♪かずおんの部屋♪

私の夢。

　私の夢は、ささやかながら、学校の教員になることです。実は、ここ数年、ずっと採用試験なるものを受けていますが、現実は厳しいものがあります。自分自身がそこまで（あらゆる意味で）勉強できていない、というのが最大の敗退理由なのでしょうが、少子化の波に押されていることが大きいでしょう。

　どうして教員になりたいのか、それは、中学校のときに経験したいじめ（といっても、今ほど陰湿なものではなく、せいぜい男子や女子の一部に嫌がらせをされたぐらい）で対応してくれた先生方の影響です。これといって大きなことはしなかったんですよ、先生方って。でも、普通に親身になって話を聞いてくれたり、秘密の手紙を交換してくれたりして、そんな些細なことだったんだけど、それだけでも安心できた。そんな、さりげない、でも真剣に向き合えるような教員になりたいなぁ、って子ども心に思ったのです。勿論、先生方のほかに、周りの友達にも随分と支えられました。別に、たった一人の友達でも、自分のことを信じてくれている、と思ったら、本当にありがたいものです。

　かずおんは中学校の音楽の教員になることを目指しています。音楽は小さいときから好きだから。そして、中学のときの音楽の先生にも影響を受けました。すごくサバサバしていて、かっこいい女の先生でした。今でもことあるごとにお世話になっています。そして、もう一人、教育実習に行った先の音楽の先生。彼女もまた、サバサバしていて、好感の持てる、人間味のある先生です。昨年、たまたま私の勤務（非常勤で）していた校区の中学校で働いていて、それ以来、連絡を取り合うようになりました。２人とも、楽しい授業をしていて、生徒に音楽の楽しさを通して生徒との関わりをもっているように感じました。そんな教員に私もなりたいです。

　ここで、かずおんの本業、ピアノの話を。たしか、５歳ぐらいからピアノを習い始めたような記憶があります。当時は宮崎に住んでいたんだけど、競争社会。「私はバイエルの何番」「私はもうブルグミューラーに入った」って、レベルを競っていたんだ。かずおんもその中の一人。今となっては、なんてことを・・・、と思うんだけど（笑）。学校帰りにレッスンに行ってて、弾けないと怒って帰ってたの。ものすごい負けず嫌い。これは大人になった今でも基本的には変わらない。さすがに怒って帰ることはしなくなったけど（爆）。そんなもんだから、小学校のときに習ってた先生には５年生のときだったかな、ある日突然、電話で「もう、レッスン出来ません」とクビにされちゃった。これ、ホントの話。

　中学校のときに福岡に引っ越してきて、ピアノを再開しました。そのときの先生は弾くことをの楽しさを教えてくれたよ。技術よりも楽しさ重視の先生だったから、かずおんは調子に乗って、「自分って上手いんだぁ」なんて思い始めました。その先生には高校に入るまでレッスンして頂いてました。

　高校入学。進学校だったため、入ってすぐ、進路希望調査。世間の厳しさを知らなかったかずおんは、恐れ多くも第一志望に東京芸大なんて書いたりして・・・（赤面）。しかし、担任の先生は温かかった。「何事も志は高く」そうです、そうです！！　

　高校のときについた先生は厳しい先生でした。厳しいんだけど、的を得ているので、何もいえなかった・・・。根は優しい先生なんだよ。ちょっと近づきがたいところもあるんだけど。

　高校卒業して、受験に失敗したので、短大で声楽を勉強し、それからとある音楽大学へと進学しました。すごい、って思うでしょ？　でも、これも実は失敗しているんだなぁ。音楽大学の中はいろいろあって、楽器を中心に学ぶ学科と教育を中心に学ぶ学科がありました。勿論、私は楽器を中心にやりたくて、ピアノ科を受けました。併願で教育学科のピアノ専攻も受けたんだ。で、結果、ピアノ科は落ちて、教育に行くことに。負けず嫌い、ショックでショックで、でも、次年度は無理、といわれ、教育学科入学。今となってはそれでよかったと思っています。心から。教育に関することを学ぶ一方で、下手の横好きでもいいやん、と、ピアノも自分なりに懸命にやりました。これに関しては、また、ページを設けましょう。これだけで長くなってしまうから。

　今は卒業してしまったので、レッスンに行くことは滅多にないんだけど、大学のときの先生とは今もお付き合いさせて頂いています。その先生についてなかったら、私はピアノをとっくにやめていただろうし、考え方もかなりきついものになっていたように思います。

　勿論、ピアノは今も続けていますよ。下手の横好き、それでもいいじゃん（某ＴＶのぱくり？）、って感じです。教員になることも夢だけど、おばあちゃんになってもピアノを弾いていたい、これもまた、私の夢であり、目標でもあります。それもこれも、今まで出逢った、さまざまな先生方のおかげ。そう考えると、人との出逢いって、一生を左右するものなんですよね・・・。

　おっとっ！！　堅苦しいものになってしまった。。。そんなつもりじゃなかったのにぃ。