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2011.05.21
テーマ： 自分らしい生き方・お仕事(38433)
カテゴリ： 組織の何が個人に作用するのか
5/19に人と組織の活性化研究会（APO研）の5月定例会をおこないました。
皆さん、ご協力ありがとうございます！ヒヤリングさせていただくかも知れません。その節は引き続きよろしくお願いします。
加護野先生もご出席くださって、楽しいディスカッションとなりました。
組織や集団の「善きこと」には、「組織の仕組み」としてよきことと「個人の機転」によるよきことにわかれるという指摘がありました。
その例として、3.11の震災がおこったときの「善き行い」として
１．トヨタ自動車は各地のトヨタディーラーに一斉に連絡し、各地の道路状況をディーラーから情報を送らせて、無料で情報を公開した
２．ディズニーランドでは、震災が起こったとき、従業員が店舗のぬいぐるみをヘッドギアがわりにするように無料で配った
このふたつの事例は、全社は「組織」であり、後者は「個人の機転」になるのでは、というところから議論が活発になりました。
加護野先生から「C＊＊P神戸のある店舗で、赤ちゃんを抱いたお母さんが授乳室の場所を店員に尋ねた。その店員は『授乳室はありません。かわりに従業員控え室をお使いください。今は誰もおりませんので』と言って案内した。これは個人の機転だが、この判断をどう評価するか。また他の人でもこういう行いができたのだろうか」と指摘がありました。
「機転」ということは善いことではありますが、ある製造現場では「言われたようにやってもらわないと危険だ」という考え方もあります。
「機転」は勝手な判断なのか、それとも人や組織を成長させるものであるのか、興味深いです。
ここから「危機管理」「マニュアル」「評価」「コンプライアンス」「組織管理」「個人の能力」など、いろいろと課題が見えてきます。
「おもんばかり」についての議論も興味深いものでした。
相手のことを思いやる「おもんばかり」は、本来、「善きこと」であるのに、「上司をおもんばかる」あまり、物事の進め方が歪んでいるようなことはないかという指摘です。
情景が目に浮かびます＾＾;)
さて、今朝のTV番組「 ウェークアップ！ぷらす 」で、まさしく「機転」と危機管理の話しが出ていました。
被災地では、自炊をしていないところがあるそうです。理由がばかげていて、自炊をしているところに保健所が来て、「ここで調理をすると衛生法違反です」と言われたため、お湯を沸かすことしかできないというのです。
また、被災地で若者が就業のための助成金をもらうため、なんとビジネスマナーなどの研修を受けないといけないそうです。外は瓦礫の山で、力のある若い人の労力が必要なのに、です。
いったい何に対しておもんばかっているのでしょう。
深いテーマです。
↓寝ぼけた目です＾＾
コロタ posted by (C)かずめ
皆さん、ご協力ありがとうございます！ヒヤリングさせていただくかも知れません。その節は引き続きよろしくお願いします。
加護野先生もご出席くださって、楽しいディスカッションとなりました。
組織や集団の「善きこと」には、「組織の仕組み」としてよきことと「個人の機転」によるよきことにわかれるという指摘がありました。
その例として、3.11の震災がおこったときの「善き行い」として
１．トヨタ自動車は各地のトヨタディーラーに一斉に連絡し、各地の道路状況をディーラーから情報を送らせて、無料で情報を公開した
２．ディズニーランドでは、震災が起こったとき、従業員が店舗のぬいぐるみをヘッドギアがわりにするように無料で配った
このふたつの事例は、全社は「組織」であり、後者は「個人の機転」になるのでは、というところから議論が活発になりました。
加護野先生から「C＊＊P神戸のある店舗で、赤ちゃんを抱いたお母さんが授乳室の場所を店員に尋ねた。その店員は『授乳室はありません。かわりに従業員控え室をお使いください。今は誰もおりませんので』と言って案内した。これは個人の機転だが、この判断をどう評価するか。また他の人でもこういう行いができたのだろうか」と指摘がありました。
「機転」ということは善いことではありますが、ある製造現場では「言われたようにやってもらわないと危険だ」という考え方もあります。
「機転」は勝手な判断なのか、それとも人や組織を成長させるものであるのか、興味深いです。
ここから「危機管理」「マニュアル」「評価」「コンプライアンス」「組織管理」「個人の能力」など、いろいろと課題が見えてきます。
「おもんばかり」についての議論も興味深いものでした。
相手のことを思いやる「おもんばかり」は、本来、「善きこと」であるのに、「上司をおもんばかる」あまり、物事の進め方が歪んでいるようなことはないかという指摘です。
情景が目に浮かびます＾＾;)
さて、今朝のTV番組「 ウェークアップ！ぷらす 」で、まさしく「機転」と危機管理の話しが出ていました。
被災地では、自炊をしていないところがあるそうです。理由がばかげていて、自炊をしているところに保健所が来て、「ここで調理をすると衛生法違反です」と言われたため、お湯を沸かすことしかできないというのです。
また、被災地で若者が就業のための助成金をもらうため、なんとビジネスマナーなどの研修を受けないといけないそうです。外は瓦礫の山で、力のある若い人の労力が必要なのに、です。
いったい何に対しておもんばかっているのでしょう。
深いテーマです。
↓寝ぼけた目です＾＾
コロタ posted by (C)かずめ
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