
ベトナム戦争は、1960年から15年間泥沼の戦闘が続いた。代理戦争だった。南北ベトナム人の200万
人が犠牲となり、米軍が介入し米兵が54千人戦死し、米国は、1500億ドルの戦費が注ぎ込まれたが小国に敗れた。
何故か?不条理な戦争を仕掛けたからだ。
以前「エノラゲイ」の特集があり、アメリカの少女が「原爆投下」を正しかったと主張していた。どうやら
いまでもアメリカの一般的世論らしい。原爆投下は終戦を早め、将兵を救ったというのが彼等の主張だが、
わざわざ
エノラゲイの乗組員が今年も「われわれの遣ったことは正しかった」との声明を毎年繰り返していた。
200万人と5万4千人とでは比較にもならない。
原爆投下は、たとえどれだけの論理を積み上げようと、それは人類への反逆であり、
すべての人道主義に対する否定であろう。それを許すのであれば人類は、何も未来を語
る資格さえないだろう。原爆の廃絶、そう決意しなければ、人類の生き残るべき余地はないだろう。
「偏見」が悪なのは、それが平和に最も遠いからであり、人類を崖の淵に追い込むものだからだ。
ベトナムは、200万人の犠牲の上に建設された共和国であり、圧倒的な敵と不屈の精神をもって闘
ったひとびとの誇り貴き子孫だ。歴史が証明した、「正義は勝つ」ことを。