以前からスマホではキーボード入力するよりも音声入力を使用することが多くなっていたた。認識率が結構高くて修正する手間もそれほどいらない。スマホでのキーボード操作も入力速度は遅いので、音声入力のほうが早いのだ。
パソコンの方はというと、ずっとキーボード入力で行っていた。パソコンの音声入力についてはスマホを利用したリモートマウスでの音声入力などもこのブログで紹介紹介したし、 Google の音声入力がパソコンでも利用できるということは紹介した。
ただし、紹介して以降、1年程実際には私はGoogleの音声入力を使って文章作成をしていなかった。一旦 Googleドキュメントに文章としてそれを他のアプリケーションに貼り付けるという作業は何となく手間がかかると考えていたからである。
今年になってからもう一度それを使いこなそうと思うようになって、改めてGoogleの音声入力を使うようになった。
使うのは簡単で Google ドキュメントの画面で、上の方にある「ツール」をクリックし出てきた画面から「音声入力」をクリックする。そうすると音声入力用のアイコンが表示されるので、それをクリックすると音声入力が開始できる。
入力するための話のスピードはかなりの速さなのだが、それをきっちりと文章入力してくれるので気持ちが良い。話のスピードは NHK のニュースのアナウンサーの話しているスピードと同じと考えてもらったらいいと思う。
入力した文章で文字の下にアンダーバーがかかっている部分は、表示している以外の候補があるものなので、マウスをそこに持って行き、右クリックするといくつかの別の候補が表示される。その中に正解があればそれを選択すれば良い。文章の訂正を簡単にしてくれる。これも今まで気がつかなかった機能なのだが大変便利だ。
この音声入力を始めてから気がついたのだが、文章を作成するとその後どうしても文章のチェックを必要とする。この文章のチェックと音声入力の音声入力で作成された文章の訂正とは同時に行えるので、それほど余計に時間を必要とするわけではない。そういうことが後になってわかった。キーボードできちんと文章を入れたとしても、やはり何か気がつかないミスがあるもので、それをチェックするのに読み直しは必要なのだ。それよりもキーボードで入れたということだけで、読み直しをせずにミスをほったらかしにしたままにしてしまうことがある。それが防げるという意味でも音声入力を使用するというのは価値があるような気がする。
今後はキーボードをメインにするのではなく、音声入力をメインにして、訂正はキーボードを使うというようなことになるのではないかと思っている。
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