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鐘楼門
布袋様(家庭円満の神様)
浄智寺
臨済宗円覚寺派・淨智寺が創建された十三世紀の終わり頃の鎌倉は、
北条氏の勢力が極めて盛大で禅宗が栄えた時期であった。
淨智寺は、鎌倉五山の第四位である。
鎌倉幕府五代執権・北条時頼の三男・宗政が29歳の若さで弘安四年(1281)に没し、八代執権・北条時宗が弟の菩提を弔う為に、その夫人と子・師時を開基として建てた寺である。
延文元年(1356)の火災で,当初の伽藍は焼失したが,室町時代には方丈,書院,法堂など主要な建物や塔頭があった。
しかし関東大震災で殆ど,倒壊し,現在は三門・楼門や新しい仏殿・方丈・客殿等が伽藍を形造っている。