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●泣き入りひきつけ● ・症状 赤ちゃんが激しく泣いている最中に突然 呼吸が止まった ようになり、 顔色が紫色 になり 全身を突っ張る ことがあります。 ひきつける時間は1分以内です。 ・治療方法 病気ではないので、とくに治療の必要はありません。 激しく泣き出した時は、抱っこして別の場所に移動したり好きなものを見せて気持ちを 切り替えさせてあげましょう。
●熱性けいれん● ・症状 熱が急激に上昇する時 、あるいは 39~40度の高熱に達した時 に全身のけいれんを起こします。 けいれんが起こると、両手両足をピーンと突っ張り、全身の筋肉が硬直し手足をガクガクと震わせます。 白目をむいた状態になり、顔は青く呼んでも返事はしません。 けいれんは数十秒から長くても5~6分です。 熱がないのに5分以上も続くけいれんを起こした場合は、 てんかん を疑います。 ・治療方法 赤ちゃん・子供の衣類を緩めて、胸やお腹を触って熱の有無を確認します。 けいれんが落ち着いたら病院で診察を受けましょう。
●てんかん● ・症状 熱がない のにけいれんを起こします。 発作は 突然意識を失い、手足や全身が突っ張り、体が震え ます。 目は白目 になり、数秒から数分続きます。 けいれんは左右対称 に起こります。 ・治療方法 てんかんの診断には脳波の検査が必要です。 てんかんのタイプに合った抗てんかん薬を毎日服用します。薬を勝手にやめると、かえって ひきつけを起こしやすくなり危険です。
●点頭てんかん● ・症状 赤ちゃんが 急にうなずくように首を前に倒し、コックリコックリ します。 口をモグモグ させたりを何回か繰り返します。 体がのけぞったり、両手を前に出して 何かに抱きつくようなしぐさ もします。これらを連続的に何回も繰り返します。 笑うようになっていた 赤ちゃんが無表情になる のも特徴です。 ・治療方法 発作を早く止めることが大切です。てんかんと同様に脳波の検査をし、抗てんかん薬を服用します。