心臓に負担がかかっているので用心するとの事.
取って良かったですね！と先生の一言.もし，置いたままだと，大変な事になっていたようです.
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