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⑦外来語の言い換え語例 <ア行>




⑦外来語63語言い換え例

国立国語研究所が25日公表した外来語(カタカナ語)に関する提案(中間発表)は、「読み手の分りやすさ」を最も重視し、63語の日本語への言い換え例を示した。

外来語の安易な多用に警鐘を鳴らした内容で、行政庁の文書や新聞・雑誌などの表現にも幅広く影響を与えるものとみられる。

言い換えの際には、「世代による理解度の違いに配慮を」「場面により言い換え語の選択に工夫を」など四つの留意点を挙げたが、その背景には、外来語特有の事情がある。

例えば、「インパクト(=衝撃、影響)」の場合、世論調査では、50歳代以下の8割以上が「意味が分かる」と回答している。しかし、60歳以上では、理解できる人が約5割に低下する。


(読売新聞12月26日付け)より


外来語語言い換え例 [ア行]


アイドリングストップ
<停車時エンジン停止> 車を運転しない人には分かりにくい。
説明を付けるなどの工夫が必要。

アウトソーシング
<外部委託、業務委託> 部品などを外部から調達する意味で使われる場合は、
「外部調達」との言い換えが適切。

アクションプログラム
<実行計画、行動計画、実行手順> 「マスタープラン」(基本理念、基本計画)」と対で使われる場合も多い。

アクセス (情報、市場などの場合)
<接続、接近、利用、参入> コンピューターに関する分野では、法律名にも使われており、定着しつつある。

アクセス (交通などの場合)
<交通の便、交通手段、到達手段> 「山岳地帯でアクセスが困難」は、
「交通が不便」などと表現を換えるべきだ。

アジェンダ
<議題、課題、行動計画> 施策の名称などで使われる場合も「アジェンダ○○(○○行動計画)」のように説明を付けるのが望ましい。

アセスメント
<査定、影響査定、影響評価> 「環境アセスメント」などは定着しつつあるが
、「時のアセスメント」は「事業再評価(時のアセスメント)」のように説明するのが望ましい。

アナリスト
<分析家、分析専門家> 「証券アナリスト」など職業名や資格名として定着が進んでいる語もある。

アメニティ
<快適性、快適さ、心地よさ> 居住空間の住み心地のよさなどを指すが、ホテルで歯ブラシやシャンプーのセットを「アメニティセット」と言うことも。

インキュベーション
<起業家育成、起業家支援、新規事業育成、新規事業支援> 「インキュベーション施設」などと使う場合、「インキュベーション施設(起業を支援する施設)」と説明を付けるべきだ。

インサイダー
<内部者、部内者、内部> 証券分野で「インサイダー取引」は定着しているが、インサイダー情報などは「内部情報」などと言い換えたい。

インターンシップ
<就業体験、就業実習> その仕事に職業として就く予定の場合は「就業実習」、その可能性がない場合は「就業体験」と使い分けたい。

インタラクティブ
<双方向の、双方向性、双方向的> 世論調査では意味を理解している人は10%以下で、一般的には使わないのが望ましい。

インパクト
<衝撃、影響> 定着度は比較的高いが、読み手が高齢者や不特定多数の場合は、そのまま使うのは避けた方が良い。

インフォームド・コンセント
<納得診療> 原語の概念を過不足なく言い換えられる語はないが、患者の視点に立てば、「納得診療」が分かりやすい。

オピニオンリーダー
<世論先導者> これまでも行政庁の白書に「アジア太平洋地域諸国のオピニオンリーダーの招へい」などと用いられている。

オンデマンド
<注文対応、受注対応> 「オンデマンド出版」は
「オンデマンド(注文対応)出版」などとすれば分かりやすい。



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