ふらりかずたま ひとり言 

ふらりかずたま ひとり言 

2012年06月22日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
精神面で揺らぎ続け、階段では体が揺らいで足首と手首を捻挫。気分が滅入ってブログ更新もせず2週間。「これではイカン」とキーボードに向かっています。

nenza.JPG
足首と手首、シップの上からサポーター。腰も右肘もシップだらけ

発症してからまもなく180日の節目を迎えます。この日を以って医療保険が適用されるリハビリは終了。あとは介護保険によるリハビリを長期間・細々と継続していくことになります。

発症直後は「急性期」といわれ発症から1カ月以内が目安。この時期のリハビリは機能回復の効果が大きいとされ、私の場合は発症4日目からスタートしました。

そこから6カ月までは「回復期」と呼ばれ、機能回復を図るとともに、仕事や生活の可能性・目標を見極めながらリハビリを進める時期とされています。
ある医師は「患者とその家族は、回復期リハビリで元通りの機能が回復すると誤解している。回復期リハビリの目的は、患者が自宅に帰り、在宅で生活ができるようにすること。失われた機能の回復に努めるが、機能が十分に回復しない場合でも他の方法や手段で身の回りのことができるようノウハウを身につけることが目的」といいます。

6か月以降は「維持期」といわれ、今以上の機能回復は望めないとされています。急性期・回復期に獲得した機能をできるだけ長期に維持することで、安定した日常生活を送れるように支援するのです。この時期までに回復しなかった機能は後遺症として残ります。

保険適用のリハビリに足切りが設定されたのは2006年。病気によって上限日数は異なりますが、「これ以上面倒見ても機能回復はない」と厚生労働省に断定されたのです。なんだかひどい話です。

2月8日以降、週3回の通院リハビリを続け、リハビリというより筋トレといっていいほどの訓練を行い、自宅でも自主トレを行ってきました。結局、左手と左脚の機能は元通りにはなりません。先日、循環器の医師から「これ以上は機能回復しませんから」とあっさり宣告されてしまいました。

ponzu.JPG
ca不足だから苛つくのか? 食塩・防腐剤無添加の煮干(左)、手作りの温野菜用おろしポン酢。半年間ガンバってきたんだけどなぁ、後遺症は仕方ないのか…

周囲の人は「歩き方など分からないくらい戻った」と言ってくれます。


これまで使ってこなかった介護保険を使って週1回リハビリに通えないか、リハビリ担当医の配慮で特例的に「通院リハビリ」を延長できないか(そのような特例があるそうです)、介護保険対応しているスポーツジムはないかなど、ケアセンターの担当者、病院のリハビリ担当者と相談しているところです。

走れるようになることにどれだけの意味があるのか自分でも分かりませんが、明けても暮れても「ああ、走りたい」と思っている私です。

機能回復に関わる精神的な揺れはそのうち収まるのでしょうが…、収まりのつかないのは野田政権の狂ったような消費税増税と原発稼働再開。私をさらに痛めつけます。何が野田総理を凶暴化させているのでしょうか? 次回です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2012年06月23日 22時02分48秒
コメント(7) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:後遺症!  心も体も揺らいで・・・(06/22)  
r21malta  さん
180日闘ってきて、維持期とは・・・。
交通事故の障害と同じなんですか・・・。
なんとも悔しい現実ですね。後遺症と言っても自分のは外因性だから受け止め方が違うんでしょうが、あとは精神的に克服していくというのがつらいですね。頑張ってくださいとしか、言えないのが、もっと悔しいです。 (2012年06月23日 19時34分49秒)

何故?  
山デジ  さん
心中お察しします。

現実を如何に受け入れられるか...。精神の原点の葛藤がありますね。


以下の事、考えた事が有ります。

生まれつき又は後天的に障害を持つ人や持った人が言う。

『何故私(俺)なの。何も悪い事はしていないのに...。』
『神様は何故差別するの。』

この問いに明確に答える人は居ません。出て来る答えは、『現実を受け入れて、希望を捨てないで出来る範囲の事で前に向かおう。』。

勿論間違いでは無いしそう有るべきです。しかし、何故?に対する答えでは有りません。


私也に答えは出ましたが発表出来ません。それほど過酷。
(2012年06月23日 20時18分48秒)

:後遺症!  
釣りお爺  さん
統一されていない、医療機関の方針には私も疑問が有りました

病気前は老人福祉施設に勤めていて介護保険の活用内容がその都度違う事を内から見ていて疑問に思ってました、

病院では「急性期」を重視してますが・患者の結果は本人しだいとされ、その後のリハビリ「回復期」も追い出した病院側は後遺症を福祉施設えと転移し「日常生活の復帰」と結論つけているのが実情です。福祉施設では「日常生活の復帰」が目的とされてますが実際の(利用者)は以前の体に機能回復出来ると願って通います、
したがって病院と施設との関係は病院側の最後まで支持をする介護計画を作成するのが正しく、医師とコンタクトを取る「介護福祉師」ですが福祉師のシャジ加減で左右されいるのが現実でした。
今後もリハビリに頑張って下さい。病は気から。 (2012年06月23日 23時53分21秒)

Re:後遺症!  心も体も揺らいで・・・(06/22)  
こんにちは。

手首、足首の捻挫されていたのですか。お見舞い申し上げます。
リハビリと効果のギャップに苛立ちを感じる気持ちがよく伝わってきます。
精神的に弱い私に置き換えてみた時、どのような気持ちでいられるのだろうか、どうなってしまうのだろうかと考えさせられております。
かずたま58さんのような強い精神力や指導力のある方の生き方をみて大いに勉強させて頂いております。どうか焦らずにリハビリを続けて頂きたいと思います。
(2012年06月26日 11時34分56秒)

Re:後遺症!  心も体も揺らいで・・・(06/22)  
こんにちは。

手首、足首を捻挫されておられたのですか。お見舞い申し上げます。

リハビリと効果のギャップに苛立つお気持ちがよく伝わってきます。
精神的に弱い私に置き換えて考えると、どのようにリハビリをして日々を過ごしていけるのだろうか、自分には耐えられるか心配でたまりません。

失礼ですが、かずたま58さんのような精神的にも強い方の病気に対す対処やリハビリ生活など克服に向って頑張っておられる姿に感動しております。どうか焦らないで下さい。
(2012年06月26日 12時12分05秒)

皆さん、ご心配おかけしています。  
手足のサポーターは外しました。動作によっては痛みが出ますが、きっと大丈夫だろうと判断して、リハビリでの負荷を元に戻しました。

180日ルールの特例を医師に認めてもらいました。1カ月だけですが延長でき、10回程度はプロの指導下でリハビリを続けられます。その間に、介護保険が適用されるよう努力します。

心の揺らぎを抑え込むことに必死になるのでなく、揺らぎ自体を受け入れながら生活できるようになりたいと思います。
「…ねばならない」に拘らない生き方に切り替えられれば…。
(2012年06月26日 16時36分01秒)

捻挫、お大事に!!  
blackberry2  さん
「180日」でひとくくり。。。人それぞれ症状も回復の度合いも意欲も違うでしょうに。。。
天気図を読んじゃうかずたま58さんのことですから、いろんな方に知恵を借りたり情報を集めていい方へ進むことでしょうが、
だからといって焦り・焦燥感が消えるものではないと思います。
どうかいつものユーモアと笑顔をお忘れになりませんよう♪(祈
(2012年06月26日 22時43分39秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: