2004/06/15
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カテゴリ: 読了本
家族狩り5部作の一冊。


「思春期の悩み相談室」の例から始まる。。。。

高校教師・巣藤俊介は、当番の生徒補導もいいかげんにやってしまう性格。
”アフリカのアンゴラやチェチェンでも大勢の幼い子供が死んでいる、ザイールでも大勢の子供が飢え、カンボジアでは古い地雷がいまも爆発している。”
なのに夜遊びする高校生を心配する意味がない。
日本は鎖国をしているわけではない、多くの国に影響を与えている。
なのに、何もしらない・・知ろうとしない日本人。
しかし巣藤俊介も何も心配してない・・・偽善者。

そんな巣藤俊介は、恋人と家庭を作ることに抵抗を感じていた。
馬見原刑事は、ある母子との旅の終わりに、心の疼きを抱いた。
児童心理に携わる氷崎ゆう子は、虐待される女児に胸を痛めていた。
女子高生による傷害事件が運命の出会いへ。。。

***************************
あとがき。。。
「テロや紛争、飢餓や病気の蔓延などは、本当に遠い世界の事だろうか。
日本で起きている殺人や暴力、虐待や自殺、多発する事故や汚職の経済事件、加害者への軽い罰と、被害者を軽視する姿勢・・・それらは世界で起きている悲劇と少しは関連がないのか。目に見えないけれど、実はどこかで繋がっているのではないか。」

現代の日本・・・・
本当に今のようにおバカさんで生きていけるなら良いですが、これから先本当にこのままで日本は大丈夫でしょうか?





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最終更新日  2004/06/15 11:40:15 PM
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