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2011.01.05
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便器と言えば、TOTO、だと思っていたら、パナソニック電工が、


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「便器の王者」TOTO脅かすパナ電工の躍進
月刊FACTA 2010年1月5日(水)10時51分配信 yahooニュースより

便器といえば陶器製がまず頭に浮かぶが、これまで陶器メーカーのTOTO、INAXの2強がそれぞれ6割、3割を握っていた国内市場に、地殻変動が起きている。人口減、住宅着工減から市場全体が縮小する中、唯一成長している給水タンク・便器一体型のタンクレス・トイレ市場で、パナソニック電工が大躍進。業界初の樹脂製トイレ「アラウーノ」でシェア30%を獲得。INAX(30%)と肩を並べ、「便器の王者」TOTO(40%)をも射程内に入れた。

パナ電工のアラウーノは、上部の温水洗浄便座と下部の便器が、硬度を補強した有機ガラス系樹脂で一体成型されている。樹脂は陶器に比べて水垢(輪じみ)がつきにくいうえ、家電製品などと同様に金型で打ち抜くため、寸法精度が高く、便座と便器の隙間がほとんどできないのが特徴。陶器は土を固め、高温で焼き上げる過程で5%程度収縮するため、寸法精度が低く、便座と便器の間の隙間に汚れがたまりやすい欠点がある。便器を洗浄するための洗剤の注入口も陶器製便器では焼成できないが、樹脂製なら難なくつけられる。
以下省略

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ポーターのファイブフォース分析の、「代替品の脅威」にさらされている。

便器と言えば、「陶器」が当たり前で、それ以上のことはなかった。
しかし、パナ電工は、その常識を覆して、一機にシェアを拡大したということだ。

陶器は、
・形成に制約がある、
・黄ばみなどの汚れを取るのが大変
・重たい。施工が大変
ということがある。
樹脂の場合は、自由に形を変えられる。
樹脂になれば、いままでにない奇抜だったり、デザイン性に優れた便器が出てくるだろう。


今の日本企業や日本人には、こんな発想、大切なんじゃないだろうか。

思考の柵から解き放たれなくてはならない。





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Last updated  2011.01.05 16:47:11
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